京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

誇れる京の鍋あれこれ

千ぶらして 日本一のまる鍋食べよか

「上(かみ)で食べよか!」 というのは、「上七軒」を指していた。旦那衆がよく使っていた用語である。
転じて北野あたりから千本中立売、西陣界隈を指すこともある。
一方、「東で飲もか!」と言うと、京都の東、鴨川の東にある「祇園」を指している。繁華街や歓楽… 続きを読む

まる鍋 西陣京極 五番町夕霧楼 千中 千ぶら 大市

京漬物 / すぐき

上賀茂すぐきの秘められた効用

京の土と水で育くまれた京野菜を京の技術で漬けあげる。
沢庵という食品の域を超えた京漬物は、日本が誇る伝統食品に間違いない。
その京の三大漬物といえば、「千枚漬」「すぐき」「しば漬」があげられる。

「千枚漬」は昆布とかぶを自然発酵させたグルタミン酸… 続きを読む

京漬物 京野菜 沢庵 乳酸菌発酵 制癌効果 上賀茂特産 すぐき菜 ラブレ乳酸菌 

年の瀬の買出し 錦市場

歳神をハレて迎える喜びのために

年の瀬の買出し 錦市場
御用納めの28日は師走の縁日の最後となる終い不動に出向いた。
「謹んで不動明王に告げん・・・」と云々、僧侶が唱える。護摩… 続きを読む

年末行事 終い不動 柳箸 鍋焼きうどん にしん蕎麦 京こんぶ にらみ鯛 錦市場 遊膳 冨

顔見世のまねき

とうとう師走 来年のことを鬼も見る

「師走だな」と思わせるもの。

(X'masの)ツリー、紅白(歌合戦の組表)、年賀状(のCM)…。
 昨今では大晦日の格闘技の対戦相手の発表も加わろうか。

 京都の師走といえば、7日には千本釈迦堂の「だいこ焚き」に出かけ無病息災を願い、13日に芸舞妓の「祇園… 続きを読む

京の師走の風物詩 勘亭流 吉例顔見世興行 南座

京の温泉

京都には温泉がないのかというと、そうではない

日本人なら冬場は暖かい鍋と温泉に限ると思う人は多い。
小生もその一人である。
ところが、鍋は地元でお世話になるが、温泉となると北陸か有馬に出掛けてし
まう。京都には温泉がないと、どこかで思っている。

温まるということとマッサージやエステを兼ねて、… 続きを読む

学生街の喫茶店

シチュエーション別喫茶店選択法

今月発売している京都CF!2月号は「京都人が愛してやまない、喫茶店」が特集である。
ドンゴロスの生地目が背景全面に使われている。この表紙を見ただけで中の味わい、コクが伝わってくる。

書店に居並ぶ表紙の顔を見比べてみたが、知的文化度も、親密度も、スノッ… 続きを読む

喫茶店

大晦日 除夜

天神さん、丑のお告げでくる年を迎える

大晦日 除夜
大晦日をどこでどのように過ごすか。

カウントダウンイベントで声を合わせるも良し、白銀の山や、湯煙の中、あるいは、海外という非日常の環境で英気を養うも良し、家族団欒で除夜の鐘を遠… 続きを読む

大晦日 除夜 除夜の鐘 火之御子社鑽火式 齋火の火縄 でをけら火 知恩院 北野天満宮

湯豆腐で晩酌

湯豆腐は一人でやる方が似合うのだろうか

今月は晩酌という熟語によく出くわした。

京都CF!誌では、中綴じに「烏丸で晩酌」という冊子が付いているし、街頭では冊子配布がされていた。おまけに一日中オフィスに流れているアルファステーションでも、「烏丸で晩酌」が連呼されている。

日暮れとともに冷え… 続きを読む

湯豆腐 晩 酌湯豆腐

猪熊鍋を食せる比良山荘

人間の足で歩ける範囲にある食材を使う

猪熊鍋を食せる比良山荘
師走を迎え年の瀬の押し詰まってきた休日、お煤払いの前日である。
「忙中閑あり」とはこういう日のことだろうと思いつつ、縁側ガラス戸の目映い陽射しを浴びながらバッグの中を整理をしてい… 続きを読む

山の辺料理 熊鍋 西賀茂ねぎ 芹 菊菜 こう茸 どんこ松茸 ぼたん鰻 月鍋 大津

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