花と言えば梅





左近の桜は藤原氏の陰謀で左近の梅の座を奪い取ったという推論 平安朝の「桜」は時代の気風を表している都の花であった。 貴族の花見が「観梅」から「観桜」に変わってきたのもこの頃のようである。 だから、「花」といえば「桜」とい … 続きを読む
左近の桜は藤原氏の陰謀で左近の梅の座を奪い取ったという推論 平安朝の「桜」は時代の気風を表している都の花であった。 貴族の花見が「観梅」から「観桜」に変わってきたのもこの頃のようである。 だから、「花」といえば「桜」とい … 続きを読む
春祭 いずこであやめか 杜若 葵祭も終わり、今年の春祭も終盤を迎える。 日曜日と重なった15日は、洛中洛外、京都はお祭り一色だった。 上賀茂神社・下鴨神社では葵祭、西陣の今宮神社では今宮祭、車折神社では嵐山三船祭、松尾大 … 続きを読む
京都の五月は葵祭で半月が過ぎてゆく。 その間も、藤森神社の藤森祭に伏見稲荷の還幸祭、松尾大社の松尾祭に今宮神社の今宮祭、八大神社例祭などなど各所で祭りが目白押しである。 更に半月過ぎても、ひと息つく暇もなくまだまだ祭礼は … 続きを読む
天皇の逆賊は時代祭では空白である 1998年7月25日、時代祭がパリのカルーゼル凱旋門からルーブル美術館を巡行して、8年になる。20万人の観客が京都の時代絵巻を観覧したと報じられた。 そもそも時代祭は、平安遷都1100年 … 続きを読む
京の歴史を見ていたモミジを見る 京都人として寛(くつろ)げる紅葉狩穴場スポットが好評で、観光と一線を画した紅葉狩の案内を依頼された。 練りに練ってピックアップしたものを、各種観光情報誌と照らし、紹介されているものがあれば … 続きを読む
神仏と怨霊の数は正比例するのか 京都を魔界呪術都市とラベルを貼る原点はどこにあるのだろうか。 東山の展望台ですすり泣きの声が聞かれるからなのか。 その類(たぐい)の話は枚挙に暇(いとま)がないが真偽は様々である。 小生は … 続きを読む
西山の桜狩に習う 例年の如く、木屋町二条を下がり、日本銀行の裏口にあたる「一の入船」にやってきた。高瀬川に浮かぶ十石舟に桜の景色を拝めるからだ。絵に成り過ぎるぐらいのこの光景は小生にとって毎年欠かせない。角倉了以を偲びな … 続きを読む