この季節のお奨めコラム
御手洗祭にみたらしだんこ
連日の猛暑に、暑気払いをいかがされているだろうか。
今夏の土用の丑の日は、7月24日と8月5日と聞くが、鰻でスタミナをつけて暑い時期を乗り切る習わしは定着している。
この習わしは、江… 続きを読む
あじさいから蓮へ
6月下旬から蓮の開花の声を聞き始めるが、我慢に我慢を重ね、夏越祓いが済むまでの花見は紫陽花に桔梗と決めている。
祇園祭の吉符入りを聞いて、初めて蓮の花つきの問い合わせを始めだし、… 続きを読む
知られざる祇園祭 点描 神輿洗と四若
鉾に例えれば、長刀鉾の曳初めに菊水鉾と刻まれた車輪をつけて、綱の曳き手が菊水鉾の半纏を着けていたら、誰もが妙に思うはず… 続きを読む
祇園祭 清々講社
祇園祭神幸祭や還幸祭の神輿の賑わいをご覧になられているだろうか。
山鉾巡行の辻まわしを祇園祭のハイライトと呼ぶなら、石段下や御旅所での揃い踏みの神輿振りは祇園祭のクライマックスと呼ぶに相応しい。
静の山鉾、動の神輿といわれるが、祇園祭の真髄は神輿… 続きを読む
祇園祭 後祭の花笠巡行
以前にも触れたが、祇園祭の起源に遡ると、24日の還幸祭が最も重要な祭礼である。
17日の神幸祭で氏子町の御旅所においでになった神様が、単に八坂さんへお帰りになる日ではないからだ。
2… 続きを読む
祇園祭 山鉾のほんとの巡行
今年2011年の山鉾の懸装品の復元新調が報じられている。
月鉾保存会は18世紀に作られた絨毯の胴掛の左面を復元新調し、ジェイアール京都伊勢丹で26日に披露し、そのあと12日の曳初(ひきぞ… 続きを読む
宮本組・祇園祭吉符入りと神宝奉持籤取
7月1日の京都といえば、「始まりましたな」「いよいよどすな」と、一ヶ月に亘る祇園祭の幕開けを誰もが口にする。
この日は祇園祭の神事始めの儀式となる日で、"吉符入り"と呼び習わされてい… 続きを読む
七月の節句は七夕さん
七月の京都は祇園祭一色になる。その影になってしまい、ついつい等閑になり見落としてしまう歳時記も多い。
そのうちのひとつが七夕祭ではないだろうか。
現在も、幼稚園などでは笹飾りを作り、町を歩くと幼子のいるであろう家庭の軒先やバルコニーに、短冊のつけら… 続きを読む
変わろうとも変わらずとも 祇園祭は祇園御霊会
祇園祭の真只中である。
先週の17日は朝から晩まで祇園祭の追っかけで一日が過ぎた。
汗と雨とで三度着替え直した。洗濯籠を持ち上げるとずっしりとしている。寺町の御旅所から自宅に戻る… 続きを読む
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