京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

祇園祭 異文化とのであい

異端の新モノも時経てばいつしか古きものに

祇園祭 異文化とのであい
山鉾はいったい我々に何を受け継げといっているのだろう。
動く美術館とも言われる山鉾の神賑わいなのか、その美術館に飾られている往古の懸装品などの美術品なのか。
勿論その両方と誰もが… 続きを読む

祇園祭 懸装品 応仁の乱 祇園御霊会 鯉山 孟宗山 鶏鉾 霰天神山 長浜曳山祭 鳳凰山 白

祇園祭 山鉾のほんとの巡行

大トリ鉾の復活で明日の日本に力を蘇らせる

祇園祭 山鉾のほんとの巡行
今年2011年の山鉾の懸装品の復元新調が報じられている。

月鉾保存会は18世紀に作られた絨毯の胴掛の左面を復元新調し、ジェイアール京都伊勢丹で26日に披露し、そのあと12日の曳初(ひきぞ… 続きを読む

祇園祭 加茂葵祭行列図 山鉾巡行 前祭 後祭 大船鉾 居祭り 布袋山 鷹山 京都市四条町

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

嵐山の鵜飼

おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな

7月を目前にすると、京都人なら誰も、祇園祭のことが気に成りだす。
7月1日「吉符入」のニュースの影になりあまり知られていないが、この日の夜には、古くから嵐山で風物詩が楽しまれている。
「この時期の嵐山はオフシーズンで人出を目にしないよ」と、言う無かれ。… 続きを読む

鵜飼 大堰川(おおいがわ) 篝火(かがり火)  座敷船 屋形船 鵜飼の舟遊び 鵜舟

千日詣の愛宕さん

獣道を歩く夏越の夜のご利益

おそらく、「火廼要慎(ひのようじん)」と書かれたお札を知らない人はいないだろう。飲食店の厨房は言うに及ばず、京都の家庭の台所、事業所など、いたるところで貼られているのを目にする。
これは愛宕(あたご)神社の火伏札である。 

「愛宕さん 愛宕さん」… 続きを読む

夏越 火廼要慎(ひのようじん) 火伏札 カマド神 おくどさん 愛宕信仰 朝日峰(

清水坂の京焼物 清水焼

京焼というブランドはないはずだ

花灯路が始まり東山は麓の散策路が夜な夜な賑わしくなってきた。
清水坂から神宮道までを歩いたが、清水坂は観光繁華街の下世話さが煩わしい。
とは言うものの数軒のみやげ物屋に足を踏み入れてしまう。嬉しいのだろうか。

清水焼の陶器が目に留まり品定めをして… 続きを読む

清水焼

祇園祭 清々講社

町衆が和御霊が合体するとき悪霊が退散する

祇園祭神幸祭や還幸祭の神輿の賑わいをご覧になられているだろうか。
山鉾巡行の辻まわしを祇園祭のハイライトと呼ぶなら、石段下や御旅所での揃い踏みの神輿振りは祇園祭のクライマックスと呼ぶに相応しい。

静の山鉾、動の神輿といわれるが、祇園祭の真髄は神輿… 続きを読む

祇園祭 祇園祭 神幸祭 還幸祭 神輿渡御 神輿振り 神宝奉持列 勅板 寄町制度 神輿

祇園祭 神輿洗いと祈り

水と火が清め、人々は設える

祇園祭 神輿洗いと祈り
「神輿洗い」といっても、単なるクリーニングでないことは誰もの察しがつく。
八坂神社の神事として行われ、祇園祭の1ヶ月の期間に二度ある。
始めは毎年7月10日で、二度目は7月28日だ。
祇… 続きを読む

神輿洗い 祇園祭 神幸祭 還幸祭 中御座神輿 修祓 斎竹(いみたけ) 御霊遷し 神輿洗

鱧食べ 行こう

鱧まつり 梅雨明けどきが 盛りなり

山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。

つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む

巻寿司 鯖寿司 ちらし寿司 鱧寿司 鱧づくし 骨切り とろ鱧 活鱧 鱧ざく 焼

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