京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

洋館を訪ねて4 三条四条間

「ポスト千年の都」近代の象徴を受け継ぎ、平成京都人の心意気を。

御幸町三条のアートコンプレックス1928を後に、四条通を西へと洋館を探すことにした。なかなかすぐに思い当たる建物が浮かばない。同じ繁華街なのだが、三条通と四条通では様子が違うことにあらためて気づくことになる。

鴨川の傍には、東華菜館やレストラン菊水、… 続きを読む

京都近代建築遺産 ハーフティンバー フランス瓦 ファザード イオニア式 レンガ フリー

この秋、怪怪奇奇な障壁画

街に輝くポップな絵と襖絵を楽しむ法

墨書された白封筒がデスクの上に置かれている。
宛名の文字の表情から、裏返さなくても差出人がわかる。
伸び伸びと大書された筆の運びの中に、デリケートさを垣間見せつつ堂々としている。

封を開けた。出版パーティの招待状だ。
「つっぱり野郎とアーティスト… 続きを読む

襖絵60面 蓮−青の幻想 生命賛歌 極楽浄土 ダイニングバー・モジョ THE_RIVER_RIENTA

京都宗教音楽・声明

邦楽・日本音楽の源流は声明である

声明と書いて、「しょうみょう」と読む。
本来寺院の奥にて法会の際に行われる荘厳な読経(どきょう)の方法であり、仏教の経文を歌誦することを指した言葉で、別名梵唄(ぼんばい)とも呼ばれる。
近年、西洋の宗教音楽に対する仏教の古典声楽との解釈がされている… 続きを読む

声明 邦楽

今様歌合せの白拍子

平安な時代を変革せり舞と歌で

今様歌合せの白拍子
♪ 遊びをせんとや生まれけむ 戯(たはぶ)れせんとや生まれけむ
遊ぶ子どもの声聞けば わが身さへこそ揺るがるれ♪

平成… 続きを読む

今様歌合せ 今様 大河ドラマ 神楽歌 催馬楽 風俗歌 吉野吉水院楽書 梁塵秘抄 今様合

満月に隠れ茶室を見た

茶人の幽玄@妙心寺退蔵院

満月の夜の観月茶会に誘われた。
場所は洛西花園にある退蔵院。臨済宗妙心寺の塔頭である。
妙心寺といえば、関係寺院3500ヶ寺僧侶7000人を擁する禅宗随一の大本山である。その地は花園天皇(1297〜1348)の離宮で、禅宗に帰依された天皇が禅寺とされたところである。
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観月茶会 天上画雲龍図 方丈 座禅 数息観 退蔵院 妙心寺 花園天皇 関山慧玄禅師 無相

癒しの高雄・美山 山間ドライブ

近くて遠い山里も あなた次第

癒しの高雄・美山 山間ドライブ
お彼岸さんも過ぎ、確かに秋めいてきた。行楽に出かける準備体操の時期といえる。
秋の花見なら萩、菊、彼岸花に、秋桜、ススキ、秋海棠、更には金木犀、紅葉となるわけだが。

9月も下旬に… 続きを読む

紅葉 川床料理 もみじ天ぷら 栗おこわ りんご狩 露天風呂 バラ風呂  美山 フ

探し物は箸枕

秋祭りたけなわ

秋祭り酣(たけなわ)の10月の日々が始まっている。

北野天満宮の野菜や雑穀で装われた「ずいき神輿」(1日〜5日)や粟田神社(7日〜8日)は祇園祭山鉾の原型といわれる剣鉾巡行などをはじめとして、毎日のように氏神さんの祭が目白押しで気もそぞろである。そして… 続きを読む

秋祭 京都大骨董祭 パルスプラザ 北大路魯山人

続 足利将軍家が京にもたらしたもの

コノ頃都ニハヤル物 西陣織に下剋上

紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む

足利幕府 応仁の乱 三管四職 下剋上 二条河原の落書(らくしょ)  荘園制度 惣村

京のお伊勢さん 日向大神宮

筑紫日向と畿内伊勢が交わる歴史の交差点

京のお伊勢さん 日向大神宮
お伊勢さんに行かないかと知らせを受けた。京のお伊勢さんだという。
てっきり丹後の元伊勢のことかと思った。
丹後の元伊勢を称する神社は、籠神社・皇大神社・竹野神社と三ケ所であるが、… 続きを読む

神嘗祭 内宮大祭 御神楽 人長舞 外宮大祭 京都市山科区日ノ岡一切経谷町28 日向

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