京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

千日詣の愛宕さん

獣道を歩く夏越の夜のご利益

おそらく、「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれたお札を知らない人はいないだろう。飲食店の厨房は言うに及ばず、京都の家庭の台所、事業所など、いたるところで貼られているのを目にする。
これは愛宕(あたご)神社の火伏札である。 

「愛宕さん 愛宕さん」… 続きを読む

夏越 火廼要慎(ひのようじん) 火伏札 カマド神 おくどさん 愛宕信仰 朝日峰(

後祭を追っかけて 前編

もうはまだなり、まだはもうなり、後の祭り

後祭を追っかけて 前編
「祇園祭も終わりましたな。」と、大阪からの来客者の挨拶である。
「とんでもおへん。山鉾巡行が済んだだけですがな。」と、前祭(さきのまつり)と後祭(あとのまつり)の説明をひとしきりする… 続きを読む

祇園祭 前祭 さきのまつり 後祭 あとのまつり 花傘巡行 おかえり 還幸祭 御霊遷し 八

七月の節句は七夕さん

バレンタインデーより大事な愛の記念日

七月の京都は祇園祭一色になる。その影になってしまい、ついつい等閑になり見落としてしまう歳時記も多い。
そのうちのひとつが七夕祭ではないだろうか。
現在も、幼稚園などでは笹飾りを作り、町を歩くと幼子のいるであろう家庭の軒先やバルコニーに、短冊のつけら… 続きを読む

七夕 七夕祭 節句 乞巧奠(きこうでん) 棚織津女(たなばたつめ) 織姫星 風俗博物館

京の七夕祭

働かず 年に一度の 天の川

五節句の一つである「七夕(しちせき/たなばた)」がやってくる。
古来、「棚機(たなばた)」とも記されていたようだ。
それより一般的には、「しちせき」が「たなばた」と発音されるようになったという。
「棚織津女(たなばたつめ)の伝説」は、村の災厄を除くた… 続きを読む

七夕祭 棚機(たなばた) 棚織津女(たなばたつめ)の伝説 織姫(織姫星)と彦星(

かも川談義 / みそそぎ川

川床夕涼みの話ネタ

伝聞で恐縮だが、鴨川には年間300万人の観光客が訪れるらしい。
街なかを流れる川としては、清き流れが続き、山紫水明(頼山陽)にふさわしい京都必須の川であることに間違いはない。
平安の昔より暴れ川として有名であるが、ここしばらくは穏やかにしてくれているよ… 続きを読む

みそそぎ川 鴨川

清水焼と五条坂陶器まつり

器は料理の着物で柄選びも大変だ

「祇園祭」に因んだ器も、蝉の泣き声がしだす頃には片付け、「大文字」に因んだものに取り替えられている。この時期の会食を京都の料亭で持つときの楽しみである。
季節毎に涼しげな器などに取り替えることは、料理屋を名乗る店ならどこもされている。

しかし、歳… 続きを読む

清水焼 清水焼団地陶器まつり 清水焼団地

宮本組・祇園祭吉符入りと神宝奉持籤取

神々の先導者が準備を始める

宮本組・祇園祭吉符入りと神宝奉持籤取
7月1日の京都といえば、「始まりましたな」「いよいよどすな」と、一ヶ月に亘る祇園祭の幕開けを誰もが口にする。
この日は祇園祭の神事始めの儀式となる日で、"吉符入り"と呼び習わされてい… 続きを読む

祇園祭 吉符入り 神輿渡御 籤取 勅板 神幸祭 還幸祭 神宝奉持 御神宝 御装束 八坂神

西陣の七夕

笹の葉サラサラ 軒端に揺れる・・・願いは一つわれらが平安

西陣の七夕
五節句のひとつである七夕(しちせき)を「たなばた」と呼び習わしているのは、「棚織(たなばた)」の音が七夕(たなばた)転じたもののようだ。

日本古来の棚織津女(たなばたつめ)の伝説と、… 続きを読む

七夕 七夕(しちせき) 棚織(たなばた) 乞功奠(きっこうてん) 御手洗祭 七夕小町踊り 北

清水坂の京焼物 清水焼

京焼というブランドはないはずだ

花灯路が始まり東山は麓の散策路が夜な夜な賑わしくなってきた。
清水坂から神宮道までを歩いたが、清水坂は観光繁華街の下世話さが煩わしい。
とは言うものの数軒のみやげ物屋に足を踏み入れてしまう。嬉しいのだろうか。

清水焼の陶器が目に留まり品定めをして… 続きを読む

清水焼

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