この季節のお奨めコラム
洛中洛外京桜図 一見さんの桜に通の桜 編 その三
桜吹雪があちこちで舞い出した。
気忙しさと寂しさが織り交ざり、複雑な思いである。
先週末は何処もが見頃で賑わっている。洛北原谷の原谷苑、鷹が峰の常照寺、大原の三千院、下鴨の半木(なからぎ)道、洛中では二条城、洛西嵯峨では竜安寺、西山大原野では勝持… 続きを読む
秀吉が京都に残したもの
初夏の光の風を受けながら横断歩道の信号が変わるのを待つ。
東山七条の交差点である。右前方の勅使門は智積院、左前方の土塀は妙法院である。
その間の広い坂道が東山連峰に向かっている。坂をあがると、両脇は京都女子学園の敷地で、校舎が並ぶ。平日なら通学の… 続きを読む
上賀茂神社の櫻
四月上旬の京のあちこちは花見で賑わしい。
満開見頃に花見ができるようにと、毎年行く先を練り、下見にも出かける。東奔西走… 続きを読む
続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第
半農半兵の農家に生まれた秀吉は、武将となり天下人となっても、自身の中にコンプレックスがあったのであろうか。
織田家に仕えるまでの経緯については不確かで、秀吉の口承伝記にあっても… 続きを読む
松尾の葵祭
京都の皐月といえば、上賀茂、下鴨の両神社での葵祭(賀茂祭)である。
斎王代や藤の花の掛かった牛車などの巡行が、都大路から下鴨、上賀茂の両神社へと平安王朝絵巻を繰り広げ、路頭の儀、… 続きを読む
八重桜の園 千本ゑんま堂
童観音は高さ2mのブロンズの座像で、蓮の花を手に、ふっくらとした優しい顔つきの子供の仏像である。誰もが立ち止まり、その表情に微笑を返し、溢れんばかりの愛に包まれ、心和ませている。
… 続きを読む
京の旅 / 苔か鈴虫 はたまたお酒
四条通を西へ西へと車を走らせると、松尾山を背景に大きな鳥居が見えてくる。
松尾橋を渡ると、阪急電車嵐山線の松尾駅。
その目の前の大鳥居の直前に、これまた大きな、見上げるほどのお神酒徳利が治まっている。
この神社で授与されるお守りは、「服酒守」「販… 続きを読む
餅と桜
森山直太朗の♪さくら、河口恭吾♪桜、 宇多田ヒカル♪SAKURAドロップスなどよりも、
♪さくら さくら のやまも さとも みわたすかぎり
かすみか くもか あさひに におう
さくら さくら はなざかり♪
小学唱歌として口ずさんだ♪さくらさくら♪が、つい飛び出… 続きを読む
続 秀吉が京都に残したもの 御土居
御土居史跡公園をあとに千本通に出た。
千本通を北に源光庵の方へ上り坂を行くと、「御土居餅」の暖簾を掛ける都本舗光悦堂… 続きを読む
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