この季節のお奨めコラム
水無月の祓い
大晦日を「年越」と呼ぶが、6月30日を何と呼ぶか。
6月の晦日は「夏越(なごし)」と呼ぶ。
この日、京都の神社では「夏越大祓(なごしのはらえ)祭」の神事が執り行われている。
正月か… 続きを読む
京うちわ
簾(すだれ)や網代(あじろ)を設えると、そこでは団扇(うちわ)や扇子(せんす)が似合うと感じ、使い出したくなるものだ。
京都の板前割烹や料理屋さんに行くと、白地に赤字で名前の書いてある団扇が、壁一面によく掛けられてある。赤文字は芸妓さんや舞妓さん… 続きを読む
京の紫陽花めぐり 善峰寺編
あじさいの宮といえば「藤森神社」、あじさい寺といえば「三室戸寺」と云われている。
これって誰が決めたのだろうか。
境内にあじさいを多く植えている所を指すのだろうが、一番最初に名乗… 続きを読む
電力使用制限令発動
今年平成23年の梅雨入りは、例年より15日も早い史上2番目の梅雨入り宣言となった。昨年の真夏日を越えた猛暑日という単語の誕生、今年3月の東日本大震災津波被害、放射能汚染と、非常事態と思… 続きを読む
京の紫陽花めぐり 藤森神社
水無月に入れば、紫陽花はどこにも咲いている花である。
京都の紫陽花は、毎年6月から7月にかけて咲いていて、大方の場所で6月中旬頃に見頃を迎える。
昔は「バケバナ」「ユウレイバナ」と… 続きを読む
あじさい寺に宇治十帖
梅雨真只中、晴れ間を見つけての行楽となると、まず、あじさい見物をおいて他にはない。
京のあじさい寺といえば、宇治にある… 続きを読む
旬の山菜 春夏 イタドリ
京の北部に足を運ぶと、天地の恵みにまだまだ出逢える。
だから、休日の晴天の日には、洛北の峠を越すのが楽しみになる。
その成果は食卓に一品が増え、いきおい山菜摘みの話で賑わう。
今年の山菜摘みは3月の「土筆(つくし)」に始まった。
土筆の摘み頃は、… 続きを読む
かも川談義 / 納涼床
先週24日で「鴨川をどり」も今年の幕を閉じ、京の四つの花街の春が終わった。
「鴨川をどり」が済むと、「先斗町」を中心として鴨川縁の町々は「夕涼み」の本番となる。それは「納涼床(川床)」である。
いやはや、フリガナを打たねばならないことを忘れている。… 続きを読む
京の紫陽花めぐり 梅宮大社編
どこで紫陽花を見るのが良いかと尋ねられ、困ることがままある。
「あなたの好きなところでご覧なさい!」と喉元まで出掛かっているのだが、それを呑み込んで、「紫陽花のどんな風情がお好きで… 続きを読む
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