この季節のお奨めコラム
菖蒲の節句発祥の地 藤森神社
春祭酣(たけなわ)と言う使い方をするので、春祭(はるまつり)とは春に行われる祭りの総称であると誰もが理解している。
更に、日本国語大辞典にあるように、「その年の豊作と、悪疫の流行を… 続きを読む
どこで愛でるか花菖蒲 その1
葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。
まずは花菖蒲である。
杜若とバトンタッチをするかのように咲きは… 続きを読む
料理の神のまつり / 吉田神社 山蔭祭
吉田神社は、清和天皇貞観元年4月(西暦859年)、従三位四条中納言藤原山蔭卿(ふじはらやまかげきょう/824〜888)が、春… 続きを読む
葵祭 斎王のお歯黒とふたば葵
5月15日の天候が気になりだしてきた。何があるか?「葵祭」である。
古来より京都では、「雲が愛宕さんへ参ると雨、お稲荷さんに参ると晴れ。」と言い習わされている。従って、前日の雲の様子… 続きを読む
旬の山菜とお番菜
山菜は天ぷらにするか、酢の物にするかで、一番の季節感を味わえるように思っていた。
ところが、サラダが最も美味いと聞いた。何はともあれ、山菜サラダを作ってみることにした。勿論我流である。
まず、うど・こごみ・ワラビ・たらの芽・ぜんまいを大鉢に盛り… 続きを読む
旬の桜を求めて
車で花見に出かけるのは渋滞と駐車場の空車待ちで大変である。
ところが、ウィーデーに京都の郊外で花見をするなら、意外と快適である。
先週は満開盛りの枝垂れ桜を、「地蔵禅院(曹洞宗地… 続きを読む
葵祭 雅と勇壮
いよいよ葵祭が迫ってきた。
京都三大祭のひとつである葵祭は、一番歴史が永く、かつ誉れ高き由緒をもつ祭である。
祇園祭は最もポピュラーであるが、その起源は貞観11年(869)で、下京の… 続きを読む
続 醍醐寺枝垂桜を歩く 三宝院・霊宝館編
伽藍をあとに、仁王門を背にして桜馬場を三宝院へと歩く。
霊宝館塀沿いののっぽの枝垂桜に目が行く。天に向かう枝は昇り龍のように見えた。
真言密教の守護神は「清瀧権現」だそうだ。
… 続きを読む
市井の京風情/桂女・大原女
「東男に京女」とは最高の取り合わせを表したものであるが、東男を引き合いに出しているところからすると、江戸期以降の評価であろう。
その頃であれば、京女は、舞妓さんや嶋原の大夫を筆頭とする花街の女性を指していたものか。
平安の都の時代から考えると、京女… 続きを読む
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