京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

学生街の喫茶店

シチュエーション別喫茶店選択法

今月発売している京都CF!2月号は「京都人が愛してやまない、喫茶店」が特集である。
ドンゴロスの生地目が背景全面に使われている。この表紙を見ただけで中の味わい、コクが伝わってくる。

書店に居並ぶ表紙の顔を見比べてみたが、知的文化度も、親密度も、スノッ… 続きを読む

喫茶店

事始の風物歳時記

終わりの始まりが次の始めのはじまり

事始の風物歳時記
12月12日、今年の漢字は「輪」であると、清水寺森清範貫主の揮毫で発表された。
全国400か所に設置された応募箱に投函された約25万票の中で、9518票を得て最も応募数の多かったのが「輪」、2… 続きを読む

事始め 年末行事 おことうさん 御事多さん おことうさん 一文字世相漢字 清水寺森清

京鍋料理 / 湯豆腐

豆腐百珍で湯やっこが絶品と評される

京の門前、観光地を訪れると「湯豆腐」の文字にやたら出くわすものだ。
湯豆腐と言えば、京都と誰もが口を揃えて言う筈である。

鍋に昆布を敷き、水を張り、ただ豆腐を入れこみ、豆腐が温まりぐらりと動いたところで、引き揚げる。これが湯豆腐である。材料が豆腐… 続きを読む

京豆腐 湯やっこ 京豆腐 豆腐百珍 都林泉名勝図絵 南禅寺どうふ 嵯峨豆腐 南禅

冬の蛍 嵐山花灯路

幻想的幽玄な灯りの楽しみ方

冬の蛍 嵐山花灯路
苔むす庭に、散り紅葉が光を浴び配されている。
自然の為す色とりどりの粋な計らいに目を奪われてしまう。
そして頭上には、木々に掴まり彩どりを残す楓が散りを拒み、冬紅葉を楽しませてく… 続きを読む

花灯路 嵐山花灯路 小倉山 渡月橋 大堰川 嵐山

誇れる京の鍋あれこれ

千ぶらして 日本一のまる鍋食べよか

「上(かみ)で食べよか!」 というのは、「上七軒」を指していた。旦那衆がよく使っていた用語である。
転じて北野あたりから千本中立売、西陣界隈を指すこともある。
一方、「東で飲もか!」と言うと、京都の東、鴨川の東にある「祇園」を指している。繁華街や歓楽… 続きを読む

まる鍋 西陣京極 五番町夕霧楼 千中 千ぶら 大市

京の温泉

京都には温泉がないのかというと、そうではない

日本人なら冬場は暖かい鍋と温泉に限ると思う人は多い。
小生もその一人である。
ところが、鍋は地元でお世話になるが、温泉となると北陸か有馬に出掛けてし
まう。京都には温泉がないと、どこかで思っている。

温まるということとマッサージやエステを兼ねて、… 続きを読む

湯豆腐で晩酌

湯豆腐は一人でやる方が似合うのだろうか

今月は晩酌という熟語によく出くわした。

京都CF!誌では、中綴じに「烏丸で晩酌」という冊子が付いているし、街頭では冊子配布がされていた。おまけに一日中オフィスに流れているアルファステーションでも、「烏丸で晩酌」が連呼されている。

日暮れとともに冷え… 続きを読む

湯豆腐 晩 酌湯豆腐

顔見世のまねき

とうとう師走 来年のことを鬼も見る

「師走だな」と思わせるもの。

(X'masの)ツリー、紅白(歌合戦の組表)、年賀状(のCM)…。
 昨今では大晦日の格闘技の対戦相手の発表も加わろうか。

 京都の師走といえば、7日には千本釈迦堂の「だいこ焚き」に出かけ無病息災を願い、13日に芸舞妓の「祇園… 続きを読む

京の師走の風物詩 勘亭流 吉例顔見世興行 南座

煤払い

善人男女の埃を叩きだし、我が身に被る

煤払い
いよいよ年の瀬も押し詰まってきた。
繁華街ではXmasソングが流れているが、大掃除も気になるところである。

大掃除のことを、古くは煤払いと呼んでいた。
薪が主たる燃料源であった頃は… 続きを読む

お煤払い 大団扇 竹棒 箒 西本願寺 総御堂 阿弥陀堂 聞法会館 東本願寺 大谷光真門主

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