この季節のお奨めコラム
秋季一般公開 京都御所の秋 その2
紫宸殿(ししんでん)は、京都御所で最も格式が高い正殿である。
歴代天皇の即位礼は、明治維新後も昭和天皇までこの場所で執り行われてきた。
しかし、今上天皇(きんじょうてんのう)の即位礼は、残念ながら東京で行われた。
京都人にとっては、この場所で行われな… 続きを読む
満月に隠れ茶室を見た
満月の夜の観月茶会に誘われた。
場所は洛西花園にある退蔵院。臨済宗妙心寺の塔頭である。
妙心寺といえば、関係寺院3500ヶ寺僧侶7000人を擁する禅宗随一の大本山である。その地は花園天皇(1297〜1348)の離宮で、禅宗に帰依された天皇が禅寺とされたところである。
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千年紀と通巻300号
恥ずかしながら、小生も「源氏物語」を読み通したことがない。
日本が誇る世界最古の54帖にも及ぶ長編小説であり、平安王朝文化形成の重要なファクターが詰まった、日本人の普遍的価値のソースがあると言われる、我々が誇るべき作品である。
英訳をはじめとして20… 続きを読む
晩秋の貴船紅葉紀行
鞍馬街道の市原、二の瀬を過ぎると、鞍馬と貴船とに分かれる三叉路を示す大きな標識が現れる。そこが貴船口で左手に進路を取る… 続きを読む
秋の物見遊山 / 岩戸落葉神社
木の葉の色づく前は緑色である。
秋の音を聞き気温が下がる。
葉が冷たさを感じ取るや、黄や橙、赤や朽葉色(くちばいろ)に色づいてゆく。
その変化の具合やその様は実に巧みで、到底、人… 続きを読む
マンガ文化は京の底力
聞けば「倖田来未」は京都に縁のあるお嬢さんだという。
京育ちで、京都精華女子高校在学中にデビューを果たし、卒業後2005… 続きを読む
京の菊 嵯峨菊
ひらかたパーク開園100周年を記念して、「ひらパー」菊人形展が復活開催されている。
秋といえば、幼少の頃に、ひらかたパークの「ひらかた大菊人形」に連れて行かれた記憶が今も鮮烈に… 続きを読む
続 足利将軍家が京にもたらしたもの
紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む
ヴォーリズの京都に残した洋館
またまたデパ地下へ昼食の買出しに出かけた。これは外食ランチが手詰まりになったときの小生の定石である。
行き帰りの出入… 続きを読む
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