「鵺池」「幽霊の子育て飴」など、京都に残された幽霊譚、怪奇譚を紹介するだけではなく、「菅原道真の怨霊伝説はインチキだった」「平清盛は悪い人ではなかった」「応仁の乱で京都は丸焼けにはなっていなかった」など、通説とは違うことや常識とは反対の説明をする異色のツアー。
『今昔物語』や『江談抄』のエピソードを語る他、『群書類従』や『古事類苑』に基づいた「真相の解明」も行うため、「面白くてためになる」とか「目からウロコの謎解きツアー」とも言われる。
「不可思議性と合理性」がコンセプトであるため、一般に行われている「行き先や内容を告げずに参加者を募集する」いわゆるミステリーツアーとは違うので要注意。
京都ミステリー紀行のホームページ
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著者プロフィール
谷口 年史(たにぐち・としふみ)
昭和時代の京都生まれ。観光ガイド及び翻訳家を営む。
平成13年頃より京都の観光ガイドとして活躍。
平成16年、NHK大河ドラマ『新選組!』ブーム一色で京都中が染まる中、自分一人ぐらいは違う事をやってやろうと「京都ミステリー紀行・東山編」を立ち上げる。
その後「陰陽師編」「豊臣秀吉編」「祇園編」「二時間ドラマ編」、「冥界編」、「幽霊編」を追加し、現在「鬼復活編」の資料を整理中。また、「一条戻り橋で渡辺綱を襲った鬼は茨木童子ではない」ということを証明するための史料を探して解読している。
翻訳家としては、エラリー・クイーン『クイーン談話室』(国書刊行会)ダニエル・ネイサン『ゴールデン・サマー』(東京創元社)などの業績がある。
「陰陽師編」
「豊臣秀吉編」
「祇園編」
「二時間ドラマ編」
「冥界編」
「幽霊編」
「鬼復活編」