この季節のお奨めコラム
洋館を訪ねて2 三条通
京都には捨ててはならないストックがある。そして、そのストックの中で暮らしている。古き良き時代の文化を大切にし、新しき文化を育んでいる町なのである。
遺跡に甘んじ、化石の町になるわ… 続きを読む
大徳寺塔頭芳春院 秋の定期拝観
秋祭りとともに、秋の特別公開、特別拝観が真っ盛りである。
春秋に行われている公開・拝観であるが、市内の各寺院を合わせると、到底回りきれるものではない。
おりしも紅葉シーズンであり、紅葉狩との間合いも考えると、仕事を放り投げてもワンシーズンでは無理… 続きを読む
萩の花を探して
萩という字を、「草(草かんむり)」に「秋」と覚えた。
そのためか、今もこの字を書くときには、「秋の草か」と声にだす。
朝夕に涼やかな風が吹き始める頃、野山や河川に出ればどこにでも… 続きを読む
洋館を訪ねて3 三条通
文博(京都文化博物館/元日本銀行京都支店)のレンガ造は華やかな赤だが、レンガ造に石張りの外観を施すと白となる。
実は石張り… 続きを読む
築城400年二条城 お城まつり
今年築城400年を迎える二条城で、「二条城お城まつりAUTUMN FESTIVAL 2008」なる催しが、9月27日より約2ヶ月間の日程で始まった。
これを聞いても、特段珍しきもの、記念すべきものと驚きを… 続きを読む
赤く咲くのが曼珠沙華
休日の朝、ご近所を歩いてみた。
何処へ行ったのやら、数日前まで鳴いていた蝉の声が聞こえてこない。
街は未だ眠っているの… 続きを読む
萩とおはぎ
「萩よりおはぎ」というなかれ。
「萩とおはぎでお彼岸さん」と、行楽の休日を楽しみたい季節ではあるまいか。
京都で「萩の寺」と言えば、勝海舟の宿坊であった「浄土宗 常林寺 (左京… 続きを読む
安倍晴明 / 王権と陰陽師
「平安京が建立されてから150年。未だ夜の闇には“鬼”が潜み、時々姿を現しては、人心を惑わしていた。その“鬼”を調伏し、さらに、暦を読み、方位を伺い、吉凶を占う、人と魔の架け橋となる… 続きを読む
この秋、怪怪奇奇な障壁画
墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。
封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む
コンテンツ移動のお知らせ
谷口年史 :京都ミステリー紀行 http://kyotocf.com/column/kyo-mystery/
は最新号以降、下記サイトに移転しました。
旧コラムはどちらのサイトでもご覧いただけます。
京都CF! 「京都コラム」http://kyotocf.com/column/