この季節のお奨めコラム
盆踊り
「五山の送り火」と矢田寺(寺町三条上る)の「送り鐘」で、先祖の精霊を黄泉の国(よみのくに)に見送るとされる「お盆」は終わった。
戦後に「大文字 五山の送り火」となる前までは、「十山」も送り火があったことを、明治生まれの亡き祖母が話していたことを思… 続きを読む
かも川談義 / 河原界隈
鱧食べ 行こう
山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。
つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む
京わらび餅
夏菓子を記しているなかで、とうとう「わらび餅」をあげない訳にはいかなくなった。
お取り寄せランキングでわらび餅を調べてみると、京都が1軒神戸が2軒に大阪、奈良1軒が上位5軒であった。
わらび粉の名産である奈良には頷いたが、大阪の貴船神社の水使用には少々… 続きを読む
京の夏の妖怪 その四
妖怪といえば、「ゲゲゲの鬼太郎」「となりのトトロ」「もののけ姫」などの作品が未だに国外でも人気は高く、昨春の冒険スペクタクル映画「どろろ」に到っては、世界24カ国に配給上映がされ話… 続きを読む
京都夏の妖怪 その五 モノノケタウン
平成21年7月、京都国際マンガミミュージアム特別展「妖怪天国ニッポン」では、江戸時代の妖怪画から現代の妖怪マンガにいたるま… 続きを読む
水羊羹
涼をもたらす夏の和菓子が届くと嬉しいものだ。
葛きり、あんみつ、わらび餅、麩饅頭に水羊羹。
包装を開くや青竹などが目につくと、殊更に喜んでしまう。
青竹に入った水羊羹は、幼少の頃… 続きを読む
京の盆踊りは六斎念仏
8月24日の地蔵菩薩の縁日を「地蔵盆」と、28日の大日如来の縁日を「大日盆」と呼び習わし、「盂蘭盆」と並び、夏の風物詩を彩る京都の伝統行事である。
16日の「大文字の送り火」の直後に… 続きを読む
盆の灯り 東大谷万灯会
西の空が暮れなずんでくると灯りが点りだし、閉門まで一帯は仄かに明るい。
東山山麓にある円山公園近くのそこは、夜の酒場ではない。夜の墓場である。
その墓場は最高に綺麗な夜景を3日間届… 続きを読む
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