春祭最後の嵯峨祭





権者の栄枯盛衰、民の祭りはしなやかに強かに 春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。 歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を … 続きを読む
権者の栄枯盛衰、民の祭りはしなやかに強かに 春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。 歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を … 続きを読む
愛憎確執栄枯盛衰を垣間みる吉野窓 清盛が愛した女性は先妻の「高階基章の娘」、後妻の「平時子」だけではなかった。平家物語に登場する「妓王(祇王)」や「仏御前」は、語り草が物語化されたものぐらいに思っていた。 清盛の長男重盛 … 続きを読む
斎戒謹慎、ネットを捨て街に出よう ゴールデンウィークは、祭、祭、神輿、神輿の日が続く京都である。 その間を縫って、是非子連れで出かけたいのが春の念仏踊りである。 原稿を書く傍らで、罰則強化の鮮明となった少年法改正が報じら … 続きを読む
春は曙、桜追いかけ、日がな車を走らす 観光バスはまだ走っていなかった。 早朝より嵐山渡月橋を横目に車を走らせ、嵯峨釈迦堂の駐車場に車を置いた。 境内に流れる読経に気持ちが清々しくなる。 お釈迦さんと阿弥陀さんに手をあわせ … 続きを読む
梅に鶯、文人に恋、我には餅を 嵯峨釈迦堂の空 広くて高い青がよい 吸い込む空気がやや緩やかで 小鳥もさえずり 松の緑を背景に 梅の花がやさしく咲いた ここは薄紅の一重 そちらは紅の八重 威張らず健気に 恥じらっている あ … 続きを読む