この季節のお奨めコラム
御霊さんで一初を 大田ノ沢で杜若
葵祭も終わり、今年の春祭も終盤を迎える。
日曜日と重なった15日は、洛中洛外、京都はお祭り一色だった。
上賀茂神社・下鴨神社では葵祭、西陣の今宮神社では今宮祭、車折神社では嵐山三… 続きを読む
どこで愛でるか花菖蒲 その1
葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。
まずは花菖蒲である。
杜若とバトンタッチをするかのように咲きは… 続きを読む
京の仕出し屋 その一
京の街角を歩くと、「料理・仕出し」という看板や暖簾を見かけるだろう。
戦後の核家族化や住宅事情の変化、節句などの歳時記における祝い事や、宗教への接し方が希薄になり、「仕出し」というもの、そのものを利用する機会が減っている。そのため、その機能をどう… 続きを読む
秀吉が京都に残したもの
初夏の光の風を受けながら横断歩道の信号が変わるのを待つ。
東山七条の交差点である。右前方の勅使門は智積院、左前方の土塀は妙法院である。
その間の広い坂道が東山連峰に向かっている。坂をあがると、両脇は京都女子学園の敷地で、校舎が並ぶ。平日なら通学の… 続きを読む
旬の桜を求めて
車で花見に出かけるのは渋滞と駐車場の空車待ちで大変である。
ところが、ウィーデーに京都の郊外で花見をするなら、意外と快… 続きを読む
料理の神のまつり / 吉田神社 山蔭祭
吉田神社は、清和天皇貞観元年4月(西暦859年)、従三位四条中納言藤原山蔭卿(ふじはらやまかげきょう/824〜888)が、春… 続きを読む
SAKURA 2008 No.3
SAKURA 2008 No.1
皐月の葵祭 前儀 流鏑馬
「鴨川をどり」が先斗町歌舞練場で開幕されると、同時に「床びらき」である。
鴨川、貴船の皐月(さつき)一日の歳時である。
… 続きを読む
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