京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

秋、嵐山もみじ祭り

名勝でもみじ狩、船遊び、観劇。宵に旅籠で一献とは贅の極み。

ちょっとベタと言われそうな気もしたが、「嵐山もみじ祭り」にでかけることになった。
嵐山というだけで、敬遠してしまう悪い癖が京都人にはある。

例えば、金閣寺へ行こうかとか、金閣寺へ行ってきたという話を耳にすることは、まずない。
あまりにもメジャーな… 続きを読む

紅葉 嵐山もみじ祭り 嵯峨大念仏狂言 嵐山蔵王権現 松尾大社船 天龍寺船 野宮船 嵯峨

誇れる京の鍋 水炊き

階級社会には鍋物がなかったという

誇れる京の鍋 水炊き
美食家のことを「鍋道楽」、鍋物の具の入れ方や食べ頃などを取り仕切る人を「鍋奉行」と呼ぶ。
 室町時代以降には厨房や膳部… 続きを読む

鍋道楽 鍋奉行 忘年会 安愚楽鍋 すき鍋 ちり鍋 寄せ鍋 仮名垣魯文

千年紀と通巻300号

貞操は源氏物語にならえ

恥ずかしながら、小生も「源氏物語」を読み通したことがない。
日本が誇る世界最古の54帖にも及ぶ長編小説であり、平安王朝文化形成の重要なファクターが詰まった、日本人の普遍的価値のソースがあると言われる、我々が誇るべき作品である。

英訳をはじめとして20… 続きを読む

源氏物語千年紀 源氏物語 紫式部

知られざる清水寺境内の紅葉

パワースポット京都がただのテーマパークに成り下がらぬために

知られざる清水寺境内の紅葉
京都の紅葉をひと目見ようと来られた方、その数は例年約630万人だと聞く。
紅葉の名所とガイドブックに案内されるところは、紅葉真っ盛りどころか人ごみ真っ盛りである。

繁華街以上のうん… 続きを読む

紅葉 清水寺 仁王門 大講堂 紅葉谷 成就院 三重塔 随求堂 胎内地蔵 鎮守堂 北総門 朝

洛中黄葉街道

なぜイチョウが

錦繍の秋。ちょいと遅めのお出ましかと思いきや、朝夕の冷え込みに目を覚ましたようだ。
桜前線は南から北へ、紅葉前線は北から南へというが、京都には一体いつ来るのやらと思っていたところ、やっと「見頃」の文字が紅葉情報に躍りだした。

その紅葉のモミジを楽… 続きを読む

紅葉 宗旦銀杏(そうたんいちょう) 銀杏餅 逆さ銀杏(天然記念物)」水吹きイチョ

紅葉紀行 鷹峰を訪ねて2

モミジの甘い誘いに丸窓が凡人の迷いを悟らせ

光悦寺の紅葉のトンネルを潜り出ると、その前が旧周山街道である。

左に進めば、京見峠越えで、現在の周山街道(国道162号線)と合流し、美山を経て若狭小浜へ続く。
急な勾配の細いつづら折れを上ると京見峠の茶店があり、右手に京都市街が一望できる。随分前には… 続きを読む

紅葉 血天井 源光普照 復古禅林 吉野の赤門 吉野窓 源光庵 光悦寺 京見峠 氷室 常照寺

献菊 お火焚き もみじ狩り

豊穣に謝し、秋・燃える

献菊 お火焚き もみじ狩り
第44回秋季京都非公開文化財特別公開も大方幕を閉じた。
1日からの限られた日程なので、長期休暇でもとらない限り、休日だけでは全部は勿論、ただの一寺院ですら拝観し終えられないところもあ… 続きを読む

お火焚き お火焚き饅頭 新嘗祭(にいなめさい) 庭燎(にわび) 貴船神社 伏見稲荷大

秋の物見遊山 / 大徳寺

非公開特別拝観に乗じて、門前菓子 門前料理を食する

秋の物見遊山 / 大徳寺
ものみ‐ゆさん【物見遊山】 物見と遊山。見物して遊び歩くこと。
実に味気なく三省堂大辞林に書かれている。
「寺での修行を終えた後、他の寺へ修業遍歴の旅に出る。」
この意味が「遊山」… 続きを読む

京都非公開文化財特別拝観 秋の特別拝観 非公開文化財 紅葉狩 門前菓子 京料理 大

秋の物見遊山 / 紅葉見・観楓

鹿狩りを揶揄して紅葉狩りとは

春の花見を「梅見・観梅」「桜見・観桜」というが、秋の紅葉見物は「紅葉狩」と呼ばれている。
紅葉を取って食する訳ではないのに、どうして「紅葉狩」というのか、疑問を抱いた。

イチゴ狩・ブドウ狩・梨狩・潮干狩・鷹狩などのように、「狩」は「果物などを採る… 続きを読む

紅葉 錦繍 能 歌舞伎 謡曲 観世流能 観楓舟遊びの宴 夫木和歌抄(ふぼくわかしゅう)

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