「鉄輪（かなわ）の井戸」にちょっと寄り道

〜冥界編ハイライトは続く、どこまで続く？〜　さて、京都ミステリー紀行・冥界編のハイライトも、死出の旅路を終え、地獄八景を見学したが、さらにもう少し続きがある。　しつこいですか？　ほとんど無間地獄かもしれません。　 … 続きを読む →

新春祇園めぐり（その４）

〜歴史も色々ありまして〜　弁財天から白川沿いに歩くとすぐに大和橋である。江戸時代の『花洛名称図絵』からとった風景が着色して展示してある。　これで見ると祇園というのは身分に関係なく色々な人が遊びにきていたのだと分る。 … 続きを読む →

陰陽道でも封じられぬ人の業京の町は秋祭りが始まっている。秋分の日は陰陽師として名高い安倍晴明公を祀る晴明神社の例祭晴明祭である。そして、9月26日の命日には、天龍寺の塔頭寿寧院の境内に近い墓所にて、嵯峨墓所祭が執り … 続きを読む →

人災を以て末法たらざるべく手を合わす陰陽師といえば、安倍晴明〈921年〜1005年)の名が夙に知られるが、晴明誕生より遡ること約100年前に、小野篁（おののたかむら/802年〜853年）は平安朝廷に仕えていた。参議従 … 続きを読む →

スクリーンでは味わえないゲゲゲの世界を六道まいりに見る光と闇が交錯している千年の都、京都。八坂の塔を背に東山通りを西へ、ゆるやかな下り坂を下り始めた。近くのペンションから出てきた若い女性連れの、高台寺から清水寺に出 … 続きを読む →

百鬼夜行の京の街を護る男修験者や僧によって使役される霊に「護法童子」と呼ばれる存在が密教にある。「護法童子」は神仏から遣わされている為、悪事をさせることはできない。一方、陰陽師が使役する「式神」は、呪符により善事も … 続きを読む →