この季節のお奨めコラム
晩秋の貴船紅葉紀行
鞍馬街道の市原、二の瀬を過ぎると、鞍馬と貴船とに分かれる三叉路を示す大きな標識が現れる。そこが貴船口で左手に進路を取ると道なりで貴船神社に行き着く。
青い道路標識の背後に真っ赤な… 続きを読む
洋館を訪ねて3 三条通
文博(京都文化博物館/元日本銀行京都支店)のレンガ造は華やかな赤だが、レンガ造に石張りの外観を施すと白となる。
実は石張りの外観の方が、西洋ではオーソドックスであった。ローカル色の強… 続きを読む
足利将軍家が京にもたらしたもの
平安京よりの仏教勢力である比叡山天台宗延暦寺に対して、足利将軍家は禅宗の新興として京都五山を制定し「臨済宗」を保護発展… 続きを読む
おしたけさん 伏見稲荷大社 火焚祭
11月上旬から下旬にかけて、今でも京都の空には煙が立ち昇る。
氏神さんで御火焚き祭の神事が行われているからだ。
幼少の頃は、町内の家々でも「おしたけさん(おひたきさん)」と呼び習わ… 続きを読む
洛外紅葉街道 ドライブ計画
京都の紅葉狩のピークは11月中頃から下旬に迎えそうである。
12月になっての冷え込みの具合によっては、紅葉に初雪の景色が拝めるやもしれない。
そうなれば、紅白に乱舞する様が見られるというものだ。
さて、市内の社寺で紅葉を楽しむなら、車は禁物といえば当… 続きを読む
知られざる清水寺境内の紅葉
京都の紅葉をひと目見ようと来られた方、その数は例年約630万人だと聞く。
紅葉の名所とガイドブックに案内されるところは、紅葉真っ盛りどころか人ごみ真っ盛りである。
繁華街以上のうん… 続きを読む
続 足利将軍家が京にもたらしたもの
紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む
菊花観賞
時代祭が今年は曇天から雨となった。
秋晴れの中での行列見物しか記憶に残っていない小生は、史実に基づいた本物の風俗衣装が雨の滴に打たれるのを見て、痛々しく思えた。
装束にビニール合… 続きを読む
秋の物見遊山 / 岩戸落葉神社
木の葉の色づく前は緑色である。
秋の音を聞き気温が下がる。
葉が冷たさを感じ取るや、黄や橙、赤や朽葉色(くちばいろ)に色づいてゆく。
その変化の具合やその様は実に巧みで、到底、人… 続きを読む
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