この季節のお奨めコラム
街角の饅頭に餅
京都で菓子を作り、売るお店は三通りの呼び方がある。
その中で「お団子屋」という呼び名はない。これは関東で使われている呼称である。
京都では「お餅屋はん」「おまん(饅)屋はん」「お菓… 続きを読む
魔界怨霊と風水
京都を魔界呪術都市とラベルを貼る原点はどこにあるのだろうか。
東山の展望台ですすり泣きの声が聞かれるからなのか。
その類(たぐい)の話は枚挙に暇(いとま)がないが真偽は様々である。
小生は暗闇も、ものの化も、人の恨みも未だに怖い。そして、怖いから… 続きを読む
探し物は箸枕
時代祭 押さえどころ 1
1998年7月25日、時代祭がパリのカルーゼル凱旋門からルーブル美術館を巡行して、8年になる。20万人の観客が京都の時代絵巻を観覧したと報じられた。
そもそも時代祭は、平安遷都1100年記念… 続きを読む
足利将軍家が京にもたらしたもの
平安京よりの仏教勢力である比叡山天台宗延暦寺に対して、足利将軍家は禅宗の新興として京都五山を制定し「臨済宗」を保護発展… 続きを読む
足利将軍家と京都
時代祭では吉野時代の列の幟や楠正成は見られるものの、足利一族が見られなかった。
が、室町足利時代の遺産は京都に多数残る。
南北朝を含む室町時代(1338〜1573)の235年間は公家文化と武家文化の融合を始めとして、
北山文化、東山文化と呼ばれる現在生活の原型… 続きを読む
京都の秋
紅葉狩りには今まだ少し早いが、行楽観光本は彼岸頃より「京都」を囃し立てている。
秋の足音がすると、書店にはいわゆる「京都本」「京都特集」の雑誌が並び、TVでは特番を組む。
不思議なことだ。
秋の京都に惹かれる由縁は何なのか。
どこがその気にさせるのだ… 続きを読む
大徳寺塔頭芳春院 秋の定期拝観
秋祭りとともに、秋の特別公開、特別拝観が真っ盛りである。
春秋に行われている公開・拝観であるが、市内の各寺院を合わせると、到底回りきれるものではない。
おりしも紅葉シーズンであり、紅葉狩との間合いも考えると、仕事を放り投げてもワンシーズンでは無理… 続きを読む
粟田大燈呂 ねぶた祭の原点か
平成20年10月12日午後6時30分。
その夜、粟田神社大祭の夜渡り神事(宵宮)に、百八十年ぶりに復活した粟田大燈呂の巡行を、目の当たりに見た。
その時、粟田口から出発した粟田大燈呂に、東北… 続きを読む
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