この季節のお奨めコラム
嵐山の鵜飼
7月を目前にすると、京都人なら誰も、祇園祭のことが気に成りだす。
7月1日「吉符入」のニュースの影になりあまり知られていないが、この日の夜には、古くから嵐山で風物詩が楽しまれている。
「この時期の嵐山はオフシーズンで人出を目にしないよ」と、言う無かれ。… 続きを読む
知られざる祇園祭 / 鱧祭り
後祭の「花傘巡行」「還幸祭」を終えると、残すところ同月28日の「神輿洗い神事」と31日「疫神社夏越祭」である。
28日の午後9時頃には、八坂神社境内の神輿庫に神輿は収められる。
10日の「神輿洗い」から数えて19日間のお役目を勤め終える次第となっている。
… 続きを読む
祇園祭 鉾町の和菓子
八坂神社の祭神スサノオノミコト(牛頭天王)の神霊をもてなす「神賑(かみにぎ)わい」は、山鉾やその巡行に止まらず、歌舞音曲の奉納や、屏風祭へと盛り上がる。
それにともない、町衆の知恵… 続きを読む
前祭 山鉾巡行・神幸祭
翌日から三連休となった今年(2010年)の祇園祭宵山は最高の人出となった。
報道によると、市内中心部は、午後9時現在で昨年より4万人多い35万人(京都府警発表)、午後11時現在には昨年より… 続きを読む
後祭を追っかけて 前編
「祇園祭も終わりましたな。」と、大阪からの来客者の挨拶である。
「とんでもおへん。山鉾巡行が済んだだけですがな。」と、前祭(さきのまつり)と後祭(あとのまつり)の説明をひとしきりする… 続きを読む
京都夏の妖怪 その五 モノノケタウン
平成21年7月、京都国際マンガミミュージアム特別展「妖怪天国ニッポン」では、江戸時代の妖怪画から現代の妖怪マンガにいたるま… 続きを読む
祇園祭 後祭の花笠巡行
以前にも触れたが、祇園祭の起源に遡ると、24日の還幸祭が最も重要な祭礼である。
17日の神幸祭で氏子町の御旅所においでになった神様が、単に八坂さんへお帰りになる日ではないからだ。
2… 続きを読む
スローフード おばんざい
コレステロールとか中性脂肪、体脂肪や高脂血症が気になりだす。
メタボシンドロームなどといわれ、現代病の一つとして大半の人に共通するテーマであろう。
今やベジタリアンは増え続け、珍しい存在ではなくなった。
いきおい、野菜を使った料理は注目を浴びてい… 続きを読む
後祭を追っかけて 後編
「おみこっさん、きゃぁはったで〜」と、
奥にいる家族への声かけが聞こえる。うなぎの寝床から駆け出してきた家族は神輿に向かって頭を垂れていた。
大宮通から三条通を経て、御供社から堀川通、新町通界隈で幾度となく見かけた情景である。
烏丸通や四条通の大… 続きを読む
コンテンツ移動のお知らせ
谷口年史 :京都ミステリー紀行 http://kyotocf.com/column/kyo-mystery/
は最新号以降、下記サイトに移転しました。
旧コラムはどちらのサイトでもご覧いただけます。
京都CF! 「京都コラム」http://kyotocf.com/column/