傍目八目:世の中、見方違えばこう変わる。

「ことば」で遊ぶ

日本語は、ご存じの様にウラルアルタイ語族に属します。トルコをはじめ朝鮮、フィンランド語などと同じ語族です。イスタンブルに住み始めて1年あまり、言葉さえままならぬ暮らしをしているのですが、ちょっと興味深いことに気が付きました。

REAL_mapトルコ語では、いい状態のことを日本語と同様に「イイ」と言い、高いところを「テッペン」、植物の種を「タネ」、外人・よそ者のことを「ヤバンジ(野蛮人?)」と言います。知っている言葉があまりにも少ないために例を挙げることはできませんが、この他にも、きっとまだまだたくさん読み(音)も意味も同じという言葉があるに違いありません。

関西弁は貴族言葉に由来し、関東弁は武家言葉に由来していると言われています。今日ではあまり上品な言葉ではなく、主に男性が使う言葉ですが、動詞の語尾に「よる」をつけることがあります。例えば、「彼は車を買う」という時に「アイツはクルマを買いよる。」と言います。しかし「オレが買いよる。」とか「お前が買いよる。」とかは関西弁では言いません。決まって「よる」をつけるのは三人称現在に限られているのです。トルコ語でも「ヨル」で動詞が完結するのは三人称単数現在だけなのです。

大昔の日本で、果たして「ヨル」という語尾(助詞?)を使っていたのか?その後、貴族もそれを使っていたのか?是非、知りたい衝動にかられています。