この季節のお奨めコラム
どこで愛でるか花菖蒲 その2
池泉回遊式庭園で花菖蒲を愛でられるのは、平安神宮や梅宮大社だけではない。
梅宮大社からなら新丸太町通を目指し、蓮の寺として知られる法金剛院を訪れるのが良い。
関西花の寺十三番札所… 続きを読む
旬の山菜とお番菜
山菜は天ぷらにするか、酢の物にするかで、一番の季節感を味わえるように思っていた。
ところが、サラダが最も美味いと聞いた。何はともあれ、山菜サラダを作ってみることにした。勿論我流である。
まず、うど・こごみ・ワラビ・たらの芽・ぜんまいを大鉢に盛り… 続きを読む
菖蒲の節句発祥の地 藤森神社
春祭酣(たけなわ)と言う使い方をするので、春祭(はるまつり)とは春に行われる祭りの総称であると誰もが理解している。
更に、日本国語大辞典にあるように、「その年の豊作と、悪疫の流行を… 続きを読む
おちゃわん屋 樂焼
「樂焼 おちゃわん屋」 との古びた暖簾が架かっている。
格子戸越しには、その暖簾が玄関先の濡れた飛び石に届きそうな長さにみえる。
犬矢来を横目に進むと、その隣地に「楽美術館」がある。
「伝統とは単に守り踏襲していくものではない。伝統の中に何を見よ… 続きを読む
葵祭 路頭の儀 本列とは
葵祭というと、十二単の斎王代と華やかな女人列に話題と目線が集中し、王朝風俗の優雅な伝統を偲ばれる方が多いが、本来、路頭の儀は勅使列が本列であり、斎王代・女人列は付帯しているもので… 続きを読む
続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第の遺構とお土居
障壁画「聚楽第図」や「聚楽城図」にも描かれている「梅雨の井」は、千利休が聚楽第での茶の湯に使った井戸水といわれている。
梅雨になると井戸の水位が上がり、溢れ出すことからその名が… 続きを読む
葵祭 斎王のお歯黒とふたば葵
5月15日の天候が気になりだしてきた。何があるか?「葵祭」である。
古来より京都では、「雲が愛宕さんへ参ると雨、お稲荷さんに参ると晴れ。」と言い習わされている。従って、前日の雲の様子… 続きを読む
京の仕出し屋 その二
来客予定の持て成しに、仕出し屋で懐石膳を注文すると、先付、八寸、造り、吸い物、焼き物、揚げ物、酢の物、蒸し物、ごはん、水物と勢ぞろいする。
来客があった場合、できる限りの腕を振るって温かい料理でもてなすのが礼節であると言えども、京都で心のこもった… 続きを読む
宇治茶ブランド その2
家庭で「やかん」を使っている光景が見れなくなっている。
若い人の所帯では「急須」がないところも増えている。
茶の葉が家庭で使われなく成りだしているのだ。ペットボトル茶かティーバックか、粉末茶に様変わりしているのだろうか。
総務省家計調査によると… 続きを読む
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