京の人の日々の暮らしや文化をコラムと写真で紹介します。

この季節のお奨めコラム

京の蛍

京にほたる、御所に舞ってこそ都

京の蛍
夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。ホタルが多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながらホタルが飛んでいくのも面白い。雨など降る… 続きを読む

蛍狩り 枕草子 蛍火の茶会 糺の森納涼市 下鴨神社 糺の森 輪橋(そりばし) 上賀

鱧食べ 行こう

鱧まつり 梅雨明けどきが 盛りなり

山鉾巡行が済むと、祇園祭は終わったように話されるが、これは大間違いだ。
17日の巡行日から24日の花傘巡行までの1週間が、祇園祭の真只中なのだ。

つまり、八坂神社の神輿が御旅所に「おいで(神幸祭)」になるのが17日で、「おかえり(還幸祭)」になるのが24日… 続きを読む

巻寿司 鯖寿司 ちらし寿司 鱧寿司 鱧づくし 骨切り とろ鱧 活鱧 鱧ざく 焼

知られざる祇園祭 / 前(さき)の祭り

山鉾巡行の夜に 祇園の神が鴨川を渡る

「ハモ落とし」が夏の京料理の代表であることから、祇園祭を別名「鱧祭」とも呼ぶ。そして、祇園祭と言えば山鉾がすっかり看板となり、山鉾巡行が京観光の顔のひとつとして定着している。

ところが、この山鉾を鴨川の東で未だかつて見たことがない。
祇園町でも、… 続きを読む

祇園祭 鱧祭 三若神輿会 四若神輿会 錦神輿会 無言参り 御霊会 八坂神社 素盞鳴尊 櫛

後祭を追っかけて 前編

もうはまだなり、まだはもうなり、後の祭り

後祭を追っかけて 前編
「祇園祭も終わりましたな。」と、大阪からの来客者の挨拶である。
「とんでもおへん。山鉾巡行が済んだだけですがな。」と、前祭(さきのまつり)と後祭(あとのまつり)の説明をひとしきりする… 続きを読む

祇園祭 前祭 さきのまつり 後祭 あとのまつり 花傘巡行 おかえり 還幸祭 御霊遷し 八

祇園祭 後祭の花笠巡行

伝統文化の大義を効率理性から守りたい

祇園祭 後祭の花笠巡行
以前にも触れたが、祇園祭の起源に遡ると、24日の還幸祭が最も重要な祭礼である。
17日の神幸祭で氏子町の御旅所においでになった神様が、単に八坂さんへお帰りになる日ではないからだ。

2… 続きを読む

後祭 祇園祭 還幸祭 花笠巡行 オハケ 京都市中京区御供町 八坂御供社 御旅所 神泉

スローインテリア / 京すだれ

簾の結界は癒しを届けてくれる

簾(すだれ)をはじめとするスローインテリアに、これ程の反響があるとは思いもしなかった。
そこで、も少し足を踏み入れて記すことにしたい。

日曜大工センターに「簾」は並んでいるが、専門商となると、全国では50軒位しか製造販売をしていないようだ。とりわけ… 続きを読む

簾 琵琶湖の葭 葦 座敷簾 洛西の真竹 西陣織 御簾 京簾 亀甲編み 葵編み 川

祇園祭 異文化とのであい

異端の新モノも時経てばいつしか古きものに

祇園祭 異文化とのであい
山鉾はいったい我々に何を受け継げといっているのだろう。
動く美術館とも言われる山鉾の神賑わいなのか、その美術館に飾られている往古の懸装品などの美術品なのか。
勿論その両方と誰もが… 続きを読む

祇園祭 懸装品 応仁の乱 祇園御霊会 鯉山 孟宗山 鶏鉾 霰天神山 長浜曳山祭 鳳凰山 白

後祭を追っかけて 後編

ホイットホイトおみこっさん、「よぉ〜さぁの」で、祭も幕

「おみこっさん、きゃぁはったで〜」と、
奥にいる家族への声かけが聞こえる。うなぎの寝床から駆け出してきた家族は神輿に向かって頭を垂れていた。
大宮通から三条通を経て、御供社から堀川通、新町通界隈で幾度となく見かけた情景である。

烏丸通や四条通の大… 続きを読む

祇園祭 後祭 中御座 東御座 西御座 ナリカン(鳴り環) ナガエ(轅) 夏越祓 茅の輪 チマ

祇園祭三若の吉符入り

疫病退散に立ち向かう男の覚悟

祇園祭三若の吉符入り
祇園祭といえば、誰もが山鉾巡行と口を揃える。日本三大祭の一つとして挙げられ、コンチキチンと、人々に愛される祭であることは嬉しい限りで、願ってもないことだ。
しかし、室町時代以前に… 続きを読む

祇園祭 吉符入り 三若神輿会 三若 財団法人祇神会 牛頭天王 、御霊会 中御座 東御座

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