特製厄除けお守り

祇園祭3種の神器を融合
祇園祭の宗教的な意味合いは、死者の霊を弔うとともに『私は「蘇民将来之子孫」で良き人なので災難を近寄らせないでね』とお祈りすることでしたね。
インド、中国の宗教観、欧州の美術感、京都公家、町衆の風俗などなど、世界中の何もかもが詰め込まれている祇園祭にふさわしい、これからの1年を無事にやって行ける「お守り」を作ってみました。

蘇民将来伝説についてはこのコラムを http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5083

この厄除けお札は次の3つのアイテムで作られています。

#1 疫神社の護符

素戔鳴尊、牛頭天王に申す
それには八坂神社、疫神社の護符がその威力を発揮します。
それが深紅のお札に「蘇民将来之子孫也」と書かれたお札です。白地の本来の疫神社護符(茅之輪守)より、八坂神社で付与されているチマキにつけられたものはパワフルな感じですね。ちなみにちまきでは長刀鉾などで宵山で販売されるものに人気があるようですが、パワースポット八坂神社で手に入れたものが本来の力を発揮することはもうお分かりでしょう。
[photo  右] 八坂神社で拝受「厄除けちまき」

[photo 下左] 本家長刀鉾町で購入できる長刀鉾ちまき
[photo 下中] 覆いの紙を取ってみると「蘇民・・・」
[photo 下右] 疫神社で7月31日に授与される茅之輪守(蘇民将来子孫也護符)


#2 茅の輪

茅(ちがや)の働き
また護符以上に災難、疫病への防御パワーを持つのが「夏越祭(多くの神社では6月晦日)」で大きな茅の輪を(八の字を書くように3度)くぐり、自分でも1本持ち帰り、それを輪にし、身につけることなのです。
蘇民将来が素盞鳴尊から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりになったのです。
疫神社では、祇園祭(祇園御霊会)の最終(7月31日)に夏越祭が行われます。

茅を1本拝受し円を作り結びました。

#3 竹松明

神輿洗い先導のたいまつでアグレッシブに
最後のアイテムは護符に包み込まれています。
山鉾、花傘巡行に代表される「しゃなり」とした祇園祭の持つ「もうひとつの顔」に東御座、西御座、中御座の3社神輿の練り歩きがあります。延暦寺僧兵の威力誇示が始まりといわれ「荒々しさ、力ずよさ」を象徴しているように思います。7月10日の神輿洗いからそれは始まりますが、黒くこげたものはそのときにお神輿を先導した松明の燃えた竹の部分です。どうです、力や使命が宿っている、まさに「守り」を感じませんか。

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