この季節のお奨めコラム
秋季一般公開 京都御所の秋 その1
蛤御門から入った。
秋晴れの下、正面に大の字が仰向けに寝そべっている。
白い雲が流れている。この分だと真っ青になるかもしれない。
目の前を自転車が横切る。この光景も京都御苑のお決まりの風景だ。
築地塀で囲まれた中が京都御所で、古くは内裏と呼ばれた天… 続きを読む
親鸞聖人の黄葉に銀杏を肖る
連日猛暑日の続いた平成22年の秋のはじまりは、一転して冷え込みの日へと様変わりしている。早々と冬がやってきて、どんどん深まっていくようで秋がなくなるのではと不安になる。
TVニュース… 続きを読む
ヴォーリズの京都に残した洋館
またまたデパ地下へ昼食の買出しに出かけた。これは外食ランチが手詰まりになったときの小生の定石である。
行き帰りの出入り口は北の錦小路通側とお決まりなのだが、その日は大極殿本舗で… 続きを読む
泉涌寺 紅葉の歩きかた
過日、京都ガイドの記事を読んだ。一泊二日での紅葉紀行記事である。
東京のライターさんで、新幹線を降りて泉涌寺へ行き、東福寺に回る案内であった。
ところが、このライターさんの泉涌寺では、御所から移築された大門を潜ってすぐ左の楊貴妃観音堂にある二本と、… 続きを読む
街角の饅頭に餅
京都で菓子を作り、売るお店は三通りの呼び方がある。
その中で「お団子屋」という呼び名はない。これは関東で使われている呼称である。
京都では「お餅屋はん」「おまん(饅)屋はん」「お菓… 続きを読む
紅葉紀行 修学院から一乗寺散策
紅葉を求めて入洛する人の姿が目立つ。
京都人にとっても、紅葉狩の場所探しに大変なシーズンである。
誰しも、南禅寺から哲学の道を銀閣寺に向かって、永観堂や安楽寺、法然院と訪ね、疎水縁を歩きたいものである。しかし、休日に行く気はしない。
なぜなら、そ… 続きを読む
続 足利将軍家が京にもたらしたもの
紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む
近場で紅葉狩
京都人として寛(くつろ)げる紅葉狩穴場スポットが好評で、観光と一線を画した紅葉狩の案内を依頼された。
練りに練ってピックアップしたものを、各種観光情報誌と照らし、紹介されているものがあれば消去していった。
残った所から交通渋滞や混雑状況を考慮し、独… 続きを読む
三尾の紅葉 明恵を歩く
紅葉の名所人気ランキングが俄かに騒がしい。
行ったことのある名所では、全国ランキングで嵐山がトップにあがっている。
これを京都人に向けてアンケートしてみれば、どんな結果になるだろ… 続きを読む
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