奥に潜みたる姿勢こそ、真価
−狂言師茂山千三郎さんおすすめ−

「御倉屋」の旅奴 by 月刊ClubFame 2003年9月号

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地に足つけたその仕事ぶりは、多くの文人墨客も虜にしてきたのだ。

 「『金儲けのための品物を作るな』が先代の口癖です。菓子は寿司と一緒。自分の手で作れる量は決まっているし、機械で作ったんでは菓子やない」と。二代目・後藤清見さんは、その教えを頑なに守る。沖縄・波照間島で作られた極上の黒砂糖で柔らかなボーロをくるんだ「旅奴」も、種類は多くないが上質の原料を丁寧に形にした菓子も、教えに従い家族だけで仕上げ商う。



御倉屋
みくらや

京都市北区紫竹北大門町78
TEL 075・492・5948
Open 9:00〜18:00/1日・15日休
【価格】900円/1袋
【賞味期間】5日間
【保存方法】常温


5298-03091803-

関連歳時/文化
京のおもたせ
旅奴

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京都市北区紫竹北大門町78
御倉屋

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