京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

御用達 薯蕷饅頭・酒饅頭

寺は本山 菓子商は下り御用達

11月23日は国民の休日で会社も休みだった。何故休みかよくわからない。
カレンダーには「勤労感謝の日」と朱文字で印刷されている。
週休2日に祝日、使いきれない有給休暇に特別休暇。
頭も体も使わず、金も使えず時間だけがある。
小生はこれをスローライフと呼ん… 続きを読む

日本第一番本饅頭所 下り菓子司 塩瀬総本家 虎屋 建仁寺 東福寺 龍山禅師 林浄因 黒

京の夏の妖怪 その二

スクリーンでは味わえないゲゲゲの世界を六道まいりに見る

京の夏の妖怪 その二
光と闇が交錯している千年の都、京都。
八坂の塔を背に東山通りを西へ、ゆるやかな下り坂を下り始めた。
近くのペンションから出てきた若い女性連れの、高台寺から清水寺に出掛けるという話… 続きを読む

妖怪文化 六道まいり 壇林皇后九想図 地獄絵 西福寺 六道の辻 轆轤町(ろくろちょう)

スローインテリア / 京すだれ

簾の結界は癒しを届けてくれる

簾(すだれ)をはじめとするスローインテリアに、これ程の反響があるとは思いもしなかった。
そこで、も少し足を踏み入れて記すことにしたい。

日曜大工センターに「簾」は並んでいるが、専門商となると、全国では50軒位しか製造販売をしていないようだ。とりわけ… 続きを読む

簾 琵琶湖の葭 葦 座敷簾 洛西の真竹 西陣織 御簾 京簾 亀甲編み 葵編み 川

盂蘭盆に地蔵盆に大日盆

最小単位で受け継ぐコミュニティ文化

盂蘭盆に地蔵盆に大日盆
盆と正月は暮らしの中に今も生きている、日本の最も古くから伝わる行事である。
仏教が伝わる以前から、いずれも「先祖をお祀りする行事」として行われていた。

仏教伝来後、その影響が強… 続きを読む

地蔵盆 大日盆 天道大日如来 延命地蔵尊 盂蘭盆会 六地蔵めぐり 地蔵菩薩 普賢菩薩

京の木彫六地蔵菩薩に魅せられて

850年の歳時をなぞる

京の木彫六地蔵菩薩に魅せられて
地蔵盆の間に、「京の六地蔵」の内、山科の四宮地蔵にしか行けなかった。
心残りなので、一日一地蔵を五日間で、翌25日から廻ることと決め、遅ればせながらも満願することができた。

地蔵… 続きを読む

六地蔵巡り 廻り地蔵 地蔵盆 伏見地蔵 大善寺 鳥羽地蔵 浄禅寺 桂地蔵 地蔵寺 常

読み仮名違えば・・・川床

床(とこ)あります

「床(とこ)あります。」と読んで大笑いされた。

随分も前のことである。先斗町を歩いていて、軒先に掛かるその曰くつきの札を見つけ、大声に出して読み上げたのである。
「花街やからトコと読んでもええんや!」と、解りもしない年端で負け惜しみ
を言った記憶… 続きを読む

川床 鴨川納涼床 先斗町 川床 床几 皐月床 本床 後涼み 名残りの床 川床料理 京の奥座

門前近隣のおまん屋はん

朝のうちに作り、その日のうちに売り切ってしまうのが朝生菓子

小生のオフィス(烏丸六角東)の「堂の前町」の北西方面に、隣接して「饅頭屋町」という町名がある。現在は「おまん屋はん」に関わる人達が居住し、製造し、あるいは商いをしている様子は、勿論微塵もない。

日本初の饅頭は、1341年元から帰化した林浄因(りんじょうい… 続きを読む

饅頭の日 松屋 音羽屋 八勘本店 今西軒 神馬堂 葵屋やきもち総本舗 ゑびす屋加兵衛 

スローフード おばんざい

たかかおばんざい、されどおばんざい。

コレステロールとか中性脂肪、体脂肪や高脂血症が気になりだす。
メタボシンドロームなどといわれ、現代病の一つとして大半の人に共通するテーマであろう。
今やベジタリアンは増え続け、珍しい存在ではなくなった。

いきおい、野菜を使った料理は注目を浴びてい… 続きを読む

スローフード 精進料理 妙心寺東林院 京菜かわにし 西川玄房 川西ふみ子

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