阿亀桜(おかめざくら)
千本釈迦堂(正式名/大報恩寺)京の春真っ盛りを告げるイトザクラ
七本松通の上七軒を上ったところに、京都市に現存する最古の仏堂の国宝釈迦堂がある。この桜の「阿亀」の名は、本堂建立、大工棟梁・長井高次の妻おかめに由来する。おかめ伝説が語り継がれるほどに千本釈迦堂とは縁深い名がつけられている。
京都市上京区今出川七本松上ル溝前町
真言宗智山派の寺院
山号:瑞応山(ずいおうざん)
本尊:釈迦如来
開基:求法上人(ぐほうしょうにん)義空(ぎくう)(藤原秀衡の孫)
1227年(皇紀1887)安貞元年の建立
新西国第十六番札所
ぼけ封じ三十三霊場第二番札所
創建当時のままの純和風の寝殿造で応仁の乱やたびたびの大火からも奇跡的に焼失を免れ、京都市街地に現存する最古の木造建築
5368-11032507-春