この季節のお奨めコラム
街角の饅頭に餅
京都で菓子を作り、売るお店は三通りの呼び方がある。
その中で「お団子屋」という呼び名はない。これは関東で使われている呼称である。
京都では「お餅屋はん」「おまん(饅)屋はん」「お菓… 続きを読む
京都の秋
紅葉狩りには今まだ少し早いが、行楽観光本は彼岸頃より「京都」を囃し立てている。
秋の足音がすると、書店にはいわゆる「京都本」「京都特集」の雑誌が並び、TVでは特番を組む。
不思議なことだ。
秋の京都に惹かれる由縁は何なのか。
どこがその気にさせるのだ… 続きを読む
近場で紅葉狩
京都人として寛(くつろ)げる紅葉狩穴場スポットが好評で、観光と一線を画した紅葉狩の案内を依頼された。
練りに練ってピックアップしたものを、各種観光情報誌と照らし、紹介されているものがあれば消去していった。
残った所から交通渋滞や混雑状況を考慮し、独… 続きを読む
献菊 お火焚き もみじ狩り
第44回秋季京都非公開文化財特別公開も大方幕を閉じた。
1日からの限られた日程なので、長期休暇でもとらない限り、休日だけで… 続きを読む
親鸞聖人の黄葉に銀杏を肖る
連日猛暑日の続いた平成22年の秋のはじまりは、一転して冷え込みの日へと様変わりしている。早々と冬がやってきて、どんどん深まっていくようで秋がなくなるのではと不安になる。
TVニュース… 続きを読む
紅葉紀行 陽だまり東福寺山内
例年、京の紅葉の見頃は11月の中旬頃からである。
初旬にモミジは色づき始めるが、サクラやケヤキなどが一足先に見物に値する色合いを見せている。梅もどきなどの赤い実も鮮やかで、小鳥が啄… 続きを読む
南禅寺の奥山 神明山の紅葉
十一月の暦を見ると、各所でのもみじ祭が始まる。
フライングになるやもしれないが、例年早々ともみじ祭を掲げるのは、大原の「三千院もみじ祭」で、10月28日からである。
桜前線は南から… 続きを読む
満月に隠れ茶室を見た
満月の夜の観月茶会に誘われた。
場所は洛西花園にある退蔵院。臨済宗妙心寺の塔頭である。
妙心寺といえば、関係寺院3500ヶ寺僧侶7000人を擁する禅宗随一の大本山である。その地は花園天皇(1297〜1348)の離宮で、禅宗に帰依された天皇が禅寺とされたところである。
… 続きを読む
秋の夜長 夜間開館の博物館がない
猛暑日が続くとはいえ芸術の秋がやってきた。
仕事を終えて、美術館に出かけようにも既に閉館時間を過ぎている。
どうしてナイトミュージアムがないのか不思議である。知る限りでは、六本木… 続きを読む
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