京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

京の夏の夜は火の祭典

京の八月は火の祭典で始まり火の祭典で幕を下ろす

夜明け前から身支度し、墓掃除に出向いた。日の出とともに、墓地の草引きや植え込みの剪定を始める。
蟻達の朝も早い。地べたを足早に行進している。負けじと無言で鎌の手を早める。
昼前には墓石を洗い上げ、高野槙を供え、線香に火を点ける。

お精霊(しょらい… 続きを読む

五山の送り火 五山の送り火 大文字お精霊迎え お精霊送り 大文字山

門前近隣のおまん屋はん

朝のうちに作り、その日のうちに売り切ってしまうのが朝生菓子

小生のオフィス(烏丸六角東)の「堂の前町」の北西方面に、隣接して「饅頭屋町」という町名がある。現在は「おまん屋はん」に関わる人達が居住し、製造し、あるいは商いをしている様子は、勿論微塵もない。

日本初の饅頭は、1341年元から帰化した林浄因(りんじょうい… 続きを読む

饅頭の日 松屋 音羽屋 八勘本店 今西軒 神馬堂 葵屋やきもち総本舗 ゑびす屋加兵衛 

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

京の蛍

京にほたる、御所に舞ってこそ都

京の蛍
夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。ホタルが多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながらホタルが飛んでいくのも面白い。雨など降る… 続きを読む

蛍狩り 枕草子 蛍火の茶会 糺の森納涼市 下鴨神社 糺の森 輪橋(そりばし) 上賀

京の夏の妖怪 その三

魔界は人の数ほどの場所や物に存在する

京の夏の妖怪 その三
送り鐘が撞かれ、五山の送り火の灯りも落ち、お盆の帰省ラッシュも一段落した。
秋の訪れを待つばかりと言われるが、おっとど… 続きを読む

妖怪文化 地蔵盆 地蔵盆 肝試し 妖怪電車 百鬼夜行資料館 大将軍商店街 一条戻り橋 安

京の木彫六地蔵菩薩に魅せられて

850年の歳時をなぞる

京の木彫六地蔵菩薩に魅せられて
地蔵盆の間に、「京の六地蔵」の内、山科の四宮地蔵にしか行けなかった。
心残りなので、一日一地蔵を五日間で、翌25日から廻… 続きを読む

六地蔵巡り 廻り地蔵 地蔵盆 伏見地蔵 大善寺 鳥羽地蔵 浄禅寺 桂地蔵 地蔵寺 常

盆踊り

古くからの常識を堂々と国家が大切にしなければならない

「五山の送り火」と矢田寺(寺町三条上る)の「送り鐘」で、先祖の精霊を黄泉の国(よみのくに)に見送るとされる「お盆」は終わった。

戦後に「大文字 五山の送り火」となる前までは、「十山」も送り火があったことを、明治生まれの亡き祖母が話していたことを思… 続きを読む

盆踊り 五山の送り火 大文字 お精霊(しょらい)送り 盆踊り大会 念仏踊り 矢田寺

かも川談義 / 河原界隈

川床夕涼みの話ネタ

「四条河原町」といえば、誰もが知る京都屈指の繁華街であろう。
その昔は、書いて字の如く「鴨川の河原」であった。というと、「へぇー」という声が聞こえてきそうな気がする。
平安京まで遡ると、現在の寺町通が、「東京極大路」(ひがしきょうごくおおじ)と呼ば… 続きを読む

四条河原町

読み仮名違えば・・・川床

床(とこ)あります

「床(とこ)あります。」と読んで大笑いされた。

随分も前のことである。先斗町を歩いていて、軒先に掛かるその曰くつきの札を見つけ、大声に出して読み上げたのである。
「花街やからトコと読んでもええんや!」と、解りもしない年端で負け惜しみ
を言った記憶… 続きを読む

川床 鴨川納涼床 先斗町 川床 床几 皐月床 本床 後涼み 名残りの床 川床料理 京の奥座

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