「後祭」は賑わいと活気に満ちていた




〜鴨川納涼床と祇園祭の関係〜 この連載の7回目「祇園祭の伝統と創生と再生・後編」で私は「『祇園祭の後祭は規模も小さく盛り上がらないから、時機に遅れて悔しい思いをすることを後の祭りと言う』との俗説があるがそれは間違い」と … 続きを読む
〜鴨川納涼床と祇園祭の関係〜 この連載の7回目「祇園祭の伝統と創生と再生・後編」で私は「『祇園祭の後祭は規模も小さく盛り上がらないから、時機に遅れて悔しい思いをすることを後の祭りと言う』との俗説があるがそれは間違い」と … 続きを読む
町衆が和御霊が合体するとき悪霊が退散する 祇園祭神幸祭や還幸祭の神輿の賑わいをご覧になられているだろうか。 山鉾巡行の辻まわしを祇園祭のハイライトと呼ぶなら、石段下や御旅所での揃い踏みの神輿振りは祇園祭のクライマックスと … 続きを読む
あつい、暑いと言いながらも夏は終わります 京の夏といえば、何を連想されるであろう。 京の夏は祇園祭に始まり、大文字五山の送り火で終わるという言い回しがあるように、この二つを連想される方が圧倒的に多い。 それ故、観光客の方 … 続きを読む
サプリメントだけでは物足りない方にお勧め 祇園祭も終焉を迎えようとしている京都。 夏の疫病を起こす悪霊を鎮める祇園御霊会(ごりょうえ)を起源にした八坂神社の祭礼は、7月31日の夏越祭で幕を閉じる。 境内の疫神社の鳥居に、 … 続きを読む
京の母なる川の歴史と夕涼み 「吉符入り」のニュースを聞いた。7月1日と言えば祇園祭の幕開けである。 拙いのは百も承知で 句が詠みたくなった。 雨あがる 二階囃子も 何処からか 団扇 簾に 鰻はも 祇園祭(旧暦6月7日 … 続きを読む
京都最古の祭は神馬に神霊を移す 京都三大祭といえば、春の葵祭、夏の祇園祭、秋の時代祭と誰もが知る。 また、春祭では5月15日の葵祭の雅やかな王朝絵巻の巡行にスポットがあたり、観光客にお越しいただけるのだ。 平安時代の京都 … 続きを読む
おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな 7月を目前にすると、京都人なら誰も、祇園祭のことが気に成りだす。 7月1日「吉符入」のニュースの影になりあまり知られていないが、この日の夜には、古くから嵐山で風物詩が楽しまれている … 続きを読む
凶作を祓う賀茂競馬こそが葵祭のルーツである いよいよ葵祭が迫ってきた。 京都三大祭のひとつである葵祭は、一番歴史が永く、かつ誉れ高き由緒をもつ祭である。 祇園祭は最もポピュラーであるが、その起源は貞観11年(869)で、 … 続きを読む