この季節のお奨めコラム
京鍋料理 / 大根焚き
鍋は鍋でも、大かまどに大鍋をかける「大根焚き(だいこだき」は見逃せない。
「大根焚き」は京の冬を告げる風物詩の筆頭である。
京都では、“大根”を「だいこ」と呼ぶことから、今昔「だい… 続きを読む
坂本龍馬と京おんな お龍
慶応2年(1866年)、薩長同盟の成立を悟った新撰組によって伏見の寺田屋が包囲されたとき、お龍は風呂に入っていたが、素っ裸に… 続きを読む
誇れる京の鍋 ちり・すき・なべ
「牛鍋」から発展した「すきやき」は日本を象徴する料理の一つである。
米国初のヒットソングとなった日本の曲「上を向いて歩こう」のタイトルが「スキヤキ」となり、「フジヤマ」「ゲイシャ」に並ぶほどの単語である。
さて、スキヤキ(すき焼き)とはいかなる… 続きを読む
師走の東寺
師走21日の弘法市を「終い弘法」と呼び習わす。
弘法大師空海(774年〜835年)の月命日に参拝し、深い縁を結ぶ「縁日」として、真言宗の寺院では毎月21日御影供(みえいく)の法要が営まれている。
東寺(教王護国寺)では、この御影供の日には門前や境内に市が立ち、これ… 続きを読む
師走に漢字
紅葉見も終盤を迎え、散紅葉に冬紅葉となり、師走の足音も聞こえてきた。
「南座のまねき」か「LEDのイルミネーション」か、はたまた「年末ジャンボ宝くじ」か、何で師走の足音を感じるかは… 続きを読む
木食正禅上人と洛陽六阿弥陀めぐり
洛陽六阿弥陀巡拝(らくようろくあみだめぐり)を正月15日に始め、月詣りを重ねると六阿弥陀巡りは師走24日で年内は終いとなる。
月々の参詣日は各々定められており、怠らず行えば三年三ヶ月… 続きを読む
学生街の喫茶店
今月発売している京都CF!2月号は「京都人が愛してやまない、喫茶店」が特集である。
ドンゴロスの生地目が背景全面に使われている。この表紙を見ただけで中の味わい、コクが伝わってくる。
書店に居並ぶ表紙の顔を見比べてみたが、知的文化度も、親密度も、スノッ… 続きを読む
京漬物 / しば漬
「しば漬」は全国どこにいても手に入れることができる、身近な漬物のひとつである。
がしかし、その発祥の地、京都大原の里の「しば漬」は、全く異なるしば漬物である。
一度食されたなら絶句されることは間違いない。京の三大漬物と言われる由縁である。
京漬物… 続きを読む
煤払い
いよいよ年の瀬も押し詰まってきた。
繁華街ではXmasソングが流れているが、大掃除も気になるところである。
大掃除のことを、古くは煤払いと呼んでいた。
薪が主たる燃料源であった頃は… 続きを読む
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