この季節のお奨めコラム
SAKURA 2008 No.4
御霊祭
京都の五月は葵祭で半月が過ぎてゆく。
その間も、藤森神社の藤森祭に伏見稲荷の還幸祭、松尾大社の松尾祭に今宮神社の今宮祭、八大神社例祭などなど各所で祭りが目白押しである。
更に… 続きを読む
どこで愛でるか花菖蒲 その1
葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。
まずは花菖蒲である。
杜若とバトンタッチをするかのように咲きは… 続きを読む
続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第の遺構とお土居
障壁画「聚楽第図」や「聚楽城図」にも描かれている「梅雨の井」は、千利休が聚楽第での茶の湯に使った井戸水といわれている。
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葵祭 路頭の儀 本列とは
葵祭というと、十二単の斎王代と華やかな女人列に話題と目線が集中し、王朝風俗の優雅な伝統を偲ばれる方が多いが、本来、路頭の儀は勅使列が本列であり、斎王代・女人列は付帯しているもので… 続きを読む
春祭最後の嵯峨祭
春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。
歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を覚え… 続きを読む
宇治茶ブランド その2
家庭で「やかん」を使っている光景が見れなくなっている。
若い人の所帯では「急須」がないところも増えている。
茶の葉が家庭で使われなく成りだしているのだ。ペットボトル茶かティーバックか、粉末茶に様変わりしているのだろうか。
総務省家計調査によると… 続きを読む
京の仕出し屋 その二
来客予定の持て成しに、仕出し屋で懐石膳を注文すると、先付、八寸、造り、吸い物、焼き物、揚げ物、酢の物、蒸し物、ごはん、水物と勢ぞろいする。
来客があった場合、できる限りの腕を振るって温かい料理でもてなすのが礼節であると言えども、京都で心のこもった… 続きを読む
菖蒲の節句とちまき
端午の節句といえば男子。
男子とは、武将。
武将の象徴といえば、これ甲冑である。
お公家さんの京都には鎧は不似合いと思いきや、どっこい、立派な有職の兜が家々には飾られている。
平安時代の鎧兜は男子の晴れ着であったようだ。義経は宮中に出向く度に異なる… 続きを読む
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