この季節のお奨めコラム
宮本組・祇園祭吉符入りと神宝奉持籤取
7月1日の京都といえば、「始まりましたな」「いよいよどすな」と、一ヶ月に亘る祇園祭の幕開けを誰もが口にする。
この日は祇園祭の神事始めの儀式となる日で、"吉符入り"と呼び習わされてい… 続きを読む
知られざる祇園祭 / 後の祭り
17日御旅所に安置された三社の御神輿が氏子町を練り歩き、八坂神社に戻る神事が24日の還幸祭である。街中では「おかえり」と呼ぶ。夕刻の「おかえり」迄の行事として、山鉾巡行は1965年(昭和40年)まであった。そして、これを「後祭(あとのまつり)」と呼ぶ。
後… 続きを読む
御手洗祭にみたらしだんこ
連日の猛暑に、暑気払いをいかがされているだろうか。
今夏の土用の丑の日は、7月24日と8月5日と聞くが、鰻でスタミナをつけて暑い時期を乗り切る習わしは定着している。
この習わしは、江… 続きを読む
知られざる祇園祭 / 神となる稚児
「前祭(さきのまつり)」と言われる17日の山鉾巡行や16日の宵山は、観光客や若いカップルで毎年賑わい、行き交う人が着物や浴衣姿に自然と親しんでいるようで嬉しい限りだ。
祇園祭は7月1日の「吉符入り」から31日の「疫神社夏越祓」までの一ヶ月の間に、屏風ま… 続きを読む
知られざる祇園祭 / 鱧祭り
後祭の「花傘巡行」「還幸祭」を終えると、残すところ同月28日の「神輿洗い神事」と31日「疫神社夏越祭」である。
28日の午後9時頃には、八坂神社境内の神輿庫に神輿は収められる。
10日の「神輿洗い」から数えて19日間のお役目を勤め終える次第となっている。
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狸谷不動院 千日詣り火渡り祭
「たぬきだにのお不動さん」をご存じだろうか。
京都市内を走っている車の後ろに、「交通安全 狸谷山 追突注意」と書かれた赤いステッカーをよく目にする。
それを見るたびに、信仰の霊山と名の高いあの修験道大本山一乗寺狸谷山の修験者を思い出す。
一乗寺下… 続きを読む
水羊羹
涼をもたらす夏の和菓子が届くと嬉しいものだ。
葛きり、あんみつ、わらび餅、麩饅頭に水羊羹。
包装を開くや青竹などが目に… 続きを読む
前祭 山鉾巡行・神幸祭
翌日から三連休となった今年(2010年)の祇園祭宵山は最高の人出となった。
報道によると、市内中心部は、午後9時現在で昨年より4万人多い35万人(京都府警発表)、午後11時現在には昨年より… 続きを読む
祇園祭 後祭の花笠巡行
以前にも触れたが、祇園祭の起源に遡ると、24日の還幸祭が最も重要な祭礼である。
17日の神幸祭で氏子町の御旅所においでになった神様が、単に八坂さんへお帰りになる日ではないからだ。
2… 続きを読む
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