冬の蛍 嵐山花灯路





幻想的幽玄な灯りの楽しみ方 苔むす庭に、散り紅葉が光を浴び配されている。 自然の為す色とりどりの粋な計らいに目を奪われてしまう。 そして頭上には、木々に掴まり彩どりを残す楓が散りを拒み、冬紅葉を楽しませてくれている。 そ … 続きを読む
幻想的幽玄な灯りの楽しみ方 苔むす庭に、散り紅葉が光を浴び配されている。 自然の為す色とりどりの粋な計らいに目を奪われてしまう。 そして頭上には、木々に掴まり彩どりを残す楓が散りを拒み、冬紅葉を楽しませてくれている。 そ … 続きを読む
この一年の無事を祈り、おいしいものを頂く 不治災難なく一年が迎えられることほど嬉しいことはない。 退屈だと愚痴り傍若無人に走り、足るたることの有り難さを若輩の頃には分からなかった。 歳を重ねてくると、平安とささやかな開運 … 続きを読む
元祖オッカケは桜フリークの京美人? 桜の開花情報に食い入り、満開見頃を追っかける桜フリークの三月下旬がやってきた。陽光に恵まれず曇天の日であろうと東奔西走の日々の幕開けである。 晴天の陽射しの日と分かれば、その朝は一段と … 続きを読む
しつらえ迎えた歳神様をお送りする 初詣に八坂さんにお参りした。 午前五時の祇園石段下の四条通はロープが張られ、元旦に一番に詣でようとする初詣客の光景は、まるでマラソンのスタート地点のようだった。 牛頭天王(スサノオノミコ … 続きを読む
春立ちて匂う花に誘われ都人天神参り 2月の始まりは節分会で町中の社寺が賑わしい。 小生は、恵方巻を丸かぶりしながら、つい今し方まで黙々として調べ物をしていた。 かぶりつくだけではと、向きを今年の恵方の東北東に向いて座りな … 続きを読む
菊花酒は百薬の長 長月に入った9日、参詣した法輪寺にて菊酒(菊花酒)が振舞われ、頂戴した。 この日は、「重陽(ちょうよう)の節会(せちえ)」との節句行事が執り行われ、その習わしは平安時代宇多天皇(在位887〜897)の頃 … 続きを読む
京の桜見をふりかえれば 黄金週間が目前となると、もう桜の話も時季はずれとなるが。 ここいらで、今年の桜を駆け足で振り返ってみよう。 2月20日東福寺の「桃桜」がチラホラ咲きする頃から京の桜は動き出した。 丁度その頃は各地 … 続きを読む