仁王像が睨みつけるそのむこうに

般若桜 by Sakura Special

般若桜 はんにゃざくら


樹齢百五十年 枝垂桜 5代目

毘沙門堂

JR山科駅から旧お屋敷町の坂を上り、疎水縁に歩き、山手を行くと毘沙門堂がある。天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。
ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がある。
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宸殿と勅使門の間となる前庭にどっしりと据えられており、樹齢百五十年を超える巨木でその枝張りは30メートルにおよぶという。この枝垂桜が「般若桜」と呼ばれる。


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長い石段を上ると、毘沙門天の大提灯が見えてくる。仁王門にかかる提灯で、両脇から仁王像がこちらを睨みつけている。正面が本堂で、右手に手水舎・一言経蔵・高台弁財天がある。




京都山科 毘沙門堂
〒607-8003
京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
075-581-0328
http://www.bishamon.or.jp/

創建は大宝三年(703)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれた。当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺といった。その後、 たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(1665)、山科安朱の地に再建。後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院となった。伝教大師が 唐より将来された鎮将夜叉法という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だけに伝わる秘法である。(毘沙門堂HPより転載)

更に詳しく、写真などはこちら。http://kyotocf.com/?p=4450

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