この季節のお奨めコラム
花灯路
夕刻6時、東山石畳界隈の路肩に灯りが点った。
青蓮院から清水寺にかけての東山の麓の散策路は、「露地行灯」の明かりのゆらめきに、京らしい空気が漂っている。
華やぎのある柔らかな灯りに、行き交う人々の幸せそうな顔が映し出され、絶えることがない。
辺りの… 続きを読む
秀吉が京都に残したもの
初夏の光の風を受けながら横断歩道の信号が変わるのを待つ。
東山七条の交差点である。右前方の勅使門は智積院、左前方の土塀は妙法院である。
その間の広い坂道が東山連峰に向かっている。坂をあがると、両脇は京都女子学園の敷地で、校舎が並ぶ。平日なら通学の… 続きを読む
黒谷の梅から東北院軒端梅を歩く
聖護院は積善院準提堂の五大力さんのお札を授かった日だった。
めっきり春めいた陽射しに誘われて、くろ谷さんから神楽岡を歩くことにした。
時間が許せば神楽岡の軒端梅の下見もできるだろ… 続きを読む
ひなまつり
東日本大震災に負けるな
東北の時計の針は午後2時46分で止まったままだ。
その週末の家路を当たり前に思っていた筈が、突然断たれると誰が想像していたであろう。
日常を一瞬にして呑み込み、廃墟と化した無残な光景… 続きを読む
京都 芸能の神
桜にはもう一息の春分の日に、遅咲きの梅が満開だと聞いて、急遽梅津にある梅宮大社へ出かけた。
「梅の宮」に相応しい社紋は「梅の花」と思いきや、橘氏の氏神であったことから、梅宮大社に… 続きを読む
観梅 清凉寺の軒端梅
嵯峨釈迦堂の空 広くて高い青がよい
吸い込む空気がやや緩やかで 小鳥もさえずり
松の緑を背景に 梅の花がやさしく咲いた
ここは薄紅の一重 そちらは紅の八重
威張らず健気に 恥じ… 続きを読む
お釈迦さんの鼻くそ 花供租あられをご存知だろうか
香ばしく甘辛い味がする。硬くなった鏡餅を細かく切り、黒豆と白豆とに混ぜ、炒った後砂糖醤油を塗(まぶ)した素朴なお菓子である。
どこで聞き覚えたのか、「お釈迦さんの鼻くそや」と… 続きを読む
続 魯山人の光と影
北大路魯山人は、明治16年京都府愛宕郡上加茂の地で、上賀茂神社の社家(しゃけ・社務に世襲で携わる家柄)である北大路家の次男として生まれ、房次郎と名づけられる。
母の不義の子であったため、由緒正しき家柄の父は恥じて、生まれ落ちる前に入水自殺で他界し、… 続きを読む
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