京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

京うちわ

顔を隠す団扇から舞妓うちわまで

簾(すだれ)や網代(あじろ)を設えると、そこでは団扇(うちわ)や扇子(せんす)が似合うと感じ、使い出したくなるものだ。

京都の板前割烹や料理屋さんに行くと、白地に赤字で名前の書いてある団扇が、壁一面によく掛けられてある。赤文字は芸妓さんや舞妓さん… 続きを読む

うちわ 団扇(うちわ) 扇子(せんす)  舞妓うちわ 京丸うちわ 倭寇(わこう) 

読み仮名違えば・・・川床

床(とこ)あります

「床(とこ)あります。」と読んで大笑いされた。

随分も前のことである。先斗町を歩いていて、軒先に掛かるその曰くつきの札を見つけ、大声に出して読み上げたのである。
「花街やからトコと読んでもええんや!」と、解りもしない年端で負け惜しみ
を言った記憶… 続きを読む

川床 鴨川納涼床 先斗町 川床 床几 皐月床 本床 後涼み 名残りの床 川床料理 京の奥座

かも川談義 / 河原町と七口

川床夕涼みの話ネタ

未だに分からないのが河原町通の開通である。「お土居(おどい)」が築造(1591)された後、「先斗町」造成(1668)がされるまでの間であることは察しがつくが、実に77年間もある。
「お土居築造」と同時に、それに沿って通りがつくられたことは間違いないであろう。… 続きを読む

京の七口 長坂口 大原口 荒神口 粟田口 伏見口 鳥羽口 丹波口

祇園祭 ぶらり宵山

宵山の歩き方

祇園祭 ぶらり宵山

鉾町を一晩で見て回ろうとするのは邪道である。
32基の山鉾を見て回るだけでも難儀なことだろう。やってみたこともないので… 続きを読む

祇園祭 宵山 屏風祭 宵々山コンサート 駒方提灯 コンチキチン 懸装品 祇園囃子 新町

狸谷不動院 千日詣り火渡り祭

ベタですが、やはり、心頭滅却すれば、、、

「たぬきだにのお不動さん」をご存じだろうか。
京都市内を走っている車の後ろに、「交通安全 狸谷山 追突注意」と書かれた赤いステッカーをよく目にする。
それを見るたびに、信仰の霊山と名の高いあの修験道大本山一乗寺狸谷山の修験者を思い出す。

一乗寺下… 続きを読む

千日詣り 火渡り祭 修験道 大本山一乗寺 狸谷山 千日詣り 火渡り祭 舞台造(懸崖造)建

知られざる祇園祭 / 鱧祭り

祇園祭で2万匹ものハモを食う

後祭の「花傘巡行」「還幸祭」を終えると、残すところ同月28日の「神輿洗い神事」と31日「疫神社夏越祭」である。

28日の午後9時頃には、八坂神社境内の神輿庫に神輿は収められる。
10日の「神輿洗い」から数えて19日間のお役目を勤め終える次第となっている。

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祇園祭 生けハモ トロハモ 骨きり はもおとし(湯引き) はも造り はもの葛だき はも

祇園祭三若の吉符入り

疫病退散に立ち向かう男の覚悟

祇園祭三若の吉符入り
祇園祭といえば、誰もが山鉾巡行と口を揃える。日本三大祭の一つとして挙げられ、コンチキチンと、人々に愛される祭であることは嬉しい限りで、願ってもないことだ。
しかし、室町時代以前に… 続きを読む

祇園祭 吉符入り 三若神輿会 三若 財団法人祇神会 牛頭天王 、御霊会 中御座 東御座

京の蓮/観蓮会(かんれんえ)

梅雨時はあじさい寺に蓮寺見物が極楽だ

桜のあと、さつき、つつじ、杜若、花菖蒲を楽しみ、今まさに紫陽花が真っ盛りである。
あじさい寺と呼ばれる三室戸寺(宇治市菟道)は梅雨空の晴れ間を縫って訪れる人は後を絶たない。30種10000株の紫陽花が5000坪の大庭園に咲く。
ここでは「幻のあじさい」と呼ばれ… 続きを読む

観蓮 蓮の寺 双丘寺(ならびがおかでら) 天安寺 池泉廻遊式浄土庭園 関西花の寺

京わらび餅

本わらび餅のワラビ粉はグラム1500円以上もする

夏菓子を記しているなかで、とうとう「わらび餅」をあげない訳にはいかなくなった。
お取り寄せランキングでわらび餅を調べてみると、京都が1軒神戸が2軒に大阪、奈良1軒が上位5軒であった。
わらび粉の名産である奈良には頷いたが、大阪の貴船神社の水使用には少々… 続きを読む

わらび餅 本わらび餅 草わらび餅 京わらび餅 京みずは 老松嵐山店 高台寺洛匠 文

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