この季節のお奨めコラム
坂本龍馬 薩長同盟
京都にはじめて薩摩藩邸が置かれたところは、錦小路東洞院南東角の「錦小路藩邸」で、蛤御門の変で焼失するまでの160年間置かれ… 続きを読む
京漬物 / 千枚漬
和合のニッポン 年の暮れ
今しがた「終い天神」で買い物を済ませた。
北野天満宮に祀られる菅原道真公のお陰で、縁日である毎月25日には、コンビニでは用を足さない買い物ができ、参詣もできた。
今年の締めとなる最終の「天神さん」である。
縁日とは、誠によくできたシステムであり、… 続きを読む
お歳暮の原点
休日に在宅していると、普段より玄関のインターホンの鳴る回数が多い。
宅急便で贈られてくるお歳暮の配達である。
どちら様から何が贈られてきたのかと、宛名ラベルに目を留めながら、受領… 続きを読む
魯山人の光と影
「魯山人は京都生まれの方だったんですね。」と、メールを貰った。
鎌倉生まれの美食家だと思われていたようだ。意外に多い錯覚かも知れない。
すぐさま、「北大路の姓がついているから京都人です。」と返信した。
余りに素っ気なく乱暴と思わないでもない。
し… 続きを読む
京鍋料理 / 大根焚き
鍋は鍋でも、大かまどに大鍋をかける「大根焚き(だいこだき」は見逃せない。
「大根焚き」は京の冬を告げる風物詩の筆頭である。
京都では、“大根”を「だいこ」と呼ぶことから、今昔「だい… 続きを読む
師走の京の電飾
師走に入ると、京の街中といえども、夜の帳に華やかな電飾が点る。
キリスト教会などに点る豆球の点滅や、キャンドルの灯りを小生は好む。
時には、LED(発光ダイオード)で煌々と光り輝く… 続きを読む
おけら参りと晦日蕎麦
とうとう御用納め、明日から自宅の大掃除、そして大晦日を迎える。
また一年が過ぎようとしている。
京都では「送り火の大文字」でお盆を終え、「おけら火の祇園さん」で大晦日を越し、元旦… 続きを読む
京鍋料理 / 芳香炉
鍋といえば、まず土鍋を思い浮かべるものだ。
縄文時代、火の中に土製の鍋を置き、狩で得た食材を煮炊きしていたことに始まっている。
その後、中国大陸より石鍋や鉄鍋が伝来したわけだが、日本で最初の漢和辞典『和名抄(931年)』では、土製のものを「堝(なへ)」… 続きを読む
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