神苑の八重桜
梅宮大社
勾玉池周囲は八重桜のトンネルがあり、見頃は4月中・下旬。まるで八重桜の森のようである。頭上から覆いかぶさるように花々をつけた枝が伸びている。
桜、東神苑・北神苑に20種130本、染井吉野・山桜の古木・松月・大ちょうちん・大手まり・有明・楊貴妃・普賢象・黄桜・きりん・関山他、3月下旬から4月下旬まで次々と咲く。
梅宮大社神苑・咲耶池と茶室「池中亭
」
梅宮大社
〒615-0921
京都市右京区梅津フケノ川町30
075-861-2730
http://www.umenomiya.or.jp/
祭神は酒解神、大若子神、小若子神、酒解子神の四座、式内神で二十二社に列し、もと官幣中社。橘諸兄の母縣犬養三千代の創建といわれ、古くは橘氏の氏神であった。酒解神(大山祇神)の御子酒解子神(木花咲耶姫命)は大若子神(瓊瓊杵尊)と一夜の契りでやがて小若子神(彦火火出見尊)をお生みになった。そこで姫は歓喜して狭名田の稲をとって天甜酒を造り、これを飲まれたという神話から当社は安産と造酒の神として古くから有名である。
また、境内の砂は安産の民間信仰があり「またげ石」は、これを跨げば子供が授かると伝えられる。
5383-11032520-春