京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

後祭を追っかけて 前編

もうはまだなり、まだはもうなり、後の祭り

後祭を追っかけて 前編
「祇園祭も終わりましたな。」と、大阪からの来客者の挨拶である。
「とんでもおへん。山鉾巡行が済んだだけですがな。」と、前祭(さきのまつり)と後祭(あとのまつり)の説明をひとしきりする… 続きを読む

祇園祭 前祭 さきのまつり 後祭 あとのまつり 花傘巡行 おかえり 還幸祭 御霊遷し 八

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

祇園祭 お迎え提灯 

それぞれの時代、民衆がこの祭りをあつくしてきた

祇園祭 お迎え提灯 
神輿洗いのある7月10日、八坂神社の神輿蔵に中御座、東御座、西御座の三基の神輿が姿を表す。鳥居や擬宝朱(ぎぼし)はつけられているが、大鳥など飾り具はついてない状態である。
神輿蔵は南門… 続きを読む

祇園祭 お迎え提灯  中御座 東御座 西御座 飾り具 神輿洗い 御霊遷し 石見神

京うちわ

顔を隠す団扇から舞妓うちわまで

簾(すだれ)や網代(あじろ)を設えると、そこでは団扇(うちわ)や扇子(せんす)が似合うと感じ、使い出したくなるものだ。

京都の板前割烹や料理屋さんに行くと、白地に赤字で名前の書いてある団扇が、壁一面によく掛けられてある。赤文字は芸妓さんや舞妓さん… 続きを読む

うちわ 団扇(うちわ) 扇子(せんす)  舞妓うちわ 京丸うちわ 倭寇(わこう) 

涼菓

京の柑橘冷菓 寒天の妙

涼菓
京菓子屋はんに限らず、おまん屋はん、お餅屋はんにおいても、和菓子は季節感が鍵だ。
猛暑の最中、夏の菓子となれば、目と舌にいかに涼を感じさせるかが、決め手である。
涼しげな夏が演出… 続きを読む

冷菓 京菓子 おまん屋 お餅屋 暑気祓い 夏菓子 水無月 土用餅 わらび餅 葛き

京の七夕祭

働かず 年に一度の 天の川

五節句の一つである「七夕(しちせき/たなばた)」がやってくる。
古来、「棚機(たなばた)」とも記されていたようだ。
それより一般的には、「しちせき」が「たなばた」と発音されるようになったという。
「棚織津女(たなばたつめ)の伝説」は、村の災厄を除くた… 続きを読む

七夕祭 棚機(たなばた) 棚織津女(たなばたつめ)の伝説 織姫(織姫星)と彦星(

かも川談義 / 河原界隈

川床夕涼みの話ネタ

「四条河原町」といえば、誰もが知る京都屈指の繁華街であろう。
その昔は、書いて字の如く「鴨川の河原」であった。というと、「へぇー」という声が聞こえてきそうな気がする。
平安京まで遡ると、現在の寺町通が、「東京極大路」(ひがしきょうごくおおじ)と呼ば… 続きを読む

四条河原町

祇園祭 鉾建て

きこえる祇園祭を支える黒子の息遣い

祇園祭 鉾建て

全国各地からの見物客の衆目を集める山鉾巡行、沿道から拍手が沸き起こる辻回し、祇園囃子の音に、豪華な美術品なる懸装品、ハレの日のこれらを誇りに思わない京都人はいない。
日本三大祭… 続きを読む

祇園祭 鉾建て 日本三大祭 山鉾巡行 祇園囃子 神輿渡御 懸装品 函谷鉾 月鉾 鶏鉾 菊水

清水坂の京焼物 清水焼

京焼というブランドはないはずだ

花灯路が始まり東山は麓の散策路が夜な夜な賑わしくなってきた。
清水坂から神宮道までを歩いたが、清水坂は観光繁華街の下世話さが煩わしい。
とは言うものの数軒のみやげ物屋に足を踏み入れてしまう。嬉しいのだろうか。

清水焼の陶器が目に留まり品定めをして… 続きを読む

清水焼

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