冬の蛍 嵐山花灯路





幻想的幽玄な灯りの楽しみ方 苔むす庭に、散り紅葉が光を浴び配されている。 自然の為す色とりどりの粋な計らいに目を奪われてしまう。 そして頭上には、木々に掴まり彩どりを残す楓が散りを拒み、冬紅葉を楽しませてくれている。 そ … 続きを読む
幻想的幽玄な灯りの楽しみ方 苔むす庭に、散り紅葉が光を浴び配されている。 自然の為す色とりどりの粋な計らいに目を奪われてしまう。 そして頭上には、木々に掴まり彩どりを残す楓が散りを拒み、冬紅葉を楽しませてくれている。 そ … 続きを読む
山野の葵、賀茂の水面に船遊び 葵祭が終わると、次の日曜日が「三船祭」である。同日の年もあった。 王朝絵巻行列が皐月の中頃にニ度見れるわけだが、三船祭では往時を偲ぶ巡幸と船遊びが執り行われている。 嵐山渡月橋や大堰川を舞台 … 続きを読む
名勝でもみじ狩、船遊び、観劇。宵に旅籠で一献とは贅の極み。 ちょっとベタと言われそうな気もしたが、「嵐山もみじ祭り」にでかけることになった。 嵐山というだけで、敬遠してしまう悪い癖が京都人にはある。 例えば、金閣寺へ行こ … 続きを読む
日本初の芸事が世界に太陽の光を戻らせた 桜にはもう一息の春分の日に、遅咲きの梅が満開だと聞いて、急遽梅津にある梅宮大社へ出かけた。 「梅の宮」に相応しい社紋は「梅の花」と思いきや、橘氏の氏神であったことから、梅宮大社には … 続きを読む
新緑に陽光浴びて水面に浮かぶ 京の盆地で舟遊びとは。 モーターボートや、水中翼船の似合う街でないことは言うまでもない。 まずは、嵐山渡月橋上流や高尾、宝ヶ池で貸ボートに乗ることが思い浮かぶ。 しかし、これでは遊園地と変わ … 続きを読む
おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな 7月を目前にすると、京都人なら誰も、祇園祭のことが気に成りだす。 7月1日「吉符入」のニュースの影になりあまり知られていないが、この日の夜には、古くから嵐山で風物詩が楽しまれている … 続きを読む
鹿狩りを揶揄して紅葉狩りとは 春の花見を「梅見・観梅」「桜見・観桜」というが、秋の紅葉見物は「紅葉狩」と呼ばれている。 紅葉を取って食する訳ではないのに、どうして「紅葉狩」というのか、疑問を抱いた。 イチゴ狩・ブドウ狩・ … 続きを読む