井戸はどこにある?





〜小野篁はどこから冥土に通っていたのか〜 前回、前々回と六道の辻と六道珍皇寺について書いたわけだが、その関係で原典史料に当っているうちに何かが足らないという気がしてきた。何が足らないのかは分らないのだが、確かに何かが足ら … 続きを読む
〜小野篁はどこから冥土に通っていたのか〜 前回、前々回と六道の辻と六道珍皇寺について書いたわけだが、その関係で原典史料に当っているうちに何かが足らないという気がしてきた。何が足らないのかは分らないのだが、確かに何かが足ら … 続きを読む
におう梅花、匂う女御におどる男、はかなし 平成24年の梅の開花は寒さの為に大幅に遅れた。 そのお蔭で、4月の声を聞こうとしているのに、各地の満開見頃が続いている。 真言宗善通寺派大本山随心院からの「名勝小野梅園公開期間延 … 続きを読む
おごれる人たけき者、我はなりたい 清盛の生涯で、邸と称するところが三ケ所ある。 一つは、平家一門の代表的な居館である六波羅殿で、二つは、別邸としていた西八条殿、三つは、遷都まで企てたところの福原殿である。 その何れもが往 … 続きを読む
人災を以て末法たらざるべく手を合わす 陰陽師といえば、安倍晴明〈921年〜1005年)の名が夙に知られるが、晴明誕生より遡ること約100年前に、小野篁(おののたかむら/802年〜853年)は平安朝廷に仕えていた。 参議従 … 続きを読む
在家にて現世利益、往生安楽の功徳を受くるありがたさ 洛陽六阿弥陀巡拝(らくようろくあみだめぐり)を正月15日に始め、月詣りを重ねると六阿弥陀巡りは師走24日で年内は終いとなる。 月々の参詣日は各々定められており、怠らず行 … 続きを読む
地蔵盆の間に、「京の六地蔵」の内、山科の四宮地蔵にしか行けなかった。 心残りなので、一日一地蔵を五日間で、翌25日から廻ることと決め、遅ればせながらも満願することができた。 地蔵盆の三日間であれば、手狭な境内の各地蔵堂に … 続きを読む
冥土通いで見たもの 8月24日の地蔵盆は今も続いている地蔵信仰の行事である。 この信仰の起源は、苦しむ人々の救済のために、自らが地獄の炎熱に焼かれ、身代わりとなって働いた地蔵菩薩の姿を、満慶上人が見たことに始まっている。 … 続きを読む
どうしてお盆が休みなのか 八月葉月と言えば「お盆休み」がある。どうしてお盆が休みなのか。 お盆とはどういうことで、何をする日なのか。 あらためて質問してしまいたくなることがしばしばある。 勿論「大文字さん」は京都の花火大 … 続きを読む