この季節のお奨めコラム
菊花観賞
時代祭が今年は曇天から雨となった。
秋晴れの中での行列見物しか記憶に残っていない小生は、史実に基づいた本物の風俗衣装が雨の滴に打たれるのを見て、痛々しく思えた。
装束にビニール合… 続きを読む
続 足利将軍家が京にもたらしたもの
紅葉が色づきはじめると、錦繍の秋という時候の句を使いたくなる。
また、錦繍の秋という語句からは「西陣織」の織文様が思い浮かぶ。
京織物の歴史は古く、平安期前まで遡ることとなるが、「西陣織」がブランドとして確立されたのは、足利室町期天文17年(1548)で… 続きを読む
麩焼とお好み焼
京都CF誌2006年5月号の特集で、「京都の粉もん こないなもん」と冠してお好み焼などが紹介されている。そこでは、ラーメン、カレー、肉といわれる三大国民食京都地図に続く、四大国民食と位置づけている。
粉もんといえば、お好み焼、明石焼、たこ焼、もんじゃ焼など… 続きを読む
萩とおはぎ
「萩よりおはぎ」というなかれ。
「萩とおはぎでお彼岸さん」と、行楽の休日を楽しみたい季節ではあるまいか。
京都で「萩の寺」と言えば、勝海舟の宿坊であった「浄土宗 常林寺 (左京… 続きを読む
近場で紅葉狩
京都人として寛(くつろ)げる紅葉狩穴場スポットが好評で、観光と一線を画した紅葉狩の案内を依頼された。
練りに練ってピックアップしたものを、各種観光情報誌と照らし、紹介されているものがあれば消去していった。
残った所から交通渋滞や混雑状況を考慮し、独… 続きを読む
洋館を訪ねて2 三条通
京都には捨ててはならないストックがある。そして、そのストックの中で暮らしている。古き良き時代の文化を大切にし、新しき文化を育んでいる町なのである。
遺跡に甘んじ、化石の町になるわ… 続きを読む
安倍晴明 / 呪術・式神
修験者や僧によって使役される霊に「護法童子」と呼ばれる存在が密教にある。
「護法童子」は神仏から遣わされている為、悪事をさせることはできない。
一方、陰陽師が使役する「式神」は、… 続きを読む
おはぎ・ぼたもち・はんごろし
今年になって「ぼたもち」に与ったのは、春のお彼岸(3/21)とお盆(8/14)とで二度である。
いずれも先祖供養の折ということになる。この分で行くと次は秋の彼岸(9/23)であり、年3回となり… 続きを読む
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