この季節のお奨めコラム
街角の饅頭に餅
京都で菓子を作り、売るお店は三通りの呼び方がある。
その中で「お団子屋」という呼び名はない。これは関東で使われている呼称である。
京都では「お餅屋はん」「おまん(饅)屋はん」「お菓… 続きを読む
秋の物見遊山 / 大徳寺
ものみ‐ゆさん【物見遊山】 物見と遊山。見物して遊び歩くこと。
実に味気なく三省堂大辞林に書かれている。
「寺での修行を終えた後、他の寺へ修業遍歴の旅に出る。」
この意味が「遊山」… 続きを読む
御用達 お餅屋はん
普段に食べるお餅はお餅屋はんで買っても、鏡餅は自宅で搗いたものだ。
石臼や木臼に跳ねる木槌の音が土間を伝い、下腹に響いてきたことを覚えている。
餅つき機のお餅も悪くはないが、どうも腰がない。
家で餅つきをしなくなった現在では、まさに「餅は餅屋」で… 続きを読む
近場で紅葉狩
京都人として寛(くつろ)げる紅葉狩穴場スポットが好評で、観光と一線を画した紅葉狩の案内を依頼された。
練りに練ってピックアップしたものを、各種観光情報誌と照らし、紹介されているものがあれば消去していった。
残った所から交通渋滞や混雑状況を考慮し、独… 続きを読む
時代祭 押さえどころ 1
1998年7月25日、時代祭がパリのカルーゼル凱旋門からルーブル美術館を巡行して、8年になる。20万人の観客が京都の時代絵巻を観覧したと報じられた。
そもそも時代祭は、平安遷都1100年記念… 続きを読む
満月に隠れ茶室を見た
満月の夜の観月茶会に誘われた。
場所は洛西花園にある退蔵院。臨済宗妙心寺の塔頭である。
妙心寺といえば、関係寺院3500ヶ寺僧侶7000人を擁する禅宗随一の大本山である。その地は花園天皇(1297〜1348)の離宮で、禅宗に帰依された天皇が禅寺とされたところである。
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時代祭に鞍馬の火祭
いよいよ10月22日が迫ってきた。この日の正午に時代祭の巡行がスタートする。
また、夕刻6時に鞍馬の火祭の大小の松明(たいま… 続きを読む
京の火祭・祭のはしご
「時代祭」は平安建都1100年を記念して百年余り前の明治時代から始められたものである。
その10月22日の夜には「鞍馬の火祭」が執り行われている。
後者は平安中期、鞍馬寺の鎮守社である「由岐神社」の祭神が御所から鞍馬に移されたときに、鞍馬の村人が戸口に… 続きを読む
大徳寺塔頭芳春院 秋の定期拝観
秋祭りとともに、秋の特別公開、特別拝観が真っ盛りである。
春秋に行われている公開・拝観であるが、市内の各寺院を合わせると、到底回りきれるものではない。
おりしも紅葉シーズンであり、紅葉狩との間合いも考えると、仕事を放り投げてもワンシーズンでは無理… 続きを読む
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