京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

青梅の思い出

烏梅・白梅・蜜梅 梅の食し方

5月に旬というと梅の実が思いつく。旬といえどその実を食べることはできない。
幼少の頃、たわわに実る青梅をもぎ取りかじり食べた。
腹を刺すような痛みは今も忘れられない。

梅の名所の木々には青く、ところどころ薄黄色くなった青梅が鈴なりになっている。
新… 続きを読む

梅 実梅 大徳寺大慈院 鉄鉢料理 梅の甘露煮のてんぷら 京料理 甘露煮 梅干 烏

野花菖蒲で田植えを知る

季語は飾りにあらず、時節の本質ぞ

野花菖蒲で田植えを知る
この時期に外へ出ると、緑陰が目に留まり、草木などの生物が次第に生長していることに気づく。

二十四節気を見てみると「小満」を終え、「芒種(ぼうしゅ)」とある。

「芒種」とは、現在… 続きを読む

梅雨 野花菖蒲 花菖蒲 芒種(ぼうしゅ) 芒(のぎ) 花菖培養録(かしょうばいようろく)

京わらび餅

本わらび餅のワラビ粉はグラム1500円以上もする

夏菓子を記しているなかで、とうとう「わらび餅」をあげない訳にはいかなくなった。
お取り寄せランキングでわらび餅を調べてみると、京都が1軒神戸が2軒に大阪、奈良1軒が上位5軒であった。
わらび粉の名産である奈良には頷いたが、大阪の貴船神社の水使用には少々… 続きを読む

わらび餅 本わらび餅 草わらび餅 京わらび餅 京みずは 老松嵐山店 高台寺洛匠 文

かも川談義 / 河原の芸能

川床夕涼みの話ネタ

鴨川の二条以北は「禊、祓いの場」で、三条以南は「惨劇の場」であったが、何れも今は「憩いの場」として定着している。
最近では、目のやり場のないくらいに仲睦まじいカップルが等間隔に陣取り、その後ろを、真正面に視線を置いたままの散歩者が行き交う光景に出会… 続きを読む

川床 鴨川

水無月は花菖蒲から

花菖蒲で嬉しい知らせ

水無月は花菖蒲から
六月を水無月というが、水の無い月という意味ではない。
その真逆で「水の月」という意味である。
「無(な)」は連体助詞の… 続きを読む

花菖蒲 菖蒲 カキツバタ アヤメ 平安神宮 蒼龍池 白虎池

夏越祓 茅の輪くぐり

お気軽リセットボタン、1年に2回までが良し

夏越祓 茅の輪くぐり
「みな月の なごしの祓へするひとは ちとせのいのち のぶといふなり」

この和歌を繰り返し唱えながら、左右左と八の字を… 続きを読む

夏越祓 拾遺集 茅の輪くぐり 茅(ちがや) 人形(ひとがた) 人形流し 車折神社 野宮神社

京都夏の妖怪 その五 モノノケタウン

京都発世界コンテンツがまた進化した

京都夏の妖怪 その五 モノノケタウン
平成21年7月、京都国際マンガミミュージアム特別展「妖怪天国ニッポン」では、江戸時代の妖怪画から現代の妖怪マンガにいたるま… 続きを読む

妖怪文化 長刀鉾 怪異・妖怪伝承データベース 日本妖怪大全 映画村の妖怪まつり 

あじさい寺に宇治十帖

源氏物語をフィールドワークし、いつの世も変わらぬ人間模様を垣間見る

あじさい寺に宇治十帖
梅雨真只中、晴れ間を見つけての行楽となると、まず、あじさい見物をおいて他にはない。
京のあじさい寺といえば、宇治にある修験宗別格本山の三室戸寺である。
毎年6月1日にあじさい園が開… 続きを読む

花暦 あじさい 源氏物語千年紀 梅雨 ライトアップ 修験宗別格本山 三室戸寺 西国十

水羊羹

羊の肝が涼夏のスイーツとなる

水羊羹
涼をもたらす夏の和菓子が届くと嬉しいものだ。
葛きり、あんみつ、わらび餅、麩饅頭に水羊羹。
包装を開くや青竹などが目につくと、殊更に喜んでしまう。
青竹に入った水羊羹は、幼少の頃… 続きを読む

水羊羹 青竹 寒天菓子 精進羊羹 冷煎茶 慈覚大師円

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