京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

千日詣の愛宕さん

獣道を歩く夏越の夜のご利益

おそらく、「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれたお札を知らない人はいないだろう。飲食店の厨房は言うに及ばず、京都の家庭の台所、事業所など、いたるところで貼られているのを目にする。
これは愛宕(あたご)神社の火伏札である。 

「愛宕さん 愛宕さん」… 続きを読む

夏越 火廼要慎(ひのようじん) 火伏札 カマド神 おくどさん 愛宕信仰 朝日峰(

変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会

時代が祭りを再製する

変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会
祇園祭の真只中である。
先週の17日は朝から晩まで祇園祭の追っかけで一日が過ぎた。

汗と雨とで三度着替え直した。洗濯籠を持ち上げるとずっしりとしている。寺町の御旅所から自宅に戻る… 続きを読む

祇園祭 祇園御霊会 魂振り 八坂神社 牛頭天王(ごずてんのう)

祇園祭 後祭の花笠巡行

伝統文化の大義を効率理性から守りたい

祇園祭 後祭の花笠巡行
以前にも触れたが、祇園祭の起源に遡ると、24日の還幸祭が最も重要な祭礼である。
17日の神幸祭で氏子町の御旅所においでになった神様が、単に八坂さんへお帰りになる日ではないからだ。

2… 続きを読む

後祭 祇園祭 還幸祭 花笠巡行 オハケ 京都市中京区御供町 八坂御供社 御旅所 神泉

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

祇園祭 清々講社

町衆が和御霊が合体するとき悪霊が退散する

祇園祭神幸祭や還幸祭の神輿の賑わいをご覧になられているだろうか。
山鉾巡行の辻まわしを祇園祭のハイライトと呼ぶなら、石段下や御旅所での揃い踏みの神輿振りは祇園祭のクライマックスと呼ぶに相応しい。

静の山鉾、動の神輿といわれるが、祇園祭の真髄は神輿… 続きを読む

祇園祭 祇園祭 神幸祭 還幸祭 神輿渡御 神輿振り 神宝奉持列 勅板 寄町制度 神輿

祇園祭 鉾建て

きこえる祇園祭を支える黒子の息遣い

祇園祭 鉾建て

全国各地からの見物客の衆目を集める山鉾巡行、沿道から拍手が沸き起こる辻回し、祇園囃子の音に、豪華な美術品なる懸装品、… 続きを読む

祇園祭 鉾建て 日本三大祭 山鉾巡行 祇園囃子 神輿渡御 懸装品 函谷鉾 月鉾 鶏鉾 菊水

前祭 山鉾巡行・神幸祭

鉾がなおされ、いよいよ祭りも本番

前祭 山鉾巡行・神幸祭
翌日から三連休となった今年(2010年)の祇園祭宵山は最高の人出となった。
報道によると、市内中心部は、午後9時現在で昨年より4万人多い35万人(京都府警発表)、午後11時現在には昨年より… 続きを読む

祇園祭 宵山 前祭(さきのまつり) 御霊会(ごりょうえ) 牛頭天王(ごずてんのう) 駐輦(

知られざる祇園祭 / 鱧祭り

祇園祭で2万匹ものハモを食う

後祭の「花傘巡行」「還幸祭」を終えると、残すところ同月28日の「神輿洗い神事」と31日「疫神社夏越祭」である。

28日の午後9時頃には、八坂神社境内の神輿庫に神輿は収められる。
10日の「神輿洗い」から数えて19日間のお役目を勤め終える次第となっている。

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祇園祭 生けハモ トロハモ 骨きり はもおとし(湯引き) はも造り はもの葛だき はも

後祭を追っかけて 後編

ホイットホイトおみこっさん、「よぉ〜さぁの」で、祭も幕

「おみこっさん、きゃぁはったで〜」と、
奥にいる家族への声かけが聞こえる。うなぎの寝床から駆け出してきた家族は神輿に向かって頭を垂れていた。
大宮通から三条通を経て、御供社から堀川通、新町通界隈で幾度となく見かけた情景である。

烏丸通や四条通の大… 続きを読む

祇園祭 後祭 中御座 東御座 西御座 ナリカン(鳴り環) ナガエ(轅) 夏越祓 茅の輪 チマ

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