京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

電力使用制限令発動

千年前からやってます

電力使用制限令発動
今年平成23年の梅雨入りは、例年より15日も早い史上2番目の梅雨入り宣言となった。昨年の真夏日を越えた猛暑日という単語の誕生、今年3月の東日本大震災津波被害、放射能汚染と、非常事態と思… 続きを読む

更衣 しつらえ替え 宮中行事 単衣(ひとえ) 薄物(うすもの) スローインテリア 建具替

かも川談義 / 河原町と七口

川床夕涼みの話ネタ

未だに分からないのが河原町通の開通である。「お土居(おどい)」が築造(1591)された後、「先斗町」造成(1668)がされるまでの間であることは察しがつくが、実に77年間もある。
「お土居築造」と同時に、それに沿って通りがつくられたことは間違いないであろう。… 続きを読む

京の七口 長坂口 大原口 荒神口 粟田口 伏見口 鳥羽口 丹波口

スローインテリア / 京町家の衣替え

昔ながらの涼をとる法

「皐月の床」から「本床開き」の声が聞こえだすと、京町家では「建具替え」のシーズンとなる。
つまり、夏支度である。
京都盆地の夏は湿気が多く蒸し暑いゆえに、涼をとるための夏の設えを凝らす習慣がある。 
この習わしは、エアコンのスイッチひとつで済ませら… 続きを読む

建具替え 障子 襖 葦障子 簾 網代 籐むしろ 欄間 屏風 掛け軸 暖簾 川床 

かも川談義 / 納涼床

床の文字に隠微な期待感を抱かせた通り

先週24日で「鴨川をどり」も今年の幕を閉じ、京の四つの花街の春が終わった。
「鴨川をどり」が済むと、「先斗町」を中心として鴨川縁の町々は「夕涼み」の本番となる。それは「納涼床(川床)」である。

いやはや、フリガナを打たねばならないことを忘れている。… 続きを読む

納涼床 川床

あじさい寺に宇治十帖

源氏物語をフィールドワークし、いつの世も変わらぬ人間模様を垣間見る

あじさい寺に宇治十帖
梅雨真只中、晴れ間を見つけての行楽となると、まず、あじさい見物をおいて他にはない。
京のあじさい寺といえば、宇治にある修験宗別格本山の三室戸寺である。
毎年6月1日にあじさい園が開… 続きを読む

花暦 あじさい 源氏物語千年紀 梅雨 ライトアップ 修験宗別格本山 三室戸寺 西国十

祇園祭 生稚児結納の儀

神の使いよ現代の疫病を祓い給え

祇園祭 生稚児結納の儀
祇園祭は7月に始まると言われるが、その序章となる行事は既に始まった。
長刀鉾が今年の生稚児(いきちご)を町内に迎える養子縁組の結納の儀である。

稚児の両親や親族などの稚児家と長刀鉾… 続きを読む

祇園祭 生稚児結納の儀 結納の儀 宣杖の儀 御千度の儀注連縄 生稚児 禿 長刀鉾 藝

京の沙羅双樹を愛でる

苔の上に落ちた白い花に諸行無常の響きあり

京の沙羅双樹を愛でる
今の今まで、平家物語で暗記した沙羅双樹と、仏教の三大聖樹のひとつ沙羅の樹の花が同じものとは思っていなかった。

その所為で、朝からささいな口論が始まった。
元は、妙心寺東林院の沙… 続きを読む

平家物語 沙羅双樹 無憂樹 菩提樹 夏椿 方丈庭園 妙心寺東林院 城南宮 真如堂 法金剛

鱧食べ 行こう

鱧まつり 梅雨明けどきが 盛りなり

山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。

つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む

巻寿司 鯖寿司 ちらし寿司 鱧寿司 鱧づくし 骨切り とろ鱧 活鱧 鱧ざく 焼

源氏物語を歩く

紫式部は物語をどんな背景で着想したのだろう

京都文化博物館で開催されていた源氏物語千年紀展が一昨日幕を下ろした。

源氏物語といっても、光源氏の名と色男であったことしか知識は持ち合わせておらず、著者とされる紫式部となると皆目話もできず、2千円札の裏の源氏物語絵巻に肖像画があること、ユネスコの偉… 続きを読む

源氏物語千年紀 京都文化博物館 紫式部

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