京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

おしたけさん 伏見稲荷大社 火焚祭

暮れなずむ伏見の空を民の願い焦がす

おしたけさん 伏見稲荷大社 火焚祭
11月上旬から下旬にかけて、今でも京都の空には煙が立ち昇る。
氏神さんで御火焚き祭の神事が行われているからだ。

幼少の頃は、町内の家々でも「おしたけさん(おひたきさん)」と呼び習わ… 続きを読む

御火焚祭 おしたけさん 御火焚き祭 護摩木 おこし おたま 新嘗祭 護摩の灰 火焚串 本

この秋、怪怪奇奇な障壁画

街に輝くポップな絵と襖絵を楽しむ法

墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。

封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む

襖絵60面 蓮−青の幻想 生命賛歌 極楽浄土 ダイニングバー・モジョ THE_RIVER_RIENTA

献菊 お火焚き もみじ狩り

豊穣に謝し、秋・燃える

献菊 お火焚き もみじ狩り
第44回秋季京都非公開文化財特別公開も大方幕を閉じた。
1日からの限られた日程なので、長期休暇でもとらない限り、休日だけでは全部は勿論、ただの一寺院ですら拝観し終えられないところもあ… 続きを読む

お火焚き お火焚き饅頭 新嘗祭(にいなめさい) 庭燎(にわび) 貴船神社 伏見稲荷大

知られざる清水寺境内の紅葉

パワースポット京都がただのテーマパークに成り下がらぬために

知られざる清水寺境内の紅葉
京都の紅葉をひと目見ようと来られた方、その数は例年約630万人だと聞く。
紅葉の名所とガイドブックに案内されるところは、紅葉真っ盛りどころか人ごみ真っ盛りである。

繁華街以上のうん… 続きを読む

紅葉 清水寺 仁王門 大講堂 紅葉谷 成就院 三重塔 随求堂 胎内地蔵 鎮守堂 北総門 朝

紅葉紀行 修学院から一乗寺散策

陽の変化にモミジが応じ、色と光と影が時の経つのを忘れさせ

紅葉を求めて入洛する人の姿が目立つ。
京都人にとっても、紅葉狩の場所探しに大変なシーズンである。

誰しも、南禅寺から哲学の道を銀閣寺に向かって、永観堂や安楽寺、法然院と訪ね、疎水縁を歩きたいものである。しかし、休日に行く気はしない。
なぜなら、そ… 続きを読む

紅葉 皇城表鬼門 赤山禅院(せきざんぜんいん) 福禄寿堂 金神宮 駒滝堂 地蔵堂 雲母不

秋、嵐山もみじ祭り

名勝でもみじ狩、船遊び、観劇。宵に旅籠で一献とは贅の極み。

ちょっとベタと言われそうな気もしたが、「嵐山もみじ祭り」にでかけることになった。
嵐山というだけで、敬遠してしまう悪い癖が京都人にはある。

例えば、金閣寺へ行こうかとか、金閣寺へ行ってきたという話を耳にすることは、まずない。
あまりにもメジャーな… 続きを読む

紅葉 嵐山もみじ祭り 嵯峨大念仏狂言 嵐山蔵王権現 松尾大社船 天龍寺船 野宮船 嵯峨

洋館を訪ねて3 三条通

新旧建築家の限りない挑戦心と文化の底力がそこにある

洋館を訪ねて3 三条通
文博(京都文化博物館/元日本銀行京都支店)のレンガ造は華やかな赤だが、レンガ造に石張りの外観を施すと白となる。
実は石張り… 続きを読む

京都近代建築遺産 レンガ 京都文化博物館 中京郵便局 日本生命京都三条ビル YMCA SACR

洋館を訪ねて2 三条通

レンガ色の街を歩けば、京都人気質の音がする

洋館を訪ねて2 三条通
京都には捨ててはならないストックがある。そして、そのストックの中で暮らしている。古き良き時代の文化を大切にし、新しき文化を育んでいる町なのである。
遺跡に甘んじ、化石の町になるわ… 続きを読む

京都近代建築遺産 京都人気質 ジャイアントオーダー フリークラシック クィーン・アン

秋の物見遊山 / 紅葉見・観楓

鹿狩りを揶揄して紅葉狩りとは

春の花見を「梅見・観梅」「桜見・観桜」というが、秋の紅葉見物は「紅葉狩」と呼ばれている。
紅葉を取って食する訳ではないのに、どうして「紅葉狩」というのか、疑問を抱いた。

イチゴ狩・ブドウ狩・梨狩・潮干狩・鷹狩などのように、「狩」は「果物などを採る… 続きを読む

紅葉 錦繍 能 歌舞伎 謡曲 観世流能 観楓舟遊びの宴 夫木和歌抄(ふぼくわかしゅう)

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