京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

京都宗教音楽・声明

邦楽・日本音楽の源流は声明である

声明と書いて、「しょうみょう」と読む。
本来寺院の奥にて法会の際に行われる荘厳な読経(どきょう)の方法であり、仏教の経文を歌誦することを指した言葉で、別名梵唄(ぼんばい)とも呼ばれる。
近年、西洋の宗教音楽に対する仏教の古典声楽との解釈がされている… 続きを読む

声明 邦楽

広隆寺 聖徳太子御火焚祭

白い煙、赤い炎、青い空、色づく紅葉

広隆寺 聖徳太子御火焚祭
聖徳太子建立と伝わる寺院は奈良だけではない。京都にもある。
頂法寺太子堂、沐浴の池のある通称六角堂と、法観寺太子堂、薬師堂のある通称八坂の塔、そして、国宝第一号に登録されている弥… 続きを読む

聖徳太子御火焚祭 日本七大寺院 黄櫨染(こうろぜん) 御袍(ごぼう) 広隆寺 蜂岡寺 頂法

大徳寺塔頭芳春院 秋の定期拝観

京の秋は「特別」「期間限定」「撮影禁止」

秋祭りとともに、秋の特別公開、特別拝観が真っ盛りである。
春秋に行われている公開・拝観であるが、市内の各寺院を合わせると、到底回りきれるものではない。

おりしも紅葉シーズンであり、紅葉狩との間合いも考えると、仕事を放り投げてもワンシーズンでは無理… 続きを読む

紅葉 秋の特別公開 京都非公開文化財特別公開 ライトアップ 京都市北区紫野大徳寺町5

続 足利将軍家が京にもたらしたもの

コノ頃都ニハヤル物 西陣織に下剋上

紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む

足利幕府 応仁の乱 三管四職 下剋上 二条河原の落書(らくしょ)  荘園制度 惣村

この秋、怪怪奇奇な障壁画

街に輝くポップな絵と襖絵を楽しむ法

墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。

封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む

襖絵60面 蓮−青の幻想 生命賛歌 極楽浄土 ダイニングバー・モジョ THE_RIVER_RIENTA

泉涌寺 紅葉の歩きかた

横道にそれ、急な下り坂で谷に下りると、そこが。

過日、京都ガイドの記事を読んだ。一泊二日での紅葉紀行記事である。
東京のライターさんで、新幹線を降りて泉涌寺へ行き、東福寺に回る案内であった。
ところが、このライターさんの泉涌寺では、御所から移築された大門を潜ってすぐ左の楊貴妃観音堂にある二本と、… 続きを読む

紅葉 五色楓 今熊野観音寺紅葉まつり 唐楓 南無大師遍照金剛 泉涌寺 御座所庭園 楊貴

足利将軍家が京にもたらしたもの

現代文化の精神基盤は臨済宗に連なっているのか

足利将軍家が京にもたらしたもの
平安京よりの仏教勢力である比叡山天台宗延暦寺に対して、足利将軍家は禅宗の新興として京都五山を制定し「臨済宗」を保護発展… 続きを読む

足利幕府 五山版 五百羅漢図 寒山拾得図 瓢鮎図(ひょうねんず) 猿楽能 北山文

近場で紅葉狩

京の歴史を見ていたモミジを見る

京都人として寛(くつろ)げる紅葉狩穴場スポットが好評で、観光と一線を画した紅葉狩の案内を依頼された。
練りに練ってピックアップしたものを、各種観光情報誌と照らし、紹介されているものがあれば消去していった。
残った所から交通渋滞や混雑状況を考慮し、独… 続きを読む

紅葉 紅葉狩穴場 源氏物語 紫式部日記 梨木神社 盧山寺 上御霊神社 相国寺  建

南禅寺の奥山 神明山の紅葉

名所に近い周辺でマイ穴場を探す

 南禅寺の奥山 神明山の紅葉
十一月の暦を見ると、各所でのもみじ祭が始まる。
フライングになるやもしれないが、例年早々ともみじ祭を掲げるのは、大原の「三千院もみじ祭」で、10月28日からである。

桜前線は南から… 続きを読む

紅葉 三千院もみじ祭 南禅寺 日向大神宮 水路閣 南禅院 インクライン 日御山 神明山

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