京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

おことうさん

京の迎春準備の習わし

師走を迎えた。
京都の師走といえば、「だいこ焚き」に「煤払い」に「をけら詣り」である。
もう一つと問われると、「始めと終い」をあげたい。
なぜなら、歳時記には「事始め」があり、「しまい○○」が立ち並ぶからである。

清水寺の鎮守として大国主命を祀る地… 続きを読む

おことうさん 迎春準備 舞扇 鏡餅 祇園甲部 京舞井上流 井上八千代

どこで撞く除夜の鐘

明るく平静な一年がくるよう鐘の音に込めて

どこで撞く除夜の鐘
新年がもうそこまでやってきている。
ゆく年の総括をして、迷いを持ち越すことなく、真新しい真っ白な気持ちで新年を迎えたい… 続きを読む

除夜の鐘 大晦日 鞍馬寺 青蓮院 毘沙門堂 瑞光寺 大覚寺 法然院 知恩院 浄蓮華院 勝

坂本龍馬 薩長同盟

京にある歴史と今を結ぶワンダーゲート

坂本龍馬 薩長同盟
京都にはじめて薩摩藩邸が置かれたところは、錦小路東洞院南東角の「錦小路藩邸」で、蛤御門の変で焼失するまでの160年間置かれ… 続きを読む

明治維新 薩長同盟 尊皇攘夷 八月十八日の政変 王政復古 池田屋騒動 薩長同盟 軍鶏鍋

顔見世のまねき

とうとう師走 来年のことを鬼も見る

「師走だな」と思わせるもの。

(X'masの)ツリー、紅白(歌合戦の組表)、年賀状(のCM)…。
 昨今では大晦日の格闘技の対戦相手の発表も加わろうか。

 京都の師走といえば、7日には千本釈迦堂の「だいこ焚き」に出かけ無病息災を願い、13日に芸舞妓の「祇園… 続きを読む

京の師走の風物詩 勘亭流 吉例顔見世興行 南座

京漬物 / 千枚漬

千枚漬生みの親とは

今年のかぶらはきめが細かく、歯触りが抜群で、最高の千枚漬にあがっている。
年末年始に耳にした言葉だ。
11月も初旬の頃、寒波を控えていた畑は、かぶらの収穫の季節の到来を感じさせていた。
12月の到来と今年の寒気は、更に一層かぶらの旨味を増長させたようだ… 続きを読む

京漬物 聖護院かぶら 味太鼓 切千枚 みやこやぶり 京都の三大漬物 大藤(たいとう

誇れる京の鍋あれこれ

千ぶらして 日本一のまる鍋食べよか

「上(かみ)で食べよか!」 というのは、「上七軒」を指していた。旦那衆がよく使っていた用語である。
転じて北野あたりから千本中立売、西陣界隈を指すこともある。
一方、「東で飲もか!」と言うと、京都の東、鴨川の東にある「祇園」を指している。繁華街や歓楽… 続きを読む

まる鍋 西陣京極 五番町夕霧楼 千中 千ぶら 大市

京鍋料理 / 大根焚き

たかが大根 されど大根 厄除け病封じの鍋とは

京鍋料理 / 大根焚き
鍋は鍋でも、大かまどに大鍋をかける「大根焚き(だいこだき」は見逃せない。
「大根焚き」は京の冬を告げる風物詩の筆頭である。
京都では、“大根”を「だいこ」と呼ぶことから、今昔「だい… 続きを読む

大根焚き だいこだき 聖護院大根 京野菜 成道会法要 釈迦 阿弥陀如来 篠大根 

京の冬の旅 / 京野菜で京仏料理

京野菜は地産地消で

冬の京都にいて旬の京野菜を食べない手はない。否、どの食事をとっても京野菜が入ってない訳はない。
ならば、旬にある京野菜を一番美味しく食べない手はないと言い換えよう。


暖冬とはいえ、京の底冷えは野菜を美味しく作り上げてくれるのだ。
有機栽培された… 続きを読む

学生街の喫茶店

シチュエーション別喫茶店選択法

今月発売している京都CF!2月号は「京都人が愛してやまない、喫茶店」が特集である。
ドンゴロスの生地目が背景全面に使われている。この表紙を見ただけで中の味わい、コクが伝わってくる。

書店に居並ぶ表紙の顔を見比べてみたが、知的文化度も、親密度も、スノッ… 続きを読む

喫茶店

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谷口年史 :京都ミステリー紀行 http://kyotocf.com/column/kyo-mystery/
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[Special Issue]京料理の職人たち

24人の料理人と素材が織り成す京料理を堪能してください。職人それぞれの想いと歴史が詰まっています。

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