−心のもう一手間−木乃婦高橋拓児さんのおすすめ

「緑菴」の送り火 by 月刊ClubFame 2003年9月号

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ぷるっとした透明感、小さな気泡。

 和菓子の店ならどこでも「季節の菓子」を作る。だがその「季節」の捉え方はそれぞれだ。かつて氷の冷たさは、口や肌だけでなく透けた見た目から感じるものだった。それと同じく、夏の葛饅頭がある。ぷるっとした透明感、小さな気泡。葛に包まれ淡さを増す、餡の色合い。冷蔵庫に入れた冷たさを求めれば、葛は曇り目からの涼は白く霞んでしまう。ご主人が大切にするのは菓子の本来の意味。「変わったもの」や季節の先を走ることではない。





緑菴
りょくあん

■京都市左京区浄土寺
 下南田町126-6
TEL 075・751・7126
Open 9:00〜19:00/第2・4水休
【価格】350円/1個
【賞味期間】
当日(8/13〜16日のみ販売)
【保存方法】常温


5300-03091902-

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