この季節のお奨めコラム
餅をいれた汁/お雑煮
お正月の祝い膳に欠かすこが出来ないのが「お雑煮」である。
そして、「お雑煮」の主役といえば「お餅」である。
お雑煮の習慣は室町時代に京都で始まったという。やがて江戸の元禄時代になって、全国諸藩で正月をお雑煮で祝うようになったと聞く。
古来平安時代… 続きを読む
後白河法皇と法住寺殿に法住寺陵
ハイアットリージェンシーの「ザ・グリル」でランチを取った。
三十三間堂の通し矢は済んでしまったが、またもや東山七条にやってきたのである。
車が止めやすいエリアの上に、国立博物館周… 続きを読む
京都の狛犬達 / 変り種
今年の干支のイノシシがお札に印刷されていたことはご存知だろうか。
そのイノシシは護王神社の狛亥である。
主役は祭神和気清麻呂公で、清麻呂公を祀った神社として護王神社が表面に、裏面中心に駆けるイノシシが印刷されている。
この紙幣は明治32年に発行された… 続きを読む
小豆粥
これで小正月があけた。
先週、「七草粥」と「鏡びらき」と「小豆粥」を済ませたからだ。
幼子の頃は、元旦から小正月の15日まで、数日毎に楽しみがあった。
三が日のお雑煮とおせち料理… 続きを読む
京漬物 / 千枚漬
京鍋料理 / 紙鍋
寒さが一段と身に滲みてくる朝夕だ。湯気が恋しくなり、つい鍋物に気が走る。
京都で鍋物というと「湯豆腐」が真っ先にあげられる。
どんな鍋物にも豆腐はつきものであるが、一切の具を排し豆腐そのものを味わう。
昆布出汁で温まった、柔らかでとろける様な豆腐… 続きを読む
坂本龍馬と京おんな お龍
慶応2年(1866年)、薩長同盟の成立を悟った新撰組によって伏見の寺田屋が包囲されたとき、お龍は風呂に入っていたが、素っ裸に浴衣を羽織り飛び出して龍馬に危機を知らせ救ったとされる寺田屋… 続きを読む
京漬物 / しば漬
「しば漬」は全国どこにいても手に入れることができる、身近な漬物のひとつである。
がしかし、その発祥の地、京都大原の里の「しば漬」は、全く異なるしば漬物である。
一度食されたなら絶句されることは間違いない。京の三大漬物と言われる由縁である。
京漬物… 続きを読む
京鍋料理 / 芳香炉
鍋といえば、まず土鍋を思い浮かべるものだ。
縄文時代、火の中に土製の鍋を置き、狩で得た食材を煮炊きしていたことに始まっている。
その後、中国大陸より石鍋や鉄鍋が伝来したわけだが、日本で最初の漢和辞典『和名抄(931年)』では、土製のものを「堝(なへ)」… 続きを読む
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