京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

紅葉紀行 鷹峰を訪ねて2

モミジの甘い誘いに丸窓が凡人の迷いを悟らせ

光悦寺の紅葉のトンネルを潜り出ると、その前が旧周山街道である。

左に進めば、京見峠越えで、現在の周山街道(国道162号線)と合流し、美山を経て若狭小浜へ続く。
急な勾配の細いつづら折れを上ると京見峠の茶店があり、右手に京都市街が一望できる。随分前には… 続きを読む

紅葉 血天井 源光普照 復古禅林 吉野の赤門 吉野窓 源光庵 光悦寺 京見峠 氷室 常照寺

晩秋の貴船紅葉紀行

水占斎庭に赤いもみじ浮かびて秋燃ゆる

晩秋の貴船紅葉紀行
鞍馬街道の市原、二の瀬を過ぎると、鞍馬と貴船とに分かれる三叉路を示す大きな標識が現れる。そこが貴船口で左手に進路を取る… 続きを読む

紅葉 貴船神社 奥宮本殿 連理の大杉 桜門 龍船閣 水占斎庭(みずうらゆにわ)京都バス

千年紀と通巻300号

貞操は源氏物語にならえ

恥ずかしながら、小生も「源氏物語」を読み通したことがない。
日本が誇る世界最古の54帖にも及ぶ長編小説であり、平安王朝文化形成の重要なファクターが詰まった、日本人の普遍的価値のソースがあると言われる、我々が誇るべき作品である。

英訳をはじめとして20… 続きを読む

源氏物語千年紀 源氏物語 紫式部

誇れる京の鍋 水炊き

階級社会には鍋物がなかったという

誇れる京の鍋 水炊き
美食家のことを「鍋道楽」、鍋物の具の入れ方や食べ頃などを取り仕切る人を「鍋奉行」と呼ぶ。
 室町時代以降には厨房や膳部を司る「台所奉行」や「膳奉行」という役名があったが、「鍋奉行… 続きを読む

鍋道楽 鍋奉行 忘年会 安愚楽鍋 すき鍋 ちり鍋 寄せ鍋 仮名垣魯文

続 足利将軍家が京にもたらしたもの

コノ頃都ニハヤル物 西陣織に下剋上

紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む

足利幕府 応仁の乱 三管四職 下剋上 二条河原の落書(らくしょ)  荘園制度 惣村

色づく大路小路

人ごみに駆られず東西南北

色づく大路小路
紅葉前線は北から南へ、海抜の高い所から低い所へと下りてくる。
しかし、市内となると、色づき具合の情報に耳を大にしなければならない。
日々のもみじ狩り日程を立てるには、東西南北の調… 続きを読む

紅葉 延暦寺 岡崎 京都御苑 黒谷 吉田山 植物園 出雲路 鞍馬街道

秋季一般公開 京都御所の秋 その2

都構想とは言わぬまでも即位礼くらいは

紫宸殿(ししんでん)は、京都御所で最も格式が高い正殿である。
歴代天皇の即位礼は、明治維新後も昭和天皇までこの場所で執り行われてきた。
しかし、今上天皇(きんじょうてんのう)の即位礼は、残念ながら東京で行われた。
京都人にとっては、この場所で行われな… 続きを読む

京都御所秋季一般公開 即位礼 明治維新 皇室典範 高御座 王政復古の大号令 東宮御元

秋の物見遊山 / 大徳寺

非公開特別拝観に乗じて、門前菓子 門前料理を食する

秋の物見遊山 / 大徳寺
ものみ‐ゆさん【物見遊山】 物見と遊山。見物して遊び歩くこと。
実に味気なく三省堂大辞林に書かれている。
「寺での修行を終えた後、他の寺へ修業遍歴の旅に出る。」
この意味が「遊山」… 続きを読む

京都非公開文化財特別拝観 秋の特別拝観 非公開文化財 紅葉狩 門前菓子 京料理 大

親鸞聖人の黄葉に銀杏を肖る

仏心と寺内が心の黄泉がえりを助けてくれる

親鸞聖人の黄葉に銀杏を肖る
連日猛暑日の続いた平成22年の秋のはじまりは、一転して冷え込みの日へと様変わりしている。早々と冬がやってきて、どんどん深まっていくようで秋がなくなるのではと不安になる。
TVニュース… 続きを読む

銀杏 紅葉 黄葉 銀杏 銀杏拾い 逆さ銀杏 天明の大火 水吹きイチョウ 西本願寺 御影

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