続 秀吉が京都に残したもの 御土居





御土居史跡公園をあとに千本通に出た。 千本通を北に源光庵の方へ上り坂を行くと、「御土居餅」の暖簾を掛ける都本舗光悦堂がある。いわゆる町のおまん屋はんである。 光悦堂は鷹峰旧土居町1番地で、2番地が史蹟御土居跡で、千本通を … 続きを読む
御土居史跡公園をあとに千本通に出た。 千本通を北に源光庵の方へ上り坂を行くと、「御土居餅」の暖簾を掛ける都本舗光悦堂がある。いわゆる町のおまん屋はんである。 光悦堂は鷹峰旧土居町1番地で、2番地が史蹟御土居跡で、千本通を … 続きを読む
お土居が守った願叶わぬものを思い巡らす 障壁画「聚楽第図」や「聚楽城図」にも描かれている「梅雨の井」は、千利休が聚楽第での茶の湯に使った井戸水といわれている。 梅雨になると井戸の水位が上がり、溢れ出すことからその名がつい … 続きを読む
栄華と悲劇の記憶が埋もれた京を謎につつむ 半農半兵の農家に生まれた秀吉は、武将となり天下人となっても、自身の中にコンプレックスがあったのであろうか。 織田家に仕えるまでの経緯については不確かで、秀吉の口承伝記にあっても、 … 続きを読む
うなぎのねどこに詰まった都びとの智慧 初夏の光の風を受けながら横断歩道の信号が変わるのを待つ。 東山七条の交差点である。右前方の勅使門は智積院、左前方の土塀は妙法院である。 その間の広い坂道が東山連峰に向かっている。坂を … 続きを読む
天災人災、気まぐれに巻き起こす歴史のいたずら 「ときは、桃山 天下を夢みた絵師がいた。時代を駆け抜け、伝説となった。」 このコピーに吸い込まれ、東山七条界隈で過ごす日曜日とした。 等伯に、秀吉に、京の大仏を訪ねる一日であ … 続きを読む