この季節のお奨めコラム
年の瀬の買出し 錦市場
御用納めの28日は師走の縁日の最後となる終い不動に出向いた。
「謹んで不動明王に告げん・・・」と云々、僧侶が唱える。護摩… 続きを読む
魯山人の光と影
「魯山人は京都生まれの方だったんですね。」と、メールを貰った。
鎌倉生まれの美食家だと思われていたようだ。意外に多い錯覚かも知れない。
すぐさま、「北大路の姓がついているから京都人です。」と返信した。
余りに素っ気なく乱暴と思わないでもない。
し… 続きを読む
湯豆腐でない京の鍋
今年も残すところ一ヶ月。これから師走の風が頬を撫でていくのだろうか。
吐く息の白さや、ホカホカの焼芋の湯気が、寒風の冬を演出するた゜ろう。
家路に急ぐ足取りは、間違いなく土鍋のぬくもりを欲しているように感じる。
さて、京都で「鍋にしょうか!」と言… 続きを読む
京鍋料理 / 芳香炉
鍋といえば、まず土鍋を思い浮かべるものだ。
縄文時代、火の中に土製の鍋を置き、狩で得た食材を煮炊きしていたことに始まっている。
その後、中国大陸より石鍋や鉄鍋が伝来したわけだが、日本で最初の漢和辞典『和名抄(931年)』では、土製のものを「堝(なへ)」… 続きを読む
京漬物 / しば漬
「しば漬」は全国どこにいても手に入れることができる、身近な漬物のひとつである。
がしかし、その発祥の地、京都大原の里の「しば漬」は、全く異なるしば漬物である。
一度食されたなら絶句されることは間違いない。京の三大漬物と言われる由縁である。
京漬物… 続きを読む
学生街の喫茶店
今月発売している京都CF!2月号は「京都人が愛してやまない、喫茶店」が特集である。
ドンゴロスの生地目が背景全面に使われている。この表紙を見ただけで中の味わい、コクが伝わってくる。
書店に居並ぶ表紙の顔を見比べてみたが、知的文化度も、親密度も、スノッ… 続きを読む
坂本龍馬 薩長同盟
京都にはじめて薩摩藩邸が置かれたところは、錦小路東洞院南東角の「錦小路藩邸」で、蛤御門の変で焼失するまでの160年間置かれ… 続きを読む
勤皇志士と京おんな
俗に土下座と呼び違えられ、御所(皇居)を望拝する武士の像が三条大橋東詰に鎮座する。
小生の知る限り京都で一番大きい銅像で… 続きを読む
師走の京の電飾
師走に入ると、京の街中といえども、夜の帳に華やかな電飾が点る。
キリスト教会などに点る豆球の点滅や、キャンドルの灯りを… 続きを読む
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