京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

続 足利将軍家が京にもたらしたもの

コノ頃都ニハヤル物 西陣織に下剋上

紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む

足利幕府 応仁の乱 三管四職 下剋上 二条河原の落書(らくしょ)  荘園制度 惣村

重陽の節句に烏相撲

奉納相撲で大魔をはらへ

重陽の節句に烏相撲
秋祭りめぐりを組むべく祭事を調べていて、初めて気づいたことがある。何かというと、相撲が行われていることである。
京都では大相撲の本場所がないので、国技とは思えども京都には縁がない… 続きを読む

重陽の節句 奉納相撲 八朔祭 八朔相撲 烏(からす)相撲 ちびっこ相撲大会 御田刈祭 神

この秋、怪怪奇奇な障壁画

街に輝くポップな絵と襖絵を楽しむ法

墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。

封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む

襖絵60面 蓮−青の幻想 生命賛歌 極楽浄土 ダイニングバー・モジョ THE_RIVER_RIENTA

重陽で一杯 月見で二杯

菊花酒は百薬の長

重陽で一杯 月見で二杯
長月に入った9日、参詣した法輪寺にて菊酒(菊花酒)が振舞われ、頂戴した。
この日は、「重陽(ちょうよう)の節会(せちえ)」との節句行事が執り行われ、その習わしは平安時代宇多天皇(在位887〜… 続きを読む

重陽の節句 菊酒(菊花酒) 被綿(きせわた) 菊水不老延寿 法輪寺 宇多天皇 孝明天皇 菊

街角の饅頭に餅

おはぎはどこで売っているのか

街角の饅頭に餅
京都で菓子を作り、売るお店は三通りの呼び方がある。
その中で「お団子屋」という呼び名はない。これは関東で使われている呼称である。
京都では「お餅屋はん」「おまん(饅)屋はん」「お菓… 続きを読む

お団子屋 お餅屋はん お饅屋はん お菓子屋はん

秋の物見遊山 / 紅葉見・観楓

鹿狩りを揶揄して紅葉狩りとは

春の花見を「梅見・観梅」「桜見・観桜」というが、秋の紅葉見物は「紅葉狩」と呼ばれている。
紅葉を取って食する訳ではないのに、どうして「紅葉狩」というのか、疑問を抱いた。

イチゴ狩・ブドウ狩・梨狩・潮干狩・鷹狩などのように、「狩」は「果物などを採る… 続きを読む

紅葉 錦繍 能 歌舞伎 謡曲 観世流能 観楓舟遊びの宴 夫木和歌抄(ふぼくわかしゅう)

安倍晴明 / 天文学と予言・占い

天変異変の予兆が吉凶占いとなる

安倍晴明 / 天文学と予言・占い
『葛乃葉(くずのは)伝説』によると、天才陰陽師安倍晴明の母は、狩りで追われた白狐であるという。
晴明の生い立ちをたどると、お参り帰りに、晴明の父安倍保名(あべのやすな)が逃げ回っ… 続きを読む

安倍晴明公没後一千年祭 花山天皇譲位事件 Seimei 大鏡 晴明神社 京都ブライトンホテ

芙蓉の寺に魅せられて

花にてお寺が浄土となり

芙蓉の寺に魅せられて
数年前に鳥が落としていった種が、毎年花壇に芙蓉の花を咲かせている。
夏から初秋にかけての季節の変わり目に咲いている花である。
日毎に新しい花を開かせては落としていく一日花である。
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花暦 水芙蓉 木芙蓉 芙蓉の花 ハイビスカス 酔芙蓉の寺 大乗寺 大本山妙連寺 酔芙蓉の

満月に隠れ茶室を見た

茶人の幽玄@妙心寺退蔵院

満月の夜の観月茶会に誘われた。
場所は洛西花園にある退蔵院。臨済宗妙心寺の塔頭である。
妙心寺といえば、関係寺院3500ヶ寺僧侶7000人を擁する禅宗随一の大本山である。その地は花園天皇(1297〜1348)の離宮で、禅宗に帰依された天皇が禅寺とされたところである。
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観月茶会 天上画雲龍図 方丈 座禅 数息観 退蔵院 妙心寺 花園天皇 関山慧玄禅師 無相

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