この季節のお奨めコラム
かも川談義 / 河原界隈
京の沙羅双樹を愛でる
今の今まで、平家物語で暗記した沙羅双樹と、仏教の三大聖樹のひとつ沙羅の樹の花が同じものとは思っていなかった。
その所為で、朝からささいな口論が始まった。
元は、妙心寺東林院の沙… 続きを読む
京の紫陽花めぐり 藤森神社
水無月に入れば、紫陽花はどこにも咲いている花である。
京都の紫陽花は、毎年6月から7月にかけて咲いていて、大方の場所で6月… 続きを読む
青梅の思い出
5月に旬というと梅の実が思いつく。旬といえどその実を食べることはできない。
幼少の頃、たわわに実る青梅をもぎ取りかじり食べた。
腹を刺すような痛みは今も忘れられない。
梅の名所の木々には青く、ところどころ薄黄色くなった青梅が鈴なりになっている。
新… 続きを読む
水の女神 京の睡蓮
梅雨前線が北上し、京都にもやがて梅雨がやってくる。
入梅するとアジサイの花見となるが、入梅前後の頃、小生の楽しみは水中より咲く神秘の花である。
つまり、睡蓮に蓮である。
京都で… 続きを読む
夏越祓 茅の輪くぐり
「みな月の なごしの祓へするひとは ちとせのいのち のぶといふなり」
この和歌を繰り返し唱えながら、左右左と八の字をなぞる様に、茅の輪に一礼し、三回くぐり、その後に拝所に進み祈… 続きを読む
京のあじさい
6月に入ると、京都も梅雨入り宣言の声が聞こえる。
鬱陶しい雨空の季節というなかれ、水無月の京都は贅沢である。
雑記帳に走り書きしてある六月のメモを繰ってみた。
「朱の回廊 池に睡… 続きを読む
氷室 水無月
和菓子「水無月」を、京都では6月30日にいただく菓子との習わしがある。
この水無月をいただく事で「暑気を祓い」、「悪魔を祓… 続きを読む
京の水無月花暦
六月の足音はさつきとともに訪れる。
神社仏閣の庭園に行かずとも、家の庭先や玉造のさつきの植え込みが開花とともに知らせてくれた。
白に紅に薄紅の鮮やかな花の色。
葉の上にちらほら… 続きを読む
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