おことうさん
京の迎春準備の習わし 師走を迎えた。 京都の師走といえば、「だいこ焚き」に「煤払い」に「をけら詣り」である。 もう一つと問われると、「始めと終い」をあげたい。 なぜなら、歳時記には「事始め」があり、「しまい○○」が立ち並 … 続きを読む
京の迎春準備の習わし 師走を迎えた。 京都の師走といえば、「だいこ焚き」に「煤払い」に「をけら詣り」である。 もう一つと問われると、「始めと終い」をあげたい。 なぜなら、歳時記には「事始め」があり、「しまい○○」が立ち並 … 続きを読む
〜縁切り神社の絵馬に見る人間の情念〜 清水寺にある地主神社は縁結びだが、東山の安井金毘羅宮は縁切りである。男と女の縁を切るのでお参りする人も人間に角が立っているからなのか、鳥居が四角い。これだけでも珍しい。 さて、こ … 続きを読む
ぴょんぴょんと飛躍の年でありますように 毎年、干支に縁のある神社へ詣でるのを一箇所で済ますなら下鴨神社であることはよく知られている。本殿の前に十二支ごとに七つの祠が建てられているからである。 お参りする方の干支に応じた神 … 続きを読む
土着、異文化のすべてが狛犬に映される 今年の干支のイノシシがお札に印刷されていたことはご存知だろうか。 そのイノシシは護王神社の狛亥である。 主役は祭神和気清麻呂公で、清麻呂公を祀った神社として護王神社が表面に、裏面中心 … 続きを読む
悪縁を断ち、良縁に出会う 事始めに始まり、終い弘法(21日)、終い天神(25日)も済んだところで、お正月準備はお済ませになられたでしょうか。 祝箸にお屠蘇も揃い、玄関先には葉牡丹が座り、座敷の床の間には松竹梅の盆栽が鼻高 … 続きを読む
縁結び古今東西 女性が男性にチョコレートを贈る「Saint Valentine’s Day」は日本独自の習慣である。 この習慣は、1958年東京都内のデパートで開かれたバレンタイン・セールで、チョコレート業者が行ったセー … 続きを読む
御所紫宸殿左近の桜に始まる 桜の京都 穏やかな日和の下の花見見物は、京都の華やかさが味わえる。 一方、3月の「花灯路」が終われば、続いて4月の夜桜にかがり火、寺院のライトアップと、まだ上着を掛けながらとなる京都の夜は、甘 … 続きを読む