この季節のお奨めコラム
変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会
祇園祭の真只中である。
先週の17日は朝から晩まで祇園祭の追っかけで一日が過ぎた。
汗と雨とで三度着替え直した。洗濯籠を持ち上げるとずっしりとしている。寺町の御旅所から自宅に戻る… 続きを読む
祇園祭 後祭の花笠巡行
以前にも触れたが、祇園祭の起源に遡ると、24日の還幸祭が最も重要な祭礼である。
17日の神幸祭で氏子町の御旅所においでになった神様が、単に八坂さんへお帰りになる日ではないからだ。
2… 続きを読む
宮本組・祇園祭吉符入りと神宝奉持籤取
7月1日の京都といえば、「始まりましたな」「いよいよどすな」と、一ヶ月に亘る祇園祭の幕開けを誰もが口にする。
この日は祇園祭の神事始めの儀式となる日で、"吉符入り"と呼び習わされてい… 続きを読む
あじさいから蓮へ
6月下旬から蓮の開花の声を聞き始めるが、我慢に我慢を重ね、夏越祓いが済むまでの花見は紫陽花に桔梗と決めている。
祇園祭… 続きを読む
かも川談義 / みそそぎ川
涼菓
京菓子屋はんに限らず、おまん屋はん、お餅屋はんにおいても、和菓子は季節感が鍵だ。
猛暑の最中、夏の菓子となれば、目と舌… 続きを読む
知られざる祇園祭 / 神となる稚児
「前祭(さきのまつり)」と言われる17日の山鉾巡行や16日の宵山は、観光客や若いカップルで毎年賑わい、行き交う人が着物や浴衣姿に自然と親しんでいるようで嬉しい限りだ。
祇園祭は7月1日の「吉符入り」から31日の「疫神社夏越祓」までの一ヶ月の間に、屏風ま… 続きを読む
知られざる祇園祭 神宝奉持列
祇園祭には「お宝運び」がある。
それは、山鉾のことでも、神輿のことでもない。
神幸祭と還幸祭の時に、六角屋根のスサノオを乗せた中御座神輿の前を行く「神宝奉持列」のことである。
祇園祭の要となる神輿渡御には欠かせない行列で、剣鉾と同じく、祇園祭や… 続きを読む
茅の輪潜りにきゅうり封じ
祇園祭も終焉を迎えようとしている京都。
夏の疫病を起こす悪霊を鎮める祇園御霊会(ごりょうえ)を起源にした八坂神社の祭礼は、7月31日の夏越祭で幕を閉じる。
境内の疫神社の鳥居に、大茅輪… 続きを読む
コンテンツ移動のお知らせ
谷口年史 :京都ミステリー紀行 http://kyotocf.com/column/kyo-mystery/
は最新号以降、下記サイトに移転しました。
旧コラムはどちらのサイトでもご覧いただけます。
京都CF! 「京都コラム」http://kyotocf.com/column/