この季節のお奨めコラム
葵祭 路頭の儀 本列とは
葵祭というと、十二単の斎王代と華やかな女人列に話題と目線が集中し、王朝風俗の優雅な伝統を偲ばれる方が多いが、本来、路頭の儀は勅使列が本列であり、斎王代・女人列は付帯しているもので… 続きを読む
旬の桜を求めて
車で花見に出かけるのは渋滞と駐車場の空車待ちで大変である。
ところが、ウィーデーに京都の郊外で花見をするなら、意外と快適である。
先週は満開盛りの枝垂れ桜を、「地蔵禅院(曹洞宗地… 続きを読む
春祭最後の嵯峨祭
春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。
歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を覚え… 続きを読む
京都 芸能の神
桜にはもう一息の春分の日に、遅咲きの梅が満開だと聞いて、急遽梅津にある梅宮大社へ出かけた。
「梅の宮」に相応しい社紋は「梅の花」と思いきや、橘氏の氏神であったことから、梅宮大社に… 続きを読む
宇治茶ブランド その2
家庭で「やかん」を使っている光景が見れなくなっている。
若い人の所帯では「急須」がないところも増えている。
茶の葉が家庭で使われなく成りだしているのだ。ペットボトル茶かティーバックか、粉末茶に様変わりしているのだろうか。
総務省家計調査によると… 続きを読む
葵祭の前儀 賀茂競馬会
京都三大祭のひとつで最も歴史のある祭が葵祭であることは誰もが知る。
その葵祭の路頭の儀、所謂王朝絵巻といわれる行列の本列、つまり主人公は斎王列ではなく勅使列であるというと、何人か… 続きを読む
どこで愛でるか花菖蒲 その1
葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。
まずは花菖蒲である。
杜若とバトンタッチをするかのように咲きは… 続きを読む
おちゃわん屋 樂焼
「樂焼 おちゃわん屋」 との古びた暖簾が架かっている。
格子戸越しには、その暖簾が玄関先の濡れた飛び石に届きそうな長さにみえる。
犬矢来を横目に進むと、その隣地に「楽美術館」がある。
「伝統とは単に守り踏襲していくものではない。伝統の中に何を見よ… 続きを読む
京の大仏さんを訪ねて
「ときは、桃山 天下を夢みた絵師がいた。時代を駆け抜け、伝説となった。」
このコピーに吸い込まれ、東山七条界隈で過ごす日曜日とした。
等伯に、秀吉に、京の大仏を訪ねる一日であ… 続きを読む
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