この季節のお奨めコラム
入梅と五穀豊穣
6月を水無月(みなづき)と呼ぶが、この月に梅雨入りする。
水無月と書くが、決して水の無い月という意味にはならない。「無」は「の」で連体助詞であるという。つまり、「水無月」は「水の月」であるらしい。
そして、パソコンで「つゆいり」とタイピングすると、「… 続きを読む
水無月は花菖蒲から
六月を水無月というが、水の無い月という意味ではない。
その真逆で「水の月」という意味である。
「無(な)」は連体助詞の「な」であるらしく、「の」の意味となる。
これで腑に落ちる。… 続きを読む
京都夏の妖怪 その五 モノノケタウン
平成21年7月、京都国際マンガミミュージアム特別展「妖怪天国ニッポン」では、江戸時代の妖怪画から現代の妖怪マンガにいたるま… 続きを読む
京のあじさい
6月に入ると、京都も梅雨入り宣言の声が聞こえる。
鬱陶しい雨空の季節というなかれ、水無月の京都は贅沢である。
雑記帳に走り書きしてある六月のメモを繰ってみた。
「朱の回廊 池に睡… 続きを読む
水の女神 京の睡蓮
梅雨前線が北上し、京都にもやがて梅雨がやってくる。
入梅するとアジサイの花見となるが、入梅前後の頃、小生の楽しみは水中より咲く神秘の花である。
つまり、睡蓮に蓮である。
京都で… 続きを読む
祇園祭 生稚児結納の儀
祇園祭は7月に始まると言われるが、その序章となる行事は既に始まった。
長刀鉾が今年の生稚児(いきちご)を町内に迎える養子縁組の結納の儀である。
稚児の両親や親族などの稚児家と長刀鉾… 続きを読む
源氏物語を歩く
京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。
源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む
鱧食べ 行こう
山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。
つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む
氷室 水無月
和菓子「水無月」を、京都では6月30日にいただく菓子との習わしがある。
この水無月をいただく事で「暑気を祓い」、「悪魔を祓い」、あと半年の「無病息災を祈願する宮中の神事」を真似たもの… 続きを読む
コンテンツ移動のお知らせ
谷口年史 :京都ミステリー紀行 http://kyotocf.com/column/kyo-mystery/
は最新号以降、下記サイトに移転しました。
旧コラムはどちらのサイトでもご覧いただけます。
京都CF! 「京都コラム」http://kyotocf.com/column/