京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

市井の京風情/桂女・大原女

巷では働き者が京女だった

「東男に京女」とは最高の取り合わせを表したものであるが、東男を引き合いに出しているところからすると、江戸期以降の評価であろう。
その頃であれば、京女は、舞妓さんや嶋原の大夫を筆頭とする花街の女性を指していたものか。
平安の都の時代から考えると、京女… 続きを読む

大原女まつり 大原女まつり 寂光院 勝林院

御霊祭

鎮魂の祈り、豊穣祈願、春祭りは続く。

御霊祭
京都の五月は葵祭で半月が過ぎてゆく。

その間も、藤森神社の藤森祭に伏見稲荷の還幸祭、松尾大社の松尾祭に今宮神社の今宮… 続きを読む

春祭 御霊祭 上御霊祭還幸祭 神輿渡御の儀 応仁の乱 御霊会(ごりょうえ) 剣鉾 当家(

御霊さんで一初を 大田ノ沢で杜若

春祭 いずこであやめか 杜若

御霊さんで一初を 大田ノ沢で杜若
葵祭も終わり、今年の春祭も終盤を迎える。

日曜日と重なった15日は、洛中洛外、京都はお祭り一色だった。
上賀茂神社・下鴨神社では葵祭、西陣の今宮神社では今宮祭、車折神社では嵐山三… 続きを読む

花暦 春祭 文目(あやめ) 黄菖蒲(きしょうぶ) 花菖蒲 杜若(かきつばた) ジャーマン

春祭最後の嵯峨祭

権者の栄枯盛衰、民の祭りはしなやかに強かに

春祭最後の嵯峨祭
春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。
歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を覚え… 続きを読む

春祭 嵯峨祭 嵯峨祭 愛宕山大権現 嵯峨祭行列絵巻 野宮神社 愛宕神社 大覚寺 嵐亭 嵯

宇治茶ブランド その2

茶は唯の飲料水ではない、文化を飲む

家庭で「やかん」を使っている光景が見れなくなっている。
若い人の所帯では「急須」がないところも増えている。
茶の葉が家庭で使われなく成りだしているのだ。ペットボトル茶かティーバックか、粉末茶に様変わりしているのだろうか。


総務省家計調査によると… 続きを読む

大茶会 闘茶 茶の湯 抹茶道 煎茶道 茶農家 茶師 茶商 覆下栽培 宇治流手もみ製法 宇

どこで愛でるか花菖蒲 その2

梅から三月百花繚乱で夏まじか

どこで愛でるか花菖蒲 その2
池泉回遊式庭園で花菖蒲を愛でられるのは、平安神宮や梅宮大社だけではない。
梅宮大社からなら新丸太町通を目指し、蓮の寺と… 続きを読む

花暦 花菖蒲 池泉回遊式庭園 紫陽花 偃柏槙 きゅうり封じ 京都市右京区花園扇野町49 

続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第の遺構とお土居

お土居が守った願叶わぬものを思い巡らす

続 秀吉が京都に残したもの 聚楽第の遺構とお土居
障壁画「聚楽第図」や「聚楽城図」にも描かれている「梅雨の井」は、千利休が聚楽第での茶の湯に使った井戸水といわれている。

梅雨になると井戸の水位が上がり、溢れ出すことからその名が… 続きを読む

文化遺産 お土居 梅雨の井 聚楽第 聚楽第跡考定図 大徳寺唐門 飛雲閣 寺町 天正の地割

京の仕出し屋 その一

京料理や京割烹の味を居ながらにして味わえる文化を残したい

京の街角を歩くと、「料理・仕出し」という看板や暖簾を見かけるだろう。

戦後の核家族化や住宅事情の変化、節句などの歳時記における祝い事や、宗教への接し方が希薄になり、「仕出し」というもの、そのものを利用する機会が減っている。そのため、その機能をどう… 続きを読む

仕出し屋 幕の内弁当 松花堂 懐石膳 菱岩 辻留

SAKURA 2008 No.2

さくら咲いた

SAKURA 2008 No.2
サクラ、さくら、桜の毎日が過ぎて行く。
四月第一週前半に、一斉と言って良いぐらいに、何処もが見頃となった。
週半ばには満開の知らせも多く、週後半には散る花まで出る具合だった。
花… 続きを読む

花見 桜 春京都 阿亀桜 糸桜 千本釈迦堂 水火天満宮 本満寺 近衛邸跡 祇園円山

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[Special Issue]京料理の職人たち

24人の料理人と素材が織り成す京料理を堪能してください。職人それぞれの想いと歴史が詰まっています。

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