夏越祓 茅の輪くぐり





お気軽リセットボタン、1年に2回までが良し 「みな月の なごしの祓へするひとは ちとせのいのち のぶといふなり」 この和歌を繰り返し唱えながら、左右左と八の字をなぞる様に、茅の輪に一礼し、三回くぐり、その後に拝所に進み祈 … 続きを読む
お気軽リセットボタン、1年に2回までが良し 「みな月の なごしの祓へするひとは ちとせのいのち のぶといふなり」 この和歌を繰り返し唱えながら、左右左と八の字をなぞる様に、茅の輪に一礼し、三回くぐり、その後に拝所に進み祈 … 続きを読む
欲深き銭を心清き尊いお金に龍が磨く 辰年を迎えるとあって、龍にゆかりのある場所が俄かに話題に上る。 小生が「龍の棲まう神社」と枕詞のように言い始めだすからかもしれないが、聞き耳を立てて傍に人が集まるのだ。 前号に紹介した … 続きを読む
水占斎庭に赤いもみじ浮かびて秋燃ゆる 鞍馬街道の市原、二の瀬を過ぎると、鞍馬と貴船とに分かれる三叉路を示す大きな標識が現れる。そこが貴船口で左手に進路を取ると道なりで貴船神社に行き着く。 青い道路標識の背後に真っ赤なモミ … 続きを読む
あつい、暑いと言いながらも夏は終わります 京の夏といえば、何を連想されるであろう。 京の夏は祇園祭に始まり、大文字五山の送り火で終わるという言い回しがあるように、この二つを連想される方が圧倒的に多い。 それ故、観光客の方 … 続きを読む
豊穣に謝し、秋・燃える 第44回秋季京都非公開文化財特別公開も大方幕を閉じた。 1日からの限られた日程なので、長期休暇でもとらない限り、休日だけでは全部は勿論、ただの一寺院ですら拝観し終えられないところもある。 勢いテー … 続きを読む
自然の美しさが最高峰ブランドの由緒謂れ 時代祭が今年は曇天から雨となった。 秋晴れの中での行列見物しか記憶に残っていない小生は、史実に基づいた本物の風俗衣装が雨の滴に打たれるのを見て、痛々しく思えた。 装束にビニール合羽 … 続きを読む
働かず 年に一度の 天の川 五節句の一つである「七夕(しちせき/たなばた)」がやってくる。 古来、「棚機(たなばた)」とも記されていたようだ。 それより一般的には、「しちせき」が「たなばた」と発音されるようになったという … 続きを読む
伝統的厄払い 厄落とし法 そろそろ節分である。その翌日が立春だ。 旧暦でいうところの大晦日と元旦のことである。 この季節の分かれ目は年に4回あり、四季の暦が成り立っていた。 立春は迎春の意味で、草木も芽吹く新しいスタート … 続きを読む
神仏と怨霊の数は正比例するのか 京都を魔界呪術都市とラベルを貼る原点はどこにあるのだろうか。 東山の展望台ですすり泣きの声が聞かれるからなのか。 その類(たぐい)の話は枚挙に暇(いとま)がないが真偽は様々である。 小生は … 続きを読む
山菜の中で いたどり祭がある 京の北部に足を運ぶと、天地の恵みにまだまだ出逢える。 だから、休日の晴天の日には、洛北の峠を越すのが楽しみになる。 その成果は食卓に一品が増え、いきおい山菜摘みの話で賑わう。 今年の山菜摘み … 続きを読む