お彼岸さんも過ぎ、確かに秋めいてきた。行楽に出かける準備体操の時期といえる。
秋の花見なら萩、菊、彼岸花に、秋桜、ススキ、秋海棠、更には金木犀、紅葉となるわけだが。
9月も下旬になると、800万本のコスモスが風にそよぐ亀岡・夢コスモス園や、5,000平米の敷地に10万本が咲き誇るコスモス園(フラワーパーク・コスモス園)がオープンしている。
京都というと社寺の庭園に咲く、立派な花たちを訪れることが多いが、車窓からみられる威張っていない花たちも満更悪くない。
お気に入りは、嵯峨の広沢池端あたりの彼岸花、大沢池に浮かぶ蓮を眺め、パークウェーへと向かうコースである。
紅葉の季節ともなれば混雑渋滞に悩まされるコースではあるが、この時期ならパークウェーの駐車場に車を停め、三尾(さんび)めぐりを決め込み、高尾神護寺、槙尾西明寺、栂尾高山寺の順に、辺りをじっくり散策することも出来るだろう。
全長約11キロのパークウェーの中途にある展望台は少々狭いが、京都市内のパノラマや、保津峡の流れ、愛宕山系の山並みなど俯瞰の目を満たしてくれる。まさに目も心も癒してくれるはすだ。
昼食を清滝川の川床料理で済ますのが、9月末までなら定番といって良い。
紅葉狩りの話もできないだろうから、お土産に「もみじ天ぷら(錦水亭)」を持ち帰るのも一案である。
この「もみじ天ぷら」は美味いとは言い難いが、去年に塩付けした紅葉の葉に甘い衣をつけて、油で揚げたお菓子である。
ドライブのおやつにいただくのなら、この時期栗おこわが良い。
更に癒されたいなら、高雄を後に国道162号線を道なりに美山に向かう。
かやぶき屋根の山村群を目指すのである。
およそ1時間 、走行距離40キロの山里田園風景を楽しみながら走ると美山町安掛だ。
ここで府道38号線を右に取ると、「かやぶきの里」に到着する。
収穫の秋を感じさせてくれる山菜、松茸、鮎など、野趣たっぷりの素朴な山里のお土産を買い込むことにしたい。 文化村では、りんご狩に力を入れていて、これは持ち帰れるようだ。
美山は大地の育んだ恵みを与えてくれるところが好きだ。
実りだけではない。人も空気も、である。
それは肌を通してきっと感じられる。
帰路に着く前には、美山町自然文化村河鹿荘の露天風呂に浸かってから、ハンドルを持つことにする。バラ風呂は特に女性には喜ばれるだろう。
後は一路、府道19号線で美山から日吉町を超え、京都縦貫自動車道の園部ICに向かい、沓掛ICを出て京都市内に戻るのである。
さぁ出かけよう。この奥山が京都であることを知る絶好の季節ではあるまいか。
嵐山・高雄パークウェー
http://www.parkway.hankyu.co.jp/
WEB高雄便り (高雄保勝会)
http://www.kyo-takao.com/
かやぶきの里 北村
http://www.kayabukinosato.com/
美山町自然文化村
http://www.cans.zaq.ne.jp/m-kajika/
美山ナビ (美山町観光協会)
http://www.miyamanavi.net/about-kyoto-miyama/
京都縦貫自動車道
http://www.kyo-miti.jp/
【参照リンクには、現在なくなったものがあるかもしれません。順次訂正してまいりますが、ご容赦ください。】
秋の花見なら萩、菊、彼岸花に、秋桜、ススキ、秋海棠、更には金木犀、紅葉となるわけだが。
9月も下旬になると、800万本のコスモスが風にそよぐ亀岡・夢コスモス園や、5,000平米の敷地に10万本が咲き誇るコスモス園(フラワーパーク・コスモス園)がオープンしている。
京都というと社寺の庭園に咲く、立派な花たちを訪れることが多いが、車窓からみられる威張っていない花たちも満更悪くない。
お気に入りは、嵯峨の広沢池端あたりの彼岸花、大沢池に浮かぶ蓮を眺め、パークウェーへと向かうコースである。
紅葉の季節ともなれば混雑渋滞に悩まされるコースではあるが、この時期ならパークウェーの駐車場に車を停め、三尾(さんび)めぐりを決め込み、高尾神護寺、槙尾西明寺、栂尾高山寺の順に、辺りをじっくり散策することも出来るだろう。
全長約11キロのパークウェーの中途にある展望台は少々狭いが、京都市内のパノラマや、保津峡の流れ、愛宕山系の山並みなど俯瞰の目を満たしてくれる。まさに目も心も癒してくれるはすだ。
昼食を清滝川の川床料理で済ますのが、9月末までなら定番といって良い。
紅葉狩りの話もできないだろうから、お土産に「もみじ天ぷら(錦水亭)」を持ち帰るのも一案である。
この「もみじ天ぷら」は美味いとは言い難いが、去年に塩付けした紅葉の葉に甘い衣をつけて、油で揚げたお菓子である。
ドライブのおやつにいただくのなら、この時期栗おこわが良い。
更に癒されたいなら、高雄を後に国道162号線を道なりに美山に向かう。
かやぶき屋根の山村群を目指すのである。
およそ1時間 、走行距離40キロの山里田園風景を楽しみながら走ると美山町安掛だ。
ここで府道38号線を右に取ると、「かやぶきの里」に到着する。
収穫の秋を感じさせてくれる山菜、松茸、鮎など、野趣たっぷりの素朴な山里のお土産を買い込むことにしたい。 文化村では、りんご狩に力を入れていて、これは持ち帰れるようだ。
美山は大地の育んだ恵みを与えてくれるところが好きだ。
実りだけではない。人も空気も、である。
それは肌を通してきっと感じられる。
帰路に着く前には、美山町自然文化村河鹿荘の露天風呂に浸かってから、ハンドルを持つことにする。バラ風呂は特に女性には喜ばれるだろう。
後は一路、府道19号線で美山から日吉町を超え、京都縦貫自動車道の園部ICに向かい、沓掛ICを出て京都市内に戻るのである。
さぁ出かけよう。この奥山が京都であることを知る絶好の季節ではあるまいか。
嵐山・高雄パークウェー
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http://www.kayabukinosato.com/
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http://www.cans.zaq.ne.jp/m-kajika/
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http://www.miyamanavi.net/about-kyoto-miyama/
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http://www.kyo-miti.jp/
【参照リンクには、現在なくなったものがあるかもしれません。順次訂正してまいりますが、ご容赦ください。】
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