御室桜

鼻が低くても人が好く 天然記念物 仁和寺 別名 お多福桜 遅咲きの里桜。大正13年天然記念物法により、名勝に指定された。現在の御室桜は1696年の伽藍再建の折りに植えられたもので、約200株ある。 『わたしゃお多福、御室 … 続きを読む
鼻が低くても人が好く 天然記念物 仁和寺 別名 お多福桜 遅咲きの里桜。大正13年天然記念物法により、名勝に指定された。現在の御室桜は1696年の伽藍再建の折りに植えられたもので、約200株ある。 『わたしゃお多福、御室 … 続きを読む
さくらの国の桜町で春うらら 平城京の頃は花といえば梅であり、平安京で紫宸殿に左近の桜が登場して以来今日に到るまで、花といえば桜となった。 古今東西、日本で誰もが知る最も一般的な花であり、最も愛されている花であろう。桜の花 … 続きを読む
山野の葵、賀茂の水面に船遊び 葵祭が終わると、次の日曜日が「三船祭」である。同日の年もあった。 王朝絵巻行列が皐月の中頃にニ度見れるわけだが、三船祭では往時を偲ぶ巡幸と船遊びが執り行われている。 嵐山渡月橋や大堰川を舞台 … 続きを読む
秋深まり、色増すもみじに歴史の血潮も見え隠れ 京都に始めて入洛される客人に、案内を所望され訪れることになる名所がある。 普段、頻繁に往来するところにある神社仏閣であっても、わざわざ拝観料を払って入ろうとする京都人は稀であ … 続きを読む
自然の美しさが最高峰ブランドの由緒謂れ 時代祭が今年は曇天から雨となった。 秋晴れの中での行列見物しか記憶に残っていない小生は、史実に基づいた本物の風俗衣装が雨の滴に打たれるのを見て、痛々しく思えた。 装束にビニール合羽 … 続きを読む
さくら散る 「京の桜の幕は下りる。」と先週書いた。 枝垂桜から一転して遅咲きの八重桜を求めた観光客も、仁和寺の御室桜が生憎の雨に打たれ落ちたため、さぞ残念な思いをしているだろう。 半木の道の紅枝垂桜も、その紅色が色落ちし … 続きを読む
桜見の基礎知識 独り占めの桜は身近にある。 先週末は風こそあれ好天に恵まれ、花見日和が続いた。 市内の各地は、俄かに蕾が殻割し膨らみ満開見頃となったソメイヨシノに、花見の行楽客が賑わい、桜の下には笑顔が絶えなかった。 舞 … 続きを読む
非公開特別拝観に乗じて、門前菓子 門前料理を食する ものみ‐ゆさん【物見遊山】 物見と遊山。見物して遊び歩くこと。 実に味気なく三省堂大辞林に書かれている。 「寺での修行を終えた後、他の寺へ修業遍歴の旅に出る。」 この意 … 続きを読む
美山の蕎麦より、山つつじを楽しみならのドライブ? 桜吹雪があちこちで舞い出した。 気忙しさと寂しさが織り交ざり、複雑な思いである。 先週末は何処もが見頃で賑わっている。洛北原谷の原谷苑、鷹が峰の常照寺、大原の三千院、下鴨 … 続きを読む