この季節のお奨めコラム
京の蓮/観蓮会(かんれんえ)
桜のあと、さつき、つつじ、杜若、花菖蒲を楽しみ、今まさに紫陽花が真っ盛りである。
あじさい寺と呼ばれる三室戸寺(宇治市菟道)は梅雨空の晴れ間を縫って訪れる人は後を絶たない。30種10000株の紫陽花が5000坪の大庭園に咲く。
ここでは「幻のあじさい」と呼ばれ… 続きを読む
前祭 山鉾巡行・神幸祭
翌日から三連休となった今年(2010年)の祇園祭宵山は最高の人出となった。
報道によると、市内中心部は、午後9時現在で昨年より4万人多い35万人(京都府警発表)、午後11時現在には昨年より… 続きを読む
あじさいから蓮へ
6月下旬から蓮の開花の声を聞き始めるが、我慢に我慢を重ね、夏越祓いが済むまでの花見は紫陽花に桔梗と決めている。
祇園祭の吉符入りを聞いて、初めて蓮の花つきの問い合わせを始めだし、… 続きを読む
変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会
祇園祭の真只中である。
先週の17日は朝から晩まで祇園祭の追っかけで一日が過ぎた。
汗と雨とで三度着替え直した。洗濯籠を持ち上げるとずっしりとしている。寺町の御旅所から自宅に戻る… 続きを読む
祇園祭三若の吉符入り
祇園祭といえば、誰もが山鉾巡行と口を揃える。日本三大祭の一つとして挙げられ、コンチキチンと、人々に愛される祭であることは嬉しい限りで、願ってもないことだ。
しかし、室町時代以前に… 続きを読む
祇園祭 山鉾のほんとの巡行
今年2011年の山鉾の懸装品の復元新調が報じられている。
月鉾保存会は18世紀に作られた絨毯の胴掛の左面を復元新調し、ジェイアール京都伊勢丹で26日に披露し、そのあと12日の曳初(ひきぞ… 続きを読む
知られざる祇園祭 / 後の祭り
17日御旅所に安置された三社の御神輿が氏子町を練り歩き、八坂神社に戻る神事が24日の還幸祭である。街中では「おかえり」と呼ぶ。夕刻の「おかえり」迄の行事として、山鉾巡行は1965年(昭和40年)まであった。そして、これを「後祭(あとのまつり)」と呼ぶ。
後… 続きを読む
祇園祭 鉾建て
全国各地からの見物客の衆目を集める山鉾巡行、沿道から拍手が沸き起こる辻回し、祇園囃子の音に、豪華な美術品なる懸装品、… 続きを読む
祇園祭 鱧
「エーンヤァラァヤアー」の掛け声も聞かれなくなり、「まわせぃ まわせぃー」の掛け声も24日の後祭を終えると、28日の「後の神輿洗い」を最後に聞けなくなる。
祇園会(祭)も終盤に入ってきたという思いが募ってくる。そろそろ梅雨明けとなる訳だ。
梅雨時に… 続きを読む
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