この季節のお奨めコラム
おけら参りと晦日蕎麦
とうとう御用納め、明日から自宅の大掃除、そして大晦日を迎える。
また一年が過ぎようとしている。
京都では「送り火の大文字」でお盆を終え、「おけら火の祇園さん」で大晦日を越し、元旦… 続きを読む
おことうさん
師走を迎えた。
京都の師走といえば、「だいこ焚き」に「煤払い」に「をけら詣り」である。
もう一つと問われると、「始めと終い」をあげたい。
なぜなら、歳時記には「事始め」があり、「しまい○○」が立ち並ぶからである。
清水寺の鎮守として大国主命を祀る地… 続きを読む
坂本龍馬 近江屋事件
2010年1月から1年間の放送予定でNHK大河ドラマ「龍馬伝」が始まった。
明治維新を描く数々の作品のなかで、常に普遍的ヒーローとして登場する龍馬がどのように描かれてゆくかが楽しみである。… 続きを読む
師走の東寺
師走21日の弘法市を「終い弘法」と呼び習わす。
弘法大師空海(774年〜835年)の月命日に参拝し、深い縁を結ぶ「縁日」として、真言宗の寺院では毎月21日御影供(みえいく)の法要が営まれている。
東寺(教王護国寺)では、この御影供の日には門前や境内に市が立ち、これ… 続きを読む
師走の京都
例年、師走の事始めの13日と14日の両日「京料理展示大会」が、左京区岡崎の京都市勧業館(みやこめっせ)で開催されている。
この京料理展は明治19年の第1回から数えて今年で101回目を迎える… 続きを読む
京料理ブランドの信義
「船場吉兆」の不祥事報道はブランド神話に更に一石を投じ、波紋を拡げている。
食品表示における虚偽記載や産地偽装はナショナルブランドに対する信頼をも崩壊させている最中、一流ブランドや老舗ブランドにおいても同様であると言わんばかりである。
「ブルータス!… 続きを読む
木戸孝允と京おんな
この坂を坂本龍馬の遺体を乗せた葬儀の列が続き、霊山の墳墓地(霊山墓地)を目指したのかと、東山龍馬坂の急な勾配を歩く。振り向けば八坂の塔が見える。
この周辺で縁の地といえば、反幕府… 続きを読む
終い弘法・終い天神
師走も中盤を迎えると一層気忙しく感じてくる。
街中は至る所にクリスマス色が溢れている。
昨今は、カラフルなイルミネーションイベントや飾りつけが、特に華やかである。
確かに、目を見張るほどのファンタジックな光のアートに感動する。
なぜなら、光や明か… 続きを読む
事始の風物歳時記
12月12日、今年の漢字は「輪」であると、清水寺森清範貫主の揮毫で発表された。
全国400か所に設置された応募箱に投函された約25万票の中で、9518票を得て最も応募数の多かったのが「輪」、2… 続きを読む
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