観梅 京の梅かほる





薫る梅林は国の宝なり 香道で香を嗅いでその種類を当てることを聞香(もんこう・ききこう)というが、観梅で馥郁(ふくいく)たる梅の匂いを嗅ぐことを、いかに呼べば良いだろうか。 辞書を繰るが、適切な文字が見当たらない。 相方は … 続きを読む
薫る梅林は国の宝なり 香道で香を嗅いでその種類を当てることを聞香(もんこう・ききこう)というが、観梅で馥郁(ふくいく)たる梅の匂いを嗅ぐことを、いかに呼べば良いだろうか。 辞書を繰るが、適切な文字が見当たらない。 相方は … 続きを読む
京にほたる、御所に舞ってこそ都 夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。ホタルが多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながらホタルが飛んでいくのも面白い。雨など降るのも趣があ … 続きを読む
葵祭は弓矢を射るに始まるとは 「鴨川をどり」が先斗町歌舞練場で開幕されると、同時に「床びらき」である。 鴨川、貴船の皐月(さつき)一日の歳時である。 そして、15日の「葵祭」へと京都は活気を帯びてくる。 この黄金週間中に … 続きを読む