京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

宇治茶ブランド その1

ペットボトル茶 伊右衛門VS若武者

ペットボトル茶のCMが目に止まった。

♪夏も近づく八十八夜・・・。そろそろ初摘みの時季だ。
立春からかぞえて八十八日目にあたる日で、今年は皐月(さつき)二日の本日である。おりしも今日は「お茶壷道中」として、建仁寺から八坂神社まで「宇治の新茶の献上行列… 続きを読む

八十八夜 お茶壷道中 宇治の新茶の献上行列 伊右衛門 緑茶若武者 茶農家 製茶工場 茶

おちゃわん屋 樂焼

シチュエーション別喫茶店選択法

「樂焼 おちゃわん屋」 との古びた暖簾が架かっている。
格子戸越しには、その暖簾が玄関先の濡れた飛び石に届きそうな長さにみえる。
犬矢来を横目に進むと、その隣地に「楽美術館」がある。

「伝統とは単に守り踏襲していくものではない。伝統の中に何を見よ… 続きを読む

樂焼 楽美術館 樂家 聚楽第(じゅらくだい)  桃山文化 聚樂焼 今焼 樂吉左衛門

葵祭 斎王のお歯黒とふたば葵

雲が愛宕さんへ参ると雨、お稲荷さんに参ると晴れ

葵祭 斎王のお歯黒とふたば葵
5月15日の天候が気になりだしてきた。何があるか?「葵祭」である。
古来より京都では、「雲が愛宕さんへ参ると雨、お稲荷さんに参ると晴れ。」と言い習わされている。従って、前日の雲の様子… 続きを読む

葵祭 斎王代 斎王代行列 お歯黒 ふたば葵 葵楓 あおいかつら 下鴨神社 上賀茂神

どこで愛でるか花菖蒲 その1

東なら平安神宮神苑か。西は梅宮大社だ。

どこで愛でるか花菖蒲 その1
葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。
まずは花菖蒲である。
杜若とバトンタッチをするかのように咲きは… 続きを読む

花暦 花菖蒲 紫陽花 杜若 黄菖蒲 平安神宮神苑 東神苑 中神苑 西神苑 南神苑 澄心亭

街角探検にみる景観保存

歴史と生活者が共存、共生し、ギャップの中に魅力的な新たな時代空間を

梅の花が満開となり桜の蕾が膨らみ出すと、日々の緩み出した空気が肌で感じられるようになる。
部屋の中に居るより外気が恋しくなって、宛てなく小路を歩きだしてしまう。

見慣れた通りをブラブラ歩くだけでも、普段の目線を少し上下に変えてディティールを気にし… 続きを読む

石碑 近江屋 酢屋 池田屋騒動の碑 坂本竜馬 中岡慎太郎

市井の京風情/桂女・大原女

巷では働き者が京女だった

「東男に京女」とは最高の取り合わせを表したものであるが、東男を引き合いに出しているところからすると、江戸期以降の評価であろう。
その頃であれば、京女は、舞妓さんや嶋原の大夫を筆頭とする花街の女性を指していたものか。
平安の都の時代から考えると、京女… 続きを読む

大原女まつり 大原女まつり 寂光院 勝林院

春祭最後の嵯峨祭

権者の栄枯盛衰、民の祭りはしなやかに強かに

春祭最後の嵯峨祭
春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。
歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を覚え… 続きを読む

春祭 嵯峨祭 嵯峨祭 愛宕山大権現 嵯峨祭行列絵巻 野宮神社 愛宕神社 大覚寺 嵐亭 嵯

御霊さんで一初を 大田ノ沢で杜若

春祭 いずこであやめか 杜若

御霊さんで一初を 大田ノ沢で杜若
葵祭も終わり、今年の春祭も終盤を迎える。

日曜日と重なった15日は、洛中洛外、京都はお祭り一色だった。
上賀茂神社・下鴨神社では葵祭、西陣の今宮神社では今宮祭、車折神社では嵐山三… 続きを読む

花暦 春祭 文目(あやめ) 黄菖蒲(きしょうぶ) 花菖蒲 杜若(かきつばた) ジャーマン

京の仕出し屋 その二

出汁巻き玉子の味を伺えば、その仕出し屋の料理の味付けの全てが解る

来客予定の持て成しに、仕出し屋で懐石膳を注文すると、先付、八寸、造り、吸い物、焼き物、揚げ物、酢の物、蒸し物、ごはん、水物と勢ぞろいする。

来客があった場合、できる限りの腕を振るって温かい料理でもてなすのが礼節であると言えども、京都で心のこもった… 続きを読む

慶弔事 来客 懐石膳 板前

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24人の料理人と素材が織り成す京料理を堪能してください。職人それぞれの想いと歴史が詰まっています。

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