京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

洛中黄葉街道

なぜイチョウが

錦繍の秋。ちょいと遅めのお出ましかと思いきや、朝夕の冷え込みに目を覚ましたようだ。
桜前線は南から北へ、紅葉前線は北から南へというが、京都には一体いつ来るのやらと思っていたところ、やっと「見頃」の文字が紅葉情報に躍りだした。

その紅葉のモミジを楽… 続きを読む

紅葉 宗旦銀杏(そうたんいちょう) 銀杏餅 逆さ銀杏(天然記念物)」水吹きイチョ

高雄観楓図屏風を歩く

戦乱の最中でさえ、紅葉狩りはやめられない

高雄観楓図屏風を歩く
全国の紅葉人気ランキングのベスト10に京都は当然のように入っている。
行ったことのある所として三ケ所が登場している。嵐山、東山、大原地域の各寺院に票が投じられている。

嵐山方面は… 続きを読む

紅葉 高雄観楓図屏風 棒振り(ぼてふり) 五大虚空蔵菩薩像 神護寺 高雄三山 清滝川

千年紀と通巻300号

貞操は源氏物語にならえ

恥ずかしながら、小生も「源氏物語」を読み通したことがない。
日本が誇る世界最古の54帖にも及ぶ長編小説であり、平安王朝文化形成の重要なファクターが詰まった、日本人の普遍的価値のソースがあると言われる、我々が誇るべき作品である。

英訳をはじめとして20… 続きを読む

源氏物語千年紀 源氏物語 紫式部

この秋、怪怪奇奇な障壁画

街に輝くポップな絵と襖絵を楽しむ法

墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。

封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む

襖絵60面 蓮−青の幻想 生命賛歌 極楽浄土 ダイニングバー・モジョ THE_RIVER_RIENTA

洋館を訪ねて4 三条四条間

「ポスト千年の都」近代の象徴を受け継ぎ、平成京都人の心意気を。

御幸町三条のアートコンプレックス1928を後に、四条通を西へと洋館を探すことにした。なかなかすぐに思い当たる建物が浮かばない。同じ繁華街なのだが、三条通と四条通では様子が違うことにあらためて気づくことになる。

鴨川の傍には、東華菜館やレストラン菊水、… 続きを読む

京都近代建築遺産 ハーフティンバー フランス瓦 ファザード イオニア式 レンガ フリー

泉涌寺 紅葉の歩きかた

横道にそれ、急な下り坂で谷に下りると、そこが。

過日、京都ガイドの記事を読んだ。一泊二日での紅葉紀行記事である。
東京のライターさんで、新幹線を降りて泉涌寺へ行き、東福寺に回る案内であった。
ところが、このライターさんの泉涌寺では、御所から移築された大門を潜ってすぐ左の楊貴妃観音堂にある二本と、… 続きを読む

紅葉 五色楓 今熊野観音寺紅葉まつり 唐楓 南無大師遍照金剛 泉涌寺 御座所庭園 楊貴

秋の物見遊山 / 大徳寺

非公開特別拝観に乗じて、門前菓子 門前料理を食する

秋の物見遊山 / 大徳寺
ものみ‐ゆさん【物見遊山】 物見と遊山。見物して遊び歩くこと。
実に味気なく三省堂大辞林に書かれている。
「寺での修行を終えた後、他の寺へ修業遍歴の旅に出る。」
この意味が「遊山」… 続きを読む

京都非公開文化財特別拝観 秋の特別拝観 非公開文化財 紅葉狩 門前菓子 京料理 大

京の菊 嵯峨菊

深き秋、凛と大和の民に献ぐ。

京の菊 嵯峨菊
ひらかたパーク開園100周年を記念して、「ひらパー」菊人形展が復活開催されている。

秋といえば、幼少の頃に、ひらかたパークの「ひらかた大菊人形」に連れて行かれた記憶が今も鮮烈に… 続きを読む

献菊 ひらかた大菊人形 献菊展 お城まつり 嵯峨菊展 嵯峨菊 貴船菊 ひらかたパーク

京都宗教音楽・声明

邦楽・日本音楽の源流は声明である

声明と書いて、「しょうみょう」と読む。
本来寺院の奥にて法会の際に行われる荘厳な読経(どきょう)の方法であり、仏教の経文を歌誦することを指した言葉で、別名梵唄(ぼんばい)とも呼ばれる。
近年、西洋の宗教音楽に対する仏教の古典声楽との解釈がされている… 続きを読む

声明 邦楽

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