地蔵盆





連綿と続く民間信仰の不思議 お盆休みあけ後の24日は、地蔵会(祭)で地蔵菩薩の縁日である。 これを「地蔵盆」と我々は呼び慣わしている。 小生の勤め先のオフィスにも、町内会からお菓子が配られている。 「 町内のお地蔵さんの … 続きを読む
連綿と続く民間信仰の不思議 お盆休みあけ後の24日は、地蔵会(祭)で地蔵菩薩の縁日である。 これを「地蔵盆」と我々は呼び慣わしている。 小生の勤め先のオフィスにも、町内会からお菓子が配られている。 「 町内のお地蔵さんの … 続きを読む
最小単位で受け継ぐコミュニティ文化 盆と正月は暮らしの中に今も生きている、日本の最も古くから伝わる行事である。 仏教が伝わる以前から、いずれも「先祖をお祀りする行事」として行われていた。 仏教伝来後、その影響が強まり、お … 続きを読む
人災を以て末法たらざるべく手を合わす 陰陽師といえば、安倍晴明〈921年〜1005年)の名が夙に知られるが、晴明誕生より遡ること約100年前に、小野篁(おののたかむら/802年〜853年)は平安朝廷に仕えていた。 参議従 … 続きを読む
魔界は人の数ほどの場所や物に存在する 送り鐘が撞かれ、五山の送り火の灯りも落ち、お盆の帰省ラッシュも一段落した。 秋の訪れを待つばかりと言われるが、おっとどっこい、京都には地蔵盆が残されている。 地蔵菩薩の縁日である8月 … 続きを読む
冥土通いで見たもの 8月24日の地蔵盆は今も続いている地蔵信仰の行事である。 この信仰の起源は、苦しむ人々の救済のために、自らが地獄の炎熱に焼かれ、身代わりとなって働いた地蔵菩薩の姿を、満慶上人が見たことに始まっている。 … 続きを読む
乗り遅れたお精霊さんの船 昨夜はお送りなされただろうか。 東如意ヶ嶽の「大文字」、松ヶ崎西山・東山の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、 衣笠大北山の「左大文字」と「鳥居」。 そもそも五山の送り火では、「大」は人を、「鳥居」 … 続きを読む