京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

紅葉紀行 鷹峰を訪ねて2

モミジの甘い誘いに丸窓が凡人の迷いを悟らせ

光悦寺の紅葉のトンネルを潜り出ると、その前が旧周山街道である。

左に進めば、京見峠越えで、現在の周山街道(国道162号線)と合流し、美山を経て若狭小浜へ続く。
急な勾配の細いつづら折れを上ると京見峠の茶店があり、右手に京都市街が一望できる。随分前には… 続きを読む

紅葉 血天井 源光普照 復古禅林 吉野の赤門 吉野窓 源光庵 光悦寺 京見峠 氷室 常照寺

泉涌寺 紅葉の歩きかた

横道にそれ、急な下り坂で谷に下りると、そこが。

過日、京都ガイドの記事を読んだ。一泊二日での紅葉紀行記事である。
東京のライターさんで、新幹線を降りて泉涌寺へ行き、東福寺に回る案内であった。
ところが、このライターさんの泉涌寺では、御所から移築された大門を潜ってすぐ左の楊貴妃観音堂にある二本と、… 続きを読む

紅葉 五色楓 今熊野観音寺紅葉まつり 唐楓 南無大師遍照金剛 泉涌寺 御座所庭園 楊貴

秋季一般公開 京都御所の秋 その1

善男善女、國親の実家を詣でる

蛤御門から入った。
秋晴れの下、正面に大の字が仰向けに寝そべっている。
白い雲が流れている。この分だと真っ青になるかもしれない。
目の前を自転車が横切る。この光景も京都御苑のお決まりの風景だ。
築地塀で囲まれた中が京都御所で、古くは内裏と呼ばれた天… 続きを読む

京都御所秋季一般公開 月輪未生流 嵯峨御流 御室流 清水谷家 桜の間 鶴の間 虎の

紅葉紀行 鷹峯を訪ねて1

秋深まり、色増すもみじに歴史の血潮も見え隠れ

京都に始めて入洛される客人に、案内を所望され訪れることになる名所がある。
普段、頻繁に往来するところにある神社仏閣であっても、わざわざ拝観料を払って入ろうとする京都人は稀であると思う。
およそ観光名所と呼ばれるところはそうなのかもしれないが、神社は… 続きを読む

紅葉 光悦垣 光悦寺 鷹峰 三ヶ寺 源光庵 常照寺 光悦村 しょうざん光悦芸術村 日蓮宗

おしたけさん 伏見稲荷大社 火焚祭

暮れなずむ伏見の空を民の願い焦がす

おしたけさん 伏見稲荷大社 火焚祭
11月上旬から下旬にかけて、今でも京都の空には煙が立ち昇る。
氏神さんで御火焚き祭の神事が行われているからだ。

幼少の頃は、町内の家々でも「おしたけさん(おひたきさん)」と呼び習わ… 続きを読む

御火焚祭 おしたけさん 御火焚き祭 護摩木 おこし おたま 新嘗祭 護摩の灰 火焚串 本

癒しの高雄・美山 山間ドライブ

近くて遠い山里も あなた次第

癒しの高雄・美山 山間ドライブ
お彼岸さんも過ぎ、確かに秋めいてきた。行楽に出かける準備体操の時期といえる。
秋の花見なら萩、菊、彼岸花に、秋桜、ススキ、秋海棠、更には金木犀、紅葉となるわけだが。

9月も下旬に… 続きを読む

紅葉 川床料理 もみじ天ぷら 栗おこわ りんご狩 露天風呂 バラ風呂  美山 フ

献菊 お火焚き もみじ狩り

豊穣に謝し、秋・燃える

献菊 お火焚き もみじ狩り
第44回秋季京都非公開文化財特別公開も大方幕を閉じた。
1日からの限られた日程なので、長期休暇でもとらない限り、休日だけでは全部は勿論、ただの一寺院ですら拝観し終えられないところもあ… 続きを読む

お火焚き お火焚き饅頭 新嘗祭(にいなめさい) 庭燎(にわび) 貴船神社 伏見稲荷大

この秋、怪怪奇奇な障壁画

街に輝くポップな絵と襖絵を楽しむ法

墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。

封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む

襖絵60面 蓮−青の幻想 生命賛歌 極楽浄土 ダイニングバー・モジョ THE_RIVER_RIENTA

菊花観賞

自然の美しさが最高峰ブランドの由緒謂れ

菊花観賞
時代祭が今年は曇天から雨となった。
秋晴れの中での行列見物しか記憶に残っていない小生は、史実に基づいた本物の風俗衣装が雨の滴に打たれるのを見て、痛々しく思えた。
装束にビニール合… 続きを読む

花見 菊 時代祭 維新勤皇隊 錦の御旗(にしきのみはた) 承久の乱(1221年) 十六花弁

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